高原価率を誇る受注生産ブランド「ソーシャルウェア」でスウェットシャツを注文してみた。

今回筆者が紹介するのはソーシャルウェアのリラックスクルーネックスウェット定価4320円(税込)です。

そもそもソーシャルウェアは日本製、ハイグレードな素材、自社生産ライン、完全受注生産、セールなし、店舗なしのEコマース特化ということで、55%前後の高原価率を誇るというユニークなブランド。

通常のメーカーの原価率が20%~30%であることを考えると、高品質であることが期待できます。また、受注生産といっても、注文してから2日後に発送され、1週間程度というスピードで手元に届きました。

このスウェットも旧式の「アズマ」編機で生産した生地を使用しており、適度な厚さとふくらみと柔らかさを兼ね備えた素材を使っています。試しにネットで旧式の「アズマ」編機で生産された生地を使っているスウェットを調べたら値段がこの製品の約2倍ほどでした。

ペールトーンのピンクが春にぴったり

このスウェットで私が一番気に入っているところはその色です。今回ピンクを購入したのですが、派手過ぎず、蛍光色ではないペールトーンのピンクで春先に男性が着てもおかしくないような落ち着きのある色です。

筆者のワードローブのアウターは黒などモノトーンが多いのですが、春先に黒はちょっとイメージが重い感じです。しかし、だからといって春用に明るい色のアウターを追加で買うのは予算的に厳しいといった場合があると思います。

春っぽさを出すために、モノトーン系のアウターのインナーとして着るのにこのピンクのスウェットはちょうどよいのではないでしょうか?

オーソドックスなデザイン

デザインはごく一般的なスウェットと同じですが、細かいところを見ていきましょう。まず、襟と袖と裾のリブですが、ちいさなギャザーのあるしっかりとしたリブが付いています。

襟はZARAの4000円程度のスウェットのリブに比べると長くてしっかりした印象です。ZARAのスウェットの襟が1.7cm程度ですが、ソーシャルウェアの方は2.6cm程度あります。

また、袖のリブと裾のリブはZARAに比べて数ミリ長くて、それぞれ6cmと6.6cmほどあります。リブのつけ方ですが、それぞれステッチが入っていて丁寧に作られていると感じます。


(ソーシャルウェア(上)とZARA(下)の襟の比較、)


(袖のリブ)


(裾のリブ)

袖のつけ方はセットインスリーブで、袖が肩に対してまっすぐ直角につけられています。これはZARAのスウェットも同じです。


(セットインスリーブ)

シルエットはZARAに比べて若干ゆったり目です。同じLサイズで比較してみましたが、ZARAの方が身幅が細く、丈は同じくらいでした。

サイズ感と重さ

着た感じはゆったり目で肩が落ちます。ただ、GUなどのビッグサイズのカットソーほど大きくはありません。ちょっとだけゆったりしている感じです。重さはスウェットとしては比較的薄手の生地を使っている感じで、軽いです。

各サイズの寸法は以下の通り。S サイズは着丈:69.5cm、身幅:57cm、肩幅61cm、袖丈:53cm。Mサイズは着丈:71cm、身幅:59cm、肩幅63cm、袖丈:54cm。Lサイズは着丈:72.5cm、身幅:61cm、肩幅65cm、袖丈:55cmです。

筆者は169cm・73kgですが、Lサイズでちょっとゆったり目です。ただし、数値で分かるように肩幅がだいぶあるので、肩が必ず落ちるため、見た感じのゆったり感はあります。

洗濯について

洗濯の表示は、液温40度で手洗い可能、日陰の吊り干し推奨、110度でスチームなしアイロン可能、弱いドライクリーニング可能、弱いウエットクリーニング可能、タンブル乾燥NG、漂白剤NG、となっています。

手洗い可能とありますが、ちょっとやんちゃに洗濯機で洗ってみましたが、色落ちもありませんし、縮むこともありませんでした。また、乾かすときに普通につるして乾燥すればシワにもなりませんでした。


(洗濯タグ)

ごとりん

この記事を書いた人

ごとりん

身長169㎝ 体重73㎏ 靴26.5㎝

アビレックスのミリタリー物の服をしこたま買い込んだ後にMBさんのドレカジバランス理論に出会い自分のアメカジてんこ盛りのワードローブに茫然&愕然とするも、黒スキニーから出直してなんとかもち直した、あるいは開き直ったファッションに遅咲きの54歳。