スラックのレザースニーカーは合皮なのに蒸れず、少しの雨なら問題なし!

スニーカーといえば、ナイキやコンバースなど思い浮かぶと思いますが、ちょっと大人向けのスニーカーを探しているのだとしたら、スラック「リベリオ レザースニーカー」がオススメです。スニーカーはカジュアルアイテムの定番。機能性やデザインが重視され、シルエットは二の次です。

アイテムの特徴として仕方ないことですが、足元はコーディネートの土台です。スマートな靴は、それだけで印象を一段引き上げてくれます。今回紹介するスラックの「リベリオ レザースニーカー」がオススメなのは、その「シルエット」と「素材感」にあります。かつ、履き心地も機能性も備えた良品です。

シルエットとデザイン

スラック・ブランドのシューズ全般にいえることですが、ラスト(靴の先端)のシルエットが細身になっており、シュッとしたスマートな印象のデザインとなっています。細身のスニーカーとして有名なコンバースと比べても遜色ないといえるでしょう。

(左がスラック リベリオ レザースニーカー/右がレザータイプ・ハイカットのコンバース)

また本アイテムは、シューレース(靴ひも)部分のデザインが一風変わっています。ジャケットやシャツなどでたまに見られる「比翼仕立て」のように、靴紐を通す穴が見えないように外羽根が備わっているのです。

(外ばねが跳ね上がらないように細身なシューレースを使用。細かな気配りが見て取れる)

ちょっと見慣れないかもしれませんが、穴を見えなくすることで見た目の印象をスッキリさせてくれています。またベロが固定されていて、靴ひもなしでも履ける2Way仕様も嬉しいところ。あまり無いデザインですが無意味な「奇抜」さというわけではないので、このスニーカーならではの趣に一役買ってくれています。

マイクロファイバーレザーとは

本アイテム、素材はアウトソールがラバー、メインの素材にはマイクロファイバーレザーが使われています。「マイクロファイバーレザー」とは、大枠では合成皮革[フェイクレザー]に分類されます。しかし、ただのフェイクレザーではありません。

一般的なフェイクレザーは、本革(レザー)に見た目を寄せたモノが多いですが、こちらは極細の繊維によって本革の見た目だけではなく『構造』を模した素材。ハイグレードなフェイクレザーといったところでしょうか。「そうは言われてもどう違うの?」と思うかもしれませんが、普通のフェイクレザーと一番違うのは通気性。

筆者の印象では通常の合革といわず、本革の靴よりも履いていてムレを少なく感じました。また、通気性を持ちながらもマイクロファイバーレザーは耐水性にも優れているのがスゴいところ。雨に濡れても浸水しません。実際、筆者は少しの雨の日にはこちらのアイテムなどスラックのマイクロファイバーレザーの靴を愛用しています。

そして濡れた後の手入れも特に不要。布製のスニーカーのように水が染み込むこともなく、本革などと違い、シミになることがありません。レザーのドレスライクな印象に機能性も備えた、いいとこどりの素材といえます。

サイズ感と履き心地

(左がスリッポンタイプ/左がリベリオ。装飾性の薄いスリッポンにはシボ加工が施され、逆にスニーカーは落ち着いたスムースレザーが使用されている)

筆者は通常GUの靴ではものによって26cmか、27cmを選択。コンバースでは26.5cmを履いています。こちらのアイテムでは、26.5cmをチョイスし、ちょうどいいサイズ感でした。ちなみに筆者はスラックのスリッポンでは26cmを履いています。

スリッポンはピッタリでないと厳しいですが、本アイテムは靴ひもである程度調整できるので、すこしゆとりをもってサイズを選んでもいいでしょう。インソールもしっかりとクッション性があり、履き心地良く、長時間履いても疲れにくさを感じます。

またやわらかいスムースレザー調の素材感となっており、本革のように「履き慣らす」ような必要もなく、最初からストレスレスに履くことができます。スニーカーというと子どもっぽい印象になりがちですが、本アイテムは細身のスマートなシルエット、そして、レザー調の素材感でそういった印象が見事に払拭されています。

革靴までカッチリしたくないけれど、子供っぽくしたくない……そんな特にベストな選択のシューズとイチオシできます。価格は1万1664円(税込)。値段も手頃でオススメです。

Nazy

この記事を書いた人

Nazy

身長170cm 体重65kg 靴26-26.5cm(コンバース・オールスターは26.5cm)

アラサーからアラフォーになりつつある、シンプル&ベーシック好き。 「地味過ぎず」「行き過ぎない」でどう差別化するのかを楽しく模索中。 人見知りの人好き。根はインドア。ファッションを好きになり、ちょっとアクティブになれたことに感謝している。