ロングコートの印象を激変させるSTUDIOUSのバイヤスカッティングスウェット

最近涼しく過ごしやすい季節に変わり店頭にも秋冬の服が増えて様々なファッションを楽しめる秋冬に向けて何を買ったらいいのか迷いますよね。

今回紹介するアイテムは秋は1枚でインパクト抜群、冬にジャケットやコートのインナーとして使い勝手のいい脱地味アイテムSTUDIOUSバイヤスカッティングスウェットを紹介します。

肉厚で他にはないカラーリング

まず始めにSTUDIOUS(ステュディオス)の簡単に説明をします。STUDIOUSはPB商品とセレクトブランド商品が半々の構成されているセレクトショップです。

デザイナーズブランドはファクトタムやサリバン、N.ハリウッド、ホワイトマウンテニアリング、ソフネットといったメジャーどころだけではなくエトセンスのような注目ブランドも含めた幅広い取り扱いが魅力です。本物のデザイナーズブランドとPB商品を実際に試着して比較できます。

今回、紹介するバイヤスカッティングスウェットはPB商品です。この商品の特徴はビッグシルエットで肉厚なコットン100%の生地です。筆者の持ってるチャンピオンのスウェットは厚みが約5㎜ですがこのスウェットは約1㎝と倍の厚みがありとても肉厚な生地で出来ています。

また前身頃はブラックベースにホワイト、グレー、ネイビーを合わせたカラーリングになっています。

後ろ身頃はブラック一色でシンプルなカラーリングです。前と後ろで違った印象になるため1枚で着用の際はそれぞれの姿を楽しめます。

最初は筆者もシンプルファッションが好みなので一見ちょっと派手でじゃないかと感じてしまいましたが、ただ派手にならないようにモノトーン、ダークトーンの配色になっており、パッと着て様になりやすいように考えられてデザインされていて、着るたびにこのカラーリングの巧さを感じます。

横幅に広いビッグシルエットのスウェット

(首元はやや詰まった感じのクルーネック)

やや詰まっていますが苦しい感じはありません。これからさらに寒くなってきたら白シャツや白のハイネックやタートルネックをインナーに合わせれば爽やかな印象に変わる事ができます。

最近街で見かけることも多くなったビッグシルエットのファッションですが、このアイテムはサイズ1で着丈71肩幅64身幅64袖丈49(すべて㎝)と身長165㎝体重61kgのスポーツ体系の筆者の着用でも全体的にゆるっとしたサイズ感で腰がやや隠れる程度で特別ビッグシルエットという感じではありませんが横幅が広い印象です。

ただでさえビッグシルエットのスウェットでモノトーンとはいえ鮮やかな配色なのでここに何も考えずに色落ちしたデニムを合わせてもしまうとカジュアル過ぎてしまいます。黒スキニーや黒の細身のスラックスを合わせてYラインのシルエットを作るのが最も簡単にオシャレになるなといろいろ着用してみて感じます。

商品名のバイヤスカッティングとは?

バイヤスとは「斜め、斜線」という意味の言葉で斜めにカットを入れることで伸縮性がでるため体にフィットしたシルエットがでるメリットがあります。商品名はバイヤスカッティングとなっていますがあまり気にしなくていいかと思います。

(アイテムの裏地がこのようになっている)

2つの写真を見比べれると左側は黒生地だけで作られていますが右側は様々な色の生地を組み合わせている事が分かります。この生地のおかげで表側の他にはないデザインとなっています。

(右側の画像をもう少しアップで撮った)

この凹凸の生地が多少気になる人もいるかと思います。インナーは薄手のタンクトップ1枚だと当たり気になる事があったので厚手のタンクトップかTシャツやシャツを合わせるのが推奨です。

(黒で統一された裾と袖のリブ)

裾と袖の作り同じ色同じ色作りで統一されています。アイテム全体はビッグシルエットですが人の目に付きやすい先端なので袖は細くなっていて袖まくりをした際にも落ちてきません。

また袖もニットやスウェットを着用しているとありがちな歩いたり動いたりするとまくれあがってくることもありません。細い事かもしれませんがあのとまくれあがったのをいちいち直さなくていいのでストレス軽減されます。

まだ着用回数が少なく洗濯、経年変化がなんとも言えないですが袖、裾としっかりとしたゴムになっているのでよれて極端にヨレヨレになることはないと思います。

また洗濯する際はこのデザイン上様々な色で作られているため裏返して洗濯用ネットに入れて洗濯しないと色が移ることが考えられるのでそこは注意が必要です。

以前買ったコートが蘇る

これからさらに寒くなるにつれて1枚で着用するのではなくアウターを着る機会が増えてきます。

コートやジャケットなどのアウターは比較的インナーよりも高価なものが多く毎年買い換えることは難しいです。また男性は特にもアウターなどは黒、グレー、ネイビーなどのダークトーンのものが多く持っています。筆者も冬用アウターのほとんどがこの色です。

しかしこのアイテムを着用する事で以前買ったロングコートの印象がかなり変わります。黒のロングコートはかなりドレス感が強く、インナーをシンプルに合わせてしまうと他でカジュアルにしないとバランスが取れなくなってしまいます。このアイテム1つでドレスダウンも脱地味も成り立ちます。

またアウターを着用しても前身頃のバイヤスカッティングのデザインが全て隠れる事がありません。カラーリングの見える面積が1枚で着用する時よりも小さくなるのでカジュアルな印象は減りますがそれでも地味だとは感じません。

ロングコートを着用する際はこのアイテムだけだと着丈が少し短く感じてしまうのでこのアイテムの下に着丈の長い白のタンクトップや白シャツを合わせるのがオススメです。

またこのアイテム腕周りが結構太めにゆったりと出来ているため細身のジャケットやアウターを合わせると肩や腕周りがきつく動きづらくなります。そのため体にフィットするようなアウターではなく写真のようにダウンベストを着用すると解決します。

ダウンベストは本当に便利アイテムでちょっと寒くなってきたけどコートはまだ早いっていうアウターに迷うこれからの時期に活躍するので筆者もこの合わせ方で楽しみたいです。

サイズは2サイズ

このSTUDIOUSアイテムの表記は1、2になっていて通常のS〜Mサイズが1、M〜Lサイズが2になっています。もとももビッグシルエットなのでほとんどの方がどちらかで大丈夫かと思いますがあえて2XL、3XLをかなり大きく着るという着こなしは出来ません。

筆者は身長165㎝、体重61kgのややがっしりめのスポーツ体系ですが1でちょうどいいです。腕周りが太めに出来ている作りなので普段服を腕周りがきつくて大きめを買うという体格の良い人でも問題ないと思います。

まとめ

ちなみに今回ご紹介したバイヤスカッティングスウェットは1万800円(税込)。スウェットに1万はちょっとと思う方もいるかもしれません。しかし夏以外の3シーズン着用することが出来て1枚でもインナーとしても着用可能。以前に買ったアウターが蘇り脱地味、他と差別化できるアイテムなのでその価値はあります。

サイズ感に不安な方は実際に店舗で試着しての方がいいと思いますがサイトのサイズ表記を見る限り1、2と極端に違いはなさそうなので普段着用しているサイズで問題ないと思います。気になった方は是非店舗に足を運んで試着して見て下さい。