テアトラの名作デバイスコートを細部まで丁寧にレビュー!

カバンを持つのが面倒なあなたへ

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ショッピングやデートなどで出かける際、女性と比べると男性って荷物が少ないですよね。少し荷物が多めの方でもスマホ、財布、キーケース、メモ、モバイルバッテリー、ワックス、メガネぐらいでしょうか。

しかし、荷物が少ないと言ってもズボンのポケットにすべて入れようとするとポケットがパンパンになってだらしなくなってしまいます。手ぶらで出かけるとその分身軽ですが服のシルエットが崩れてしまいますよね。リュック、トート、ショルダーバック、少なくともクラッチバックなどのカバンは必要になります。

そこで、ある程度の荷物は持ち歩きたいが手ぶらがいいという欲ばりな方におすすめなのが、「テアトラ デバイスコート」7万3440円(+税)。

なんといってもその収納力がすごい!

表側の2つの腰ポケットはタブレットが収納できるほどの大きなポケット。一般的なコートのポケットに収まらないようなものも難なく入ります。

まず、B5サイズの雑誌を入れてみましょう。

(表側ポケット写真1)

すっぽりと入ります!

(表側ポケット写真2)

ポケットの中に更にポケットが!

(表側ポケット写真3)

よく見るとポケットの中にファスナーが!

(表側ポケット写真4)

こちらはウォレットポケットというもので、お金をいれて財布代わりに用いたり、旅行の際はパスポートをいれてセキュリティポケットとしても用いることができます。普通のコートだとこのようにポケットの中にファスナー付きのポケットはないので、お金やパスポートを入れると不意に落ちたりしそうで不安ですが、「テアトラ デバイスコート」だと安心です。

この2つの腰ポケットでも十分なのですが、内側にも2つのポケットがあります。1つ目のポケットはこんな感じ。

(内ポケ写真1)

表側のポケットほどは大きくありませんが、文庫本やメガネケースほどの大きさなら十分入るサイズ。

2つ目のポケットは上下に別れています。

(内ポケ写真2)

このように「テアトラ デバイスコート」には様々な形のポケットが複数あるため、用途に応じて使い分けることができます。簡易的なデザインのクラッチバックやショルダーバックよりも使い勝手がいいですね。

急激な気温変化にも対応!

「テアトラ デバイスコート」は収納力がすごいだけではありません。前面左右と背面左右にファスナーがついているのですが、このファスナーを開けるとコート外からコート内と繋がるようになっています。

(ベンチレーション写真)

写真のようにファスナーを開くことで、コート内にこもった熱を放出し空気を循環させる事ができます。つまり、ベンチレーション(通気・換気)を搭載したコートなのです。

また、袖口も他のコートと比べると比較的広く作られているのですが、これもコート内の空気を循環させるのに一役買っています。

(一般的なコートと袖口の比較写真)

マッキントッシュフィロソフィーのコートの袖口が14.5cmに対して、「テアトラ デバイスコート」は17.5cm。3cmの違いですが洋服において数センチの違いは見た目にも大きく影響を及ぼします。

冬が近づいてくると、室内外の温度差がはげしくなります。室外ではコートを着ていても、室内でコートを着たままだと暑くてたまらないです。電車やデパートなどに入るとコートは手荷物となってしまいますよね。

しかし、「テアトラ デバイスコート」にはベンチレーション機能があるためコートを脱ぐ必要がなく手荷物が増える心配もなくなるのです。

さらに、このベンチレーションは温度調節だけでなくインナーに着るジャケットやパンツのポケットへのアクセスも容易にします。

(ジャケットのポケットへのアクセス写真1)

(ジャケットのポケットへのアクセス写真2)

(コート内側ポケットに入れたモバイルバッテリーの充電のポートとしても使える。)

タフな素材

「テアトラ デバイスコート」の素材はナイロン100%です。たくさん収納できると言ってもナイロンだと耐久性に不安を抱くかもしれませんが、心配無用です。実は、コーチジャケットなどに使われているようなナイロンとは全くの別物なのです。

(コーチジャケットとの比較写真1)

(コーチジャケットとの比較写真2)

このようにナイロンのコーチジャケットと比べると、コーチジャケットはテカテカと光を反射しますが、「テアトラ デバイスコート」は鈍く光を反射しています。ナイロンというよりコットンのような印象ですね。

これは、特殊なナイロン「Tech-Tussah」が用いられているためです。「Tech-Tussah」は特殊なナイロン糸を独自の製法で織り上げたものです。コットンのような肌触りで、シルクのようなハリ・コシを持ち、抜群の強度を持ちます。

ナイロンの軽いコートというとペラペラで薄いイメージですが、この「Tech-Tussah」により軽量性・防皺性・防汚性・対引裂強度に優れ、しっかりとした生地感のコートとなっているのです。

また「Tech-Tussah」の機能性により「テアトラ デバイスコート」はパッカブル(折りたたみ可能な)コートとなっています。

(折りたたみ写真)

なんとここまでコンパクトになります。普通のコートなら入らないリュックなどにも余裕で入るサイズ感です。

(リュックに普通にはいるサイズ感)

コートとしてのシルエットも逸品

(着用画像1)

収納力やベンチレーションに優れ、多機能素材を使っておりと至れり尽くせりのコートとなっていますが、コートとしてのデザインも非常に優れています。

コートは上から下に向かってふわりと広がるAラインシルエットが理想とされていますが、その理想的なシルエットを体現しているのが「テアトラ デバイスコート」といえるでしょう。

上の着画をみていただくと分かる通り、かなり大きめのサイズ感となっています。それにより、まるで空気をまとったかのように下に向けてふわりと広がっています。よって、簡単にAラインを作ることができます。

つまり、体型をきれいに見せることができると言われているAライン,Yライン,Iラインシルエットの中のAラインがコートを羽織るだけですぐに完成するのです!コートのAラインを崩さないためにもボトムスは細身のものと合わせるのがおすすめです。

また、176cm67kgの筆者でサイズは46がジャストですが、このAラインをさらに強調させるためにワンサイズアップの48で着用しています。着丈106㎝、身幅65㎝、裄丈62.5㎝、重さ680gです。

先程説明した「Tech-Tussah」ですが、機能性だけでなく見た目にも一役買っています。この「Tech-Tussah」によってコートにシワが生まれるのです。

本来トレンチコートやステンカラーコートなどにはシワは生まれません。このシワがないとかなりドレスライクなコートとなってしまうので普段着としておしゃれに見せるためには他のアイテムでコートのドレス感をカジュアルダウンしなければなりません。

しかし、「テアトラ デバイスコート」は「Tech-Tussah」により適度なシワが生まれます。つまり、この適度なシワとオーバーなサイズ感によりコート単体でカジュアルダウンされているのでどのようなアイテムを合わせてもサマになりやすいのです。

またボタンの締め方によって異なった着こなしを楽しむことができます。

普通に前を開ける。

(コート写真1)

ボタンを半分まで閉じてチェスターコート風に。

(コート写真2)

ボタンを上まで閉じてステンカラーコート風に

(コート写真3)

このように、その日の着こなしに合わせて3通りの着こなし方が楽しめる3度美味しいコートなのです。

コート写真2,3を見てもらうと分かるのですが、ボタン部分が比翼仕立てになっています。これにより、ボタンにものが当たったりしてボタンが破損したり欠落することを防ぎます。また、デザイン面でもミニマルでドレスライクな印象にすることができます。機能性だけでなく見た目に関しても細かく考えられていることがわかります。

「テアトラ デバイスコート」は収納力・通気性・耐久性に優れただけでなくデザインも逸品で、5年と言わず10年経っても使えるコートです。値段は高いですが購入する価値は大いにあります。店頭で見かけた際は試着だけでもしてみてください。

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2019.02.09
シュウト

この記事を書いた人

シュウト

身長176cm 体重68kg 靴27.5cm

都内の理系大学生。「理系=ダサい」イメージの払拭のため日々奮闘中。。脱量産型大学生ファッションとユニクロをカッコよく着こなすことには自信あり。

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