ステュディオスのレザーエディターズバッグは価格不相応のコスパ!

仕事用のバッグを買い替えるにあたり、「肩掛けできる」「A4サイズの物が余裕で入る」「ビジネスライク過ぎず、カジュアル過ぎない」の、3つのポイントを重視して探した結果、ステュディオスのスムースレザーエディターズバッグを購入しました。

海外のファッション編集者が使う、デザインと機能性を兼ね揃えたバッグとして広まったエディターズバッグは、筆者の要望を満たすとても使い勝手が良いものでした。

きめ細かい滑らかな質感と、しっかりとした厚みのある牛革製

革の表面に見られる不規則な細かいシワ模様をシボと呼びますが、このバッグに使用されている革のシボはとても細かく、なめらかな質感とヌメっとした艶感が特徴です。繊細な見た目ながら、意外と傷が付きにくいのは使用して気が付いた嬉しい誤算でした。

革の厚さは約2㎜。しっかりとハリがあるので耐久性が期待できる反面、気になるのが約1.2kgの重さ。筆者は買い替え前に使用していたバッグもオールレザー製だったのですぐに慣れましたが、ナイロン製やコットン製など軽量のバッグを使い慣れている人は、だいぶ重く感じると思うので、店舗で着用感を確かめることをおすすめします。

マチは約16㎝もあるので、荷物が多くなっても形が崩れるこはありません。底部には鋲が4つ打たれているので、床に直置きしても安定感があります。素材がしっかりしているので、荷物が少なくても形を整えてやれば折れ曲がらず自立します。

シンプルなデザインに必要十分な機能性

サイズは幅約38㎝×高さ37㎝×マチ約16㎝。もともと荷物が多く入るように作られている為、大きめのサイズ感です。外側は片面にジップ付きポケットが一つだけの至ってシンプルな作りです。ジップの引手は本体と同じレザーを使用。開口部は約23㎝深さは約18㎝で、長財布もすんなり入る大きさです。

メイン収納スペースは、開口部が約37㎝と広く、ジップが本体の外まで約8㎝伸びているの為、開閉がスムーズで荷物の出し入れがしやすいです。A4サイズの物は横にすれば余裕で入ります。

特徴的なのは、ジップが隠れる高い位置まで伸びたレザー部分。ロングコートのボタンを比翼で隠してドレス感をアップさせるのと同様のデザイン手法が気に入っています。

内部の生地について材質表示はありませんが、おそらく、ごく普通のナイロンだと思われます。若干チープ感があるのは否めませんが、周りから見られることはまず無いので、あまり気になりません。

内部は左右で異なる仕様のポケットが付いています。まずジップ付きポケットが1つある方は、開口幅は約21㎝で深さは約17㎝と幅広い用途に活用できます。筆者は主に細長いタイプのモバイルバッテリーと充電ケーブルを入れていますが、それでもまだ余裕があります。

唯一残念なのは開閉時。ジップの持ち手はチェーン状で小さく、若干持ちにくいです。さらに、ジップを引く際、生地を押さえないと、生地が突っ張って開かない事にストレスを感じました。試行錯誤した結果、親指と人差し指で持ち手を引き、中指で生地を押さえることで、だいぶ改善されました。

反対の面には大小サイズの異なるポケットが2つ付いています。大きい方が幅約15㎝、小さい方が幅約8㎝、深さはどちらも約12㎝です。開口部に留め具が無い仕様でマチも無いので、使用者によって好みが分かれるところでしょう。ちなみに筆者は小さい方を名刺入れスペースとして使っています。

肩掛け派には、持ち手1本が使いやすい。

筆者は仕事用バッグは肩掛け派です。買い替え前は持ち手の長いボストンタイプのバッグを使用していましたが、着用時ストレスを感じる事が一つありました。それは、肩掛けした状態で財布などを出すときに、2つある持ち手が邪魔になる事です。

このバッグは持ち手が1本なので、日常的に感じていた煩わしさが解消されました。これは筆者がエディターズバッグにした決め手の一つでもあります。

持ち手はバッグ本体と同じレザー製で長さは約66㎝。幅は約4㎝と太く、荷物が多くなっても肩に食い込み難いです。中材は入っていませんが、約2mm厚のレザーを二つ折りにすることで膨らみができ、肩への負担軽減に一役買っています。

筆者は使用していませんが、長さ調節が可能なショルダーストラップが付属しています。材質は起毛感のある柔らかいナイロン製で、毛玉ができやすそうな印象です。長さは約79m~129㎝で調整可能です。

カラーバリエーションについて

https://bit.ly/2xvPhos

https://bit.ly/2xFd4BW

カラーバリエーションは筆者が購入したブラックの他、ダークブラウンの2色展開。販売価格は1万584円(税込)と、素材と作りに対して不相応に安い価格設定となっています。ビジネスライク過ぎず、カジュアル過ぎない。尚且つ大容量のバッグをお探しであれば、検討の価値ありです。

whimsy

この記事を書いた人

whimsy

身長168cm 体重55kg 靴25.5~26cm

二児の父。アラサー。好きなテイストはシンプル+機能性+遊び心。アイテム購入時の決め手はコスパとトキメキ。