荷物もたくさん入って、気軽に使えるトートバッグ。しかし通常のキャンバストートだと大人の男が持つにはちょっと安っぽさが気になります。
また女性向けが主流のカテゴリであるため、男でも持てるデザインのものが圧倒的に少なく、なかなか良品と呼べるものに出会う機会がありませんでした。しかしこのトートはまさに大人の男性にこそオススメしたい数少ない良品です。
冬のトートの使い所
本格的な冬到来でロングアウターが主役の時期となってきました。またイベントが多いので、ちょっとしたオシャレなコーデが必要になることも……。
しかし、ドレッシーなチェスターコートを羽織り、お気に入りの革バッグを合わせてみると、どうしても会社員感がでてしまいます。
こんな時はバッグでちょっと全体をカジュアル寄りに調整すると、ほどよいリラックス感が出て好バランスになります。
とはいえ、大人の男性ですから、安っぽいものは避けたい。リュックだとカジュアルダウンしすぎで、アウトドア感のないレザーリュックをとなるとお値段が跳ね上がってしまいます。
そこで出番なのがシンプルなトートバッグです。そこそこのお値段で大人の雰囲気も壊さないバランスが手に入ります。
(参考/チェスターコートにトートバッグ)
https://goo.gl/SxwR8K
シンプルなデザインと考え抜かれた機能性
形はスクエア形に近く、深すぎず横幅もあり中身が見えやすい形状です。サイズ感も大きすぎず小さすぎずで本当にちょうど良く、ちょっとしたショッピングには過不足はありません。
外にポケットや切り替えもなく更に持ち手も廃したショルダーだけの簡素なデザインなので極めてミニマルな印象です。この削ぎ落とされたデザインが功を奏してかライトの名の通りとても軽い仕上がりにもなっています。開口部にはスナップボタンがあるので簡易的に上部を留めることができます。
ただ無駄がない半面、ショルダー部分は凝っていて、牛のヌメ革が使われ、これが高級感を醸し出しています。
またここにロゴが焼印で型押しされているので、革らしい特徴的なデザインが唯一の主張となっています。肩がけした時に目立つポイントとなって地味な印象もありません。
(参考/ショルダーの型押し)
またショルダーの芯材にはしなりのある樹脂が入っていて、これがトートの口を左右に押し広げる状態になっています。中に荷物を入れた時にも開口部が狭まらずにある程度形を保った状態になり、キレイな表情を保つ事ができています。
そして口が開いた状態なので、中身へのアクセスもしやすいのもありがたいところです。
(参考/型くずれしにくい形状)
https://goo.gl/ZyYtW3
ポリエステル素材なのでとても軽く、軍服によく使われる「リップストップ生地」となっています。これは破れ防止、裂け防止の機能を持っており、薄手ながら適度のハリとコシがあり軽さと強さを両立した生地といっていいでしょう。
(参考/生地表面)
※リップストップ生地とは : https://goo.gl/eqij3Z
またこの生地の裏をみると、テカリのあるコーティングが施されています。通販サイトでの言及はありませんが、ちょっとした小雨程度でしたら防水効果も期待できます。
(参考/生地裏側のコーティング)
立った!トートが立った!
使っていてふと気づいたのですが、このトート中にそこそこものが入ってると、立つんです。何を言っているかわからないと思いますので写真をご覧ください。
(参考/自立するトートバッグ)
このように口が開いたまま自立します。今まで何個もトートバッグを買ってきましたが、自立できるものは初めてです。帆布などの超硬い素材のトートでも自立するものはありませんでした。
これはこのトートのスクエアな形状に持ち手がなく開口部に重みがかからないこと、更にハリのある強い生地としなりのあるショルダーというデザインが相まって成立しています。
これが計算して設計されているのだとしたら…デザイナーの才能に嫉妬を禁じえません。
カラーも豊富で低価格。複数買いもアリ!
色展開が9種類と豊富で、ベーシックなものから冬の脱地味に使えるビビッドな色までよりどりみどりです。お伝えしているようにシンプルで安っぽくないので多少強めの色でもリュックほどカジュアル感が加速することもありません。
コーデに合わせて色を変えるなど値段的に複数買いもありかと思います。
(参考/全9色展開)
http://zozo.jp/shop/thecase/goods/14213854/
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