話題の新ブランド「ソーシャルウェア」のシャツはユニクロを超えるのか?

2017年から流行中のオープンカラーシャツ。街で着ている人も多く見かけます。シャツですが通常のシャツと違い襟が寝ているぶんカジュアルな印象があります。

いま話題の新ブランド「ソーシャルウェア(SOCIAL WEAR)」からも発売されたので早速紹介したいと思います。

艶のないオープンカラーシャツ

筆者がこのオープンカラーシャツを見て最初に思ったことは、艶がないのにカジュアルじゃないということ。オープンカラーシャツはアロハシャツを思い浮かべるとわかりやすいのですが、ドレスシャツのデザインから逸脱しているので、カジュアルになりがちです。

そこで多くのブランドは艶のある生地を使ってドレスライクに仕上げています。
※ドレスとカジュアルについてはこちらから : http://www.neqwsnet-japan.info/?p=1810

しかし、ソーシャルウェアは艶のない生地を使っているのですが、肉厚で落ち感が強くシワができにくいのでそこまでカジュアルな印象になりません。

その秘密はジョーゼット生地にあります。ジョーゼットとはわかりやすく言うとちりめん織です。細かいシボがある生地で柔らかく絹で作られた生地はドレスなどに使われたりします。

デザインはベーシックだが考えられている

デザインはベーシックなのですが、そのおかげでカジュアルな印象を強くせず合わせやすくなっています。ここで色々デザインをすると安っぽくなってしまうのでこれは正解だと思います。

身幅はサイズ2で57.5cm、着丈は73cm、肩幅50cm、袖丈60cm。身幅はゆったりしていて着丈もロングコートのインナーにしても問題ない少し長め、袖幅は少し細めなので身幅の割にはすっきりとした印象になります。

筆者はユニクロUのオープンカラーシャツも持っているのですが、同じサイズ2相当で身幅のゆったり具合は変わりませんが、襟の開き具合がソーシャルウェアのシャツの方が大きいです。

これは半袖とは違い中にタートルネックやモックネックなどを重ね着できるようになっているからだと考えられます。ユニクロUは半袖なので袖幅については比較できません。

シンプルなシャツなのでボタンにはコストをかけてほしいのですが、残念ながらプラスチックボタンです。ボタンが安っぽいと全体までチープに見えるのですが、そこまで安っぽい感じではありません。

裾は前が少し短く、後ろが長いデザインになっています。色の展開はブラック、ネイビー、グリーン、ブルー、ワインレッドです。ブラックやネイビー以外でも落ち着いた色なのでどの色でも合わせやすいです。

ユニクロよりは少し高いが選ぶ理由はある

ユニクロUのオープンカラーシャツは2990円(+税)。ソーシャルウェアは4104円(税込)とその差は約1000円。1000円の差はありますが、1000円高くてもソーシャルウェアを選ぶ価値はあります。このジョーゼット生地が肉感もあって肌触り良く筆者は気に入っています。

ユニクロの生地もよいもので、はっきり言って甲乙つけがたい出来だと思います。しかし、ユニクロより色展開が豊富なこと、この1点において、ソーシャルウェアの勝ちとします。

1枚でも着られて、コートのインナーにも使えて、セットアップのインナーにも使える使い勝手のいいオープンカラーシャツを1枚いかがでしょうか。

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