サンスペルのポロシャツは高価な値段に見合うアイテムか?

ここ数年ポロシャツを買うことが多くなりました。普段使いはユニクロや無印良品で十分なのですが、特別な一枚が欲しくなるもの。そして、以前から「あれはいい」と聞いていたけれども、高価で手が出なかったサンスペルのポロシャツを遂に購入しました。価格は1万4000円(+税)。高い! 果たしたお値段の価値はあるのか?レビューしていきます。

ベーシックなデザイン

襟は小さめ、ボタンは2つ、左胸にポケット、短めの袖、裾はスリットがあり、全体的なデザインは普通のカジュアルポロシャツです。

後ろ側にもプリントなどはなく、ごくシンプルなデザインです。コンパクトな襟は主張が控えめ。

SUNSPELのタグです。サイズと国名の「ENGLAND」、創立年である「1860」が記載されています。

本体と同素材の小さな胸ポケット。縦10㎝、横9㎝。筆者はウォークマンのNW-S786(サイズは約42x約92x約7.5㎜)を入れて歩くことがありますが、実用的に物を入れるのには、向いていないように感じました。

袖丈は短めで約19㎝。袖を通した時にだぶつきが少なく、腕をすっきりとたくましく見せてくれます。

裾には約4㎝のスリットが入りお腹周りもすっきりと見せてくれます。

透明感のあるボタンにもSUNSPELの文字が刻印されています。色は本体と同系色で、悪目立ちすることはありません。

商品に附属のタグにコットンメッシュジャージとして説明が書かれています。

コットン100%のメッシュ素材が肌に優しく、シルエットは細身にも関わらず着心地は最高です。生地は柔らかく光沢もあり、太陽光の下ではさらにそれが引き立ちます。筆者は着用して数分で上質な衣を纏った満足感に包まれました。

サイズと洗濯テスト

(タグには予備ボタンがついています。素材はコットン100%)

(洗濯についての注意書き)

実測で洗濯前は着丈66.0、肩幅42.5、身幅46.0、袖丈19.5、数回の洗濯後は着丈66.5、肩幅42.0、身幅45.5、袖丈19.0でした。サイズ(単位は全て㎝)。筆者は165㎝、60㎏で、普段ユニクロではSかMを着用しています。リヴィエラポロシャツはMサイズでぴったりでした。

ブランドHPのサイズ表記とは実測値が違うところもありましたので、洗濯テストに際して、どれだけ伸び縮みするのか、という点を重視して実測値での記載とさせていただきました。洗濯に関しての注意書きは色々と書いてありますが、いつもの通りネットに入れて、他の物と一緒に全自動モードで洗いました。

色移りや色落ちはとくに感じらず伸び縮みは若干ありましたが、着用に際して気になることはありません。数回の洗濯では風合いは損なわれることなく、袖を通す度に喜びが込み上げてくる着心地も変わりませんでした。

一般的に価格の高いものは繊細でもろく、長持ちしないと言われていますが、リヴィエラポロシャツについては、ブランドが言うとおりに耐久性も期待できるのではないかと感じています。数回の着用と洗濯のテストでしたが、風合いや着心地は変わらず、満足感が増していくように感じられたのが主な理由です。

色はブラック、ブルー、ホワイト、カーキ、ネイビー。サイズはS、M、L、XLの4サイズ展開。今回のテストで使用したのは、ブルーのMサイズです。現在オンラインショップでも色欠け、サイズ欠けが生じています。

ちなみに映画『007カジノ・ロワイヤル』でジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)が着用したのはネイビーです。まだまだ暑い日が続きます。ユニクロやGU、無印などにも良い商品がありますが、「今日はちょっとおしゃれしたいな」というときの一着にワードローブに加えてみてはいかがでしょうか。定価1万4000円(+税)