タビオって?どんなブランド?
「タビオ」ってブランドご存知でしょうか?
ブランドには失礼かも知れませんが、あまりご存じない方も多いかと思います。では「靴下屋」は?
あー。あの、ショッピングモール、駅ビルに入っているお店!と想像した方が多いと思います。実は「靴下屋」と同じ会社のブランドなんです。
このお店、外国で大量生産の今の時代には珍しく、Made in japanを未だに行なっている希少なブランドです。

またタビオは、「靴下屋」とはブランドコンセプトが異なります。
靴下屋と対象的にあまり認知されていないのは、タビオはプレミアムなラインを世界に発信していきたい!そんな思いでできたブランドだからです。
日本国内でも靴下屋と同じ規模で店舗数があるわけではないので、本当の本当に靴下が好きな方しか知り得ないブランドといっていいでしょう。あくまで噂ですが、筆者のアパレル関係の友人曰く、「この会社の社長は、くつ下が好きすぎて感触を確かめるために、くつ下を食べた」なんて話を聞いたと言っていました。
履いていることを忘れてしまう履き心地。見た目だけではない素足の快適さ
いかにこだわりのあるブランドであるかは、ご理解いただけたと思います。ここからは、タビオ/メンズ 消臭・速乾デオセル五本指カバーソックスの履き心地の良さをレビューでお届け致します。
まず、履いていてほかの靴下と違って、圧倒的にムレません。薄いのにムレない。これは、力強さと速乾性のあるハイテク素材、デオセルを使っているからです。
夏場の靴の中は、汗でベトベトとなること必然ですが、この素材の機能によって消臭抗菌、吸水速乾します。素材はポリエステル38%、綿29%、ナイロン18%、デオセル14%、ポリウレタン1%で化繊中心ですが、足の匂いが気になる方に自信をもってオススメできます。
また、洗濯した際の乾きの速さにもいつもホレボレしています。そのお陰で夏場に敬遠していた革靴も、履く頻度が圧倒的に増えました。夏場に革靴を履くとカジュアル中心の服装にドレス感が加わり簡単にバランスがとれオシャレに見えるのでオススメです。
(繊維表記。デオセル14%)

また、こちらのくつ下とにかく脱げづらい。
筆者の足は日本人に多い幅広ではなく、ほっそりしており、他のカバーソックスですとかなり脱げてしまいます。ちなみにナイキスニーカーだと28㎝、革靴のオールデンでは9/Cを履いていますが、こんなに脱げづらいくつ下は初めてでした。
では、なぜ脱げにくのかと、細部に目を凝らしてみると、その秘密がわかります。それは、圧倒的な生地の伸縮性です。
デオセルを使っているからなのか、編み方に特徴があるのかは定かではありませんが、一般的なくつ下に比べ、生地の戻りが非常にいいことのです。ほかのくつ下は、伸びが出ることが多いですが、こちらは、生地の戻りがあるため、ダレることがなく、長く履けるのでは?と推察しています。
(ゴムどめももちろん搭載されています)

そして、何といっても最大の特徴は5本指です。
5本指のくつ下って履いたことありますか? 水虫の人のためのアレでしょ?などと想像する方も多いかと思います。でも、それだけで片付けないでください。想像以上に快適です。
指部分が独立しているため、指ごとに汗を吸いとり夏でもベタベタしません。水虫でない方にも試してみていただきたい。筆者も水虫だから購入したわけではありません。本当ですからね……。
(5本指)

一方で5本指は履き脱ぎが面倒と言われることも多くあります。こちらのくつ下は、大丈夫です。なぜかというと、履き口が非常に広いからです。
一般的なカバーソックスと比べると女性ものと見間違えるくらい。履き口が広いことで、5本指の弱点を補っています。更に、履き口が広いため、靴を履いた際に完全に見えなくなり、インビジブルソックスとしても面目を十分に果たしてくれます。まさに「素足」に靴を履いているように見えるため、足長効果も狙えます。
他社のカバーソックスは履くくつによっては、少し見えてしまってストレスですからね。
(履き口が広い)

1つだけ残念な点。これが無くなれば完璧
筆者はこの夏3足購入し、土日は必ずこちらを着用する程気に入っています。それまでは、他社のカバーソックスを使っていましたが、一度着用したが最後、もう戻れません。
と、ここまでベタボメでしたが、一点だけ残念な点が存在します。それは、洗濯した後の毛玉。目立つ箇所にはできずらく、くつ下の裏側にできるので、そこまで気になりませんが、化繊特有の毛玉が少しできてきます。
この点がなければ、完璧なのに……。どんなに優れた製品も弱点があるものと思いつつも、改良されることを期待しています。「タビオさん頑張ってください!」。
(白い毛玉)


夏の必須アイテム。非常にコスパに優れたアイテム。
ユニクロのCMで「くるぶし丈イイね」を見たことがあるかと思います。今は、くるぶし丈という、パンツの丈を従来より少しだけ短くし、くるぶしを露出する着こなしが流行っているのです。
人間の1番華奢な足首を見せることで、「全体」のシルエットがほっそり綺麗に見えるためです。流行っているといっても、すぐに終わってしまうような一過性の流行りではなく、今後2〜3年は続くと言われています。
足首見せに非常に相性のいいくつ下がカバーソックスです。折角くるぶしを出しても、くつ下で隠れてしまっては魅力が半減です。そのため、このようなカバーソックスを着用し、華奢な足首部分を露出することができるこちらのアイテムがこの夏は必須アイテムなんです。
続いて価格ですが、これほどの高機能なくつ下が972円(税込)です。
筆者は、断然安く感じました。ユニクロなどのプチプラでは3足で同額くらいの金額で販売されていることを考えれば、高いかもしれません。
しかし、考えてみてください。夏の靴の中を快適にすることがどれくらい大事でしょうか? 安く買えたけど、脱げやすい。安く買えたけど、ムレる。では意味がありませんよね? また、外から見た素足感だけではなく「くつ下履いてきたっけ?」と思うくらいの快適感、素足感です。その快適性がこの値段で購入できると考えれば安いと思いませんか。
では、購入したい!そう思った方は通販が便利です。特にタビオオンラインで無料会員登録するか、アマゾンプライムに入会されている方であれば、送料無料のためオススメです。
楽天ショップでは、送料が別途かかりますのでご注意を。筆者もまとめ買いではなく、1足購入し、快適さを確かめてから追加2足購入しているため、いずれもアマゾンを利用しました。
お近くに店舗がない方は、オンラインショッピングが非常に便利です。まずは、1足から試しに購入してみてはいかがでしょうか。Made in japanの底力が感じられますよ。
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