1990円で買えるユニクロ×アンダーソンのストライプマフラーをチェックしよう!

いよいよ本日発売のJWアンダーソンコラボ。絶賛は出来ませんが、良い物もいくつかありました。まずは「ストライプマフラー」からレビューしていきましょう。特に「何を買ったら良いか分からない!」という方には、最初にチェックしていただきたいアイテムですね。

ビビッドな色使いが目を引くコレクション オススメは「ストライプマフラー」

本日、9月22日に「UNIQLO and JW ANDERSON」として販売開始されたコラボアイテム。今シーズンのユニクロの有名デザイナーとのコラボは、イネスコラボに引き続き2度目になりますね。「JW ANDERSON」はロンドン発のブランドということで、今回のコレクションにはやはり英国トラディショナルな雰囲気が漂います。

そしてもう一つ注目すべきなのは、ユニクロコラボにしては珍しく、「デザイン性」があるということ。これまでのコラボは、ユニクロの通常ラインと差別化を図りつつも、比較的「誰もが取り入れやすいデザイン」を提案してきました。しかし、アンダーソンコラボでは、ビビッドなカラーや派手な柄のアイテムが目立ちます。

英国スタイルといえば、一般には「渋いクラシックな紳士」を想像されるかもしれませんが、意外にもそんな紳士達は派手色・柄を好んだりするもの。今回のテーマにもなっている「伝統と革新」の精神を重んじる英国人は、決して保守的なだけではありません。

とはいえ、やはり今回のコレクションにはなかなか取り入れづらい物も多い、というのが正直な印象。というわけで、派手なカラーや目立つ柄のアイテムは、「小物」で狙っていくのがオススメです。中でも「ストライプマフラー」は活躍してくれるでしょう。

「派手色・柄」は、マフラーなどの「小物」が取り入れやすい

そもそも、「派手色・柄」を取り入れるメリットは何か。簡単に説明すると、数年前までは、「ノームコア」というファッショントレンドの影響で、「シンプルなスタイル」が評価される傾向にありました。「無地の白Tシャツ」と「黒パンツ」などのスタイルは本当によく見かけたと思います。

しかし、時の流れとともに今では、やや「装飾性」が求められるようになってきています。シンプルなだけのスタイルは徐々に評価されづらくなっているのです。そこで、「派手色・柄」を取り入れるというのも、「ノームコアからの脱却」の一つのアプローチになります。

ですが、目立つ色・柄は「アウター」などの面積が大きい物では取り入れづらい。例えば今回のコレクションで言えば、「全面チェック柄のダウンジャケット」などですね。あれは一体誰が購入するんでしょうか……。しかし、そんな目立つ色・柄でも、「マフラー」などのような面積が小さい物であれば、一気に取り入れやすくなるのです。

鮮やかで発色の良いストライプ柄

英国的な柄といえば、やはり「ストライプ」。マフラーのカラーバリエーションは4種類ありますが、全てストライプ柄になります。柄だけ見れば非常にベーシックですが、ストライプの幅や色使いが目を引きます。

特に、色使いに関してはかなりビビッドですね。地味なコーディネートでも、このマフラを加えるだけで一気に華やかさが生まれます。私が選んだのは「65 BLUE」。非常に鮮やかなブルーで、発色も綺麗です。

他の色も良かったですが、「19 WINE」だけは少し注意です。明度が低いボルドーカラーがベースなので、「なんだ、使いやすいじゃん!」と思うかもしれませんが、ストライプの幅も狭く、色の切り替えが目立ちにくいので、「脱地味」効果は他に比べて薄いです。

また、ボルドーカラー自体も他の色に比べると、やや発色が悪く感じました。同コレクションの「エクストラファインメリノボーダークルーネックセーター」では、ボルドーでも綺麗でしたが……。

素材についても見ていきましょう。素材は、アクリル64%、ナイロン19%、毛17%。タグを見る限りでは、ヒートテック機能も備わっているようです。「手洗い」表示があるので、家庭での洗濯も可能です。

生地には高級感は感じませんが、先ほどお伝えした通り、発色は鮮やかでなかなか綺麗。肌触りは良いわけではないですが、チクチクしたりなどはありません。チクチクといえば、「フェアアイルモックネックセーター」を思い出します。あれは、かなり首周りが痛かったですね……(笑)。

ボリューム感があまり出ないのが少し残念

一つ注意していただきたいのが、「ボリューム感」。生地感や肌触りなどは、価格を考えると納得できますが、これだけは少し残念。190×27cmというサイズなのですが、「幅」が狭く、ガッシリした生地ではないので、ややボリュームに欠けています。

「ボリュームがあるのと無いのではどう違うの?」と思う方もいるかもしれませんが、これがまた、かなり印象に差がついてしまうのです。ボリュームがしっかりあり、顔の周りがマフラーで覆われると、「小顔効果」が生まれます。このマフラーも「小顔効果」はありますが、できればもう少し大きくして欲しかったです……。

マフラーの端はこのように、フリンジになっています。この部分を含まずに、長さは190cm。長さはしっかりありますね。

コーディネート例、巻くときに気をつけたいこと

それでは実際に、このマフラーを巻いたときの印象の変化をお伝えできればと思います。黒のシングルライダースに、チャコールグレーのハイネックを合わせた、「地味」なコーディネート。私はこれでも好きですが、やはりもう少し華やかさがあったほうがいい。というわけで、今回のマフラーを加えてみます。

「ややボリューム不足気味」のマフラーなので、そこに気をつけながら巻いてあげると良いでしょう。例えば、以下のように巻くと、なんだか「物足りない」感じに思えるかもしれません。

これがダメなわけじゃないですが、やはり少し首元が寂しい。コレクションのLookなどでは、このように2つ折りにして巻かれていましたが、実際に巻いてみると少し頼りなく見えてきます。もともと「幅」を短く設定しているのも、このように縦のラインを作るように巻くことを想定しているのかもしれませんが。

したがって、このように折らずに開いて、ふんわりとボリュームが出るように巻いてあげると良いでしょう。ハリのある生地ではないので、なるべく潰れないように。少し地味に感じたコーディネートでも、こんな風にマフラーを一点加えるだけでグッと華やかさが生まれました。これで「脱地味」と「小顔効果」の両方を獲得できます。

おわりに

価格は1990円(+税)になります。派手な色や柄でも、このようなマフラーであれば、ずいぶん取り入れやすいでしょう。特に秋冬は「地味」になりがちなので、こういった小物を持っていると活躍してくれるはずです。「ストライプマフラー」は一枚持っておいて損はありません。

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