3シーズン着用可能で10年使えるソフネットのダウンベスト

微妙な気温から真冬まで。ダウンベストは本当に使えるアイテム

みなさんダウンベストはお持ちですか。ダウンベストは夏を除いた3シーズン活躍するアイテムです。寒暖差の大きい季節から真冬まで、いつものコーデに加えるだけでイメージを大きく損なうことなく着用できるので一枚持っておくと大変便利です。

また、軽くて暖かい素材は元を辿ればアウトドアから派生したもの。ゆえに丈夫で機能性も十分に見込めます。さらに、ジャケットやレザーといった秋物のアウターの上に羽織れば、冬の気温にはちょっと頼りないアイテムも延命することができ、コーディネートの幅を広げてくれます。

ダウンベストのメリットを紹介しましたが、素材によってピンからキリまであります。今回は、数あるダウンベストのなかでもとくにおススメしたい、ソフネットのダウンベストを紹介します。

確かな保温性と使い勝手

ダウンベストに苦手意識のある方は、単体の見た目、つまり「袖がないから寒そう」といったイメージが先行しているはずです。

でも実は腕がカバーされていなくても、胴体を温めれば、手をポケットにさえ入れてしまえば、冬でも快適に過ごすことができ、温暖な地域であれば真冬でも凌げます。


(※左がAUTHENTIC、右がCAMOUFURAGE)

ご紹介するソフネットのダウンベストはロングセラーでこれまで色々なモデルが販売されています。写真左が「AUTHENTIC」と呼ばれるモデル、右が「CAMOUFURAGE」です。

大まかにポケットの形状や表面の素材に差があります。今回は2つのモデルを並行して見ていきます。

まず初めは暖かさに直結する素材の紹介から。ベストの中はダウン90%にフェザー10%と申し分なく、着用してすぐ暖かく保温してくれるのは嬉しい限り。

(※AUTHENTICのパッチポケットには横から取り出し口も)

また、男性はバッグを手に持たない方も多く、冬はポケットに手を突っ込んで歩いている姿をよく目にします。このような使い方にもダウンベストは最適です。

写真のようにポケットの大きさは十分にあります。 AUTEHNTICは写真のスマホのように横位置から入るポケットと、その上にマジックテープでフラップのついたポケットがあります。こちらは上が入口です。

(※AUTHENTICの内ポケット。 両モデルともに内ポケあります)

内ポケットも備えており、サイズは横12cm×縦17cmで、長財布も収容可能で手ぶらでもOKです。ちょっとコンビニへ行ってくるというときにも重宝するでしょう。

しかも内ポケットにモノを入れたからといて、ダウンベストは元々がモコモコした素材ですよね、シルエットが大きく崩れることはありません。

確かな品質とサイズ選び

(※左がAUTHENTICの表地、右がCAMOUFURAGEの裏地)

表面、裏地ともに汚れがつきにくいテフロン加工がされたポリエステル100%、撥水加工も施されています。ナイロン素材にありがちなテッカテカな光の反射はせず、マットな仕上がりで上品なイメージです。

もともとアウトドアから派生したアイテムであることから、防寒のため襟が高くなっています。首元は温度を感じやすい部分ですので、ここを暖かくすれば体感温度はグッと高まります。また、顔の周りに高い襟が重なることで、小顔効果も見込めます。

縫製も非常に丁寧です。縫い目から羽根が出てくるようなこともありません。ダウンといっても昔のイメージでよくある「ボンレスハム」のような縫い目とダウン部分の厚さに差はありません。

ボリュームが控えめなのでシルエットはとてもスッキリと見え、でもダウンがしっかりと暖かいのが好印象です。

また、このダウンのボリューム感は体型を隠すこともできるのです。痩せた人であればボリュームを出した印象になれるし、膨らんだ素材感はお腹周りを隠してくれるので、太った人にも効果的です。

ボタンとジップの色はシルバーで、ジップはriri製です。ririとはスイスで創業されたジップメーカーで、歯が外れたり欠けることがまずないつくりとデザイン性が評価されていて、比較的価格帯の高い洋服等に採用されています。

写真のとおりダブルジップで、シルエットを自在に作ることができます。またボタンはSELEX製でこちらも高級感があります。ボタンを開け閉めする際に聞こえる独特の重厚感が所有する喜びを与えてくれます。

写真左は少し前のモデルですが、裾の部分に絞りを調整できるタイプもあります。裾を絞ることはほぼないでしょうが、絞っても外からは見えないよう考えられたつくりになっています。

(※肩回りは両モデルともほぼ同じ。同じ形状です)

写真のとおり肩周りは少し絞られていて、秋口のようにボリュームのないインナーの上から着ても違和感はありません。

重量は480gととても軽いです。サイズはSで総丈63cm、Mは65cm。身幅はSが51cm、Mが53cmです。実は当初厚めのニットの上にも羽織るだろうとMを購入していたのですが、もう少しタイトでもいいかなとSサイズを買いなおしています。

この辺は好みもありますが、170cm55kgでSがしっくりきます。仮にMを購入してもダウンにしてはボリュームが控えめなのでそこまで心配することはないですが、迷ったらひとつ小さめのジャストサイズがいいでしょう。

それでもレザーやジャケットの上から羽織るのに不都合はありません。

ソフネットのダウンベストは飽きが来ず、本当に長く使える一品

ソフネットのダウンベストはベーシックなものを選べば不必要な装飾もなく、飽きが来ません。過去には裏地や表面にプリント柄があるカジュアルなモデルもあるようですが、30代以上の大人の男性が着用するのであれば色の切替がないものがよいでしょう。オンラインストアではブラックとネイビーの2色展開です。

価格は5万3000円(+税)。「そんな高いの買えるかよ」という声が聞こえてきそうですが、ダウンベストは丈夫でそうそう買い換えるものではありません。この先5年10年、しかも3シーズン使えることを考えれば、お得な買い物と言えるのではないでしょうか。

価格が気になる人は、丈夫なアイテムですのでユーズド品を探すのもアリでしょう。撥水加工のテフロン素材は汚れがつきにくく色落ちもせず、かつ破れにも強いです。2~3年前のモデルであってもよい状態をキープしていることでしょう。

冬の寒さに向け、ダウンベストは必ずあなたの役に立ってくれるはず。この文章が一助となれば幸いです。

籠屋@CU2moro

この記事を書いた人

籠屋@CU2moro

身長169.8㎝ 55kg 靴26.0cm

平日はスーツ、土日祝のために私服を買い漁るのが至福な日々。 「お金をかけずにオシャレを楽しむ」がモットー、家からユニクロまで徒歩5分が自慢。

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