ファストファッションに飽きたらブランド古着に手を出そう!リラクスのシルクシャツをレビュー

今やファストファッションでお手軽にオシャレになれる服がたくさんあります。このブログでもたくさんのライターがファストファッションの名品を紹介しています。

その服や靴、鞄などを使って人に褒められるコーディネートを組むことだってできるので、一着のために高いお金を使う必要なんてありません。そのお金で全身をカッコよくオシャレにコーディネートした方が経済的で人にも褒められやすくなります。

しかし、いつもファストファッションのアイテムばかりではもう飽きた。たまにはそれらと差別化できるような服が欲しい。そう思っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回紹介するのが古着屋で見つけたTHE RERACS  シルク100%ストライプシャツ

……いやいや、古着だからほかの人は買えないでしょ! そうツッコミたくもなりますよね。その通りです。古着屋さんはお客さんの着た物を売買しているので基本1着しかなく売切れ御免という商売です。ではなぜ古着のアイテムを紹介するのか。

古着屋にはブランド品が安価で売っているから

今回私が購入したのは「THE RERACS」というブランドのシルクシャツです。価格は5800円(税抜き)で同ブランドの似たシャツが2万7500(税抜き)だったので、近い金額だと予想されます。このように古着屋には安価でブランド品が購入できるケースが山ほどあります。

逆を言えば山ほどある中から良品や自分の欲しいと思っているアイテムを探し出さなければいけません。これが古着屋で買う一番難しいポイントになると思います。しかし良品探しに関して自己流ですが、その方法を最後にまとめましたのでそちらをご覧下さい。

前置きが長くなってしまいましたが、アイテム紹介をしていきます。「①シルク100%素材のシャツ」「②デザイン性が強い」「③柄はデザイン性に比べて控えめ」、この3点が気に入ったポイントです。

春から夏にかけてシャツを選ぶとき、綿、麻、化学繊維混合のモノが主流になってきます。特にファストファッション系のアイテムは安価が至上命題なため素材も安価なモノを使って作る場合が多いです。高価な素材でも大量に作るので一点あたりのコストが抑えられていることもあります。

そこで、違いを出すには艶やドレープ(女性のブラウスのようなストンと生地が落ちてシワになりにくい)があるモノをポイントに探しました。このアイテムはシルク100%で艶がありドレープがあります。そのためシワになりやすい綿や麻のシャツとは違った雰囲気のアイテムとなります。生地も薄く夏にもサラッと着れます。

次にデザインをみていきましょう。

袖があるようで縫い目がなく、裾も両サイドが長く深いスリッドが入っている作りです。しかし、襟は小ぶりでボタンも比翼仕立てで目立たないようにしています。特に襟は顔に一番近いので目線を集めやすく服の印象を与えやすい。その部分が小ぶりで主張が少ないのでやりすぎてなく案外着やすいデザイン。

そして、柄は意外と控えめです。

これだけ形のデザインが強いため、比較的抑えめのストライプ柄で色のトーンも控えめ。バックはボーダー柄ですが、黒の面積が多いのでこちらも比較的抑えめな印象があります。

しかし少しイエローのラインが入っているのがにくい。

この3点から、ファストファッションにはなかなか見当たらないブランドならではの服だと感じ購入しました。トレンドから見ても、シャツで綿や麻以外の異素材を使ったり、ノームコアからの反動でデザインが入ったものだったりとその辺りも抑えられているアイテムでした。

ただ後に調べたらレディースで展開していたアイテムでした。メンズコーナーに置いてあったのに……しかし、レディース品だからといって着て変でなければオッケーなわけで、むしろレディース分野まで視野が広がったので、より人とは被らない良品を見つける幅が増えました。

最後に、古着屋での良品探しのポイント

・ブランドコーナーから探す
・トップスを中心に探す
・シルクやレーヨン、テンセル(リヨセル)素材を中心に探す

触った時に綿や麻とは違ったヌメッとするような手触り、艶があるような質感、ストンと落ちるようなドレープ感のあるものを手で触って次から次えと物色していきましょう。高級感がありファストファッションではなかなか見られない風合いです。

・ダークトーンやペールトーン(淡い色合い)だと比較的使いやすい
・サイズ感はジャストサイズか大きいサイズぐらいだと買い

私でいつもSサイズがジャストですがわざとルーズな雰囲気をだすためにLサイズやそれ以上も着たりします。表記サイズはあまり気にしていません。そして、着こなしに関してはこちらをご参考に。

以上が私なりの良品を見つけるポイントとなります。一見どうやって着るんだろうと思うようなデザイン性が高いアイテムは敬遠されがちなため売れ残っていたりします。実際このアイテムも最初見つけてから1ヶ月後も残っていました。なので、トレンドも踏まえてデザイン性のあるブランドモノを安価で見つけ自分のワードローブに加えて見ませんか。

この記事を読んで古着屋に行ってみたくなった方がいれば幸いです。また、数ある中から探す行為自体も審美眼(良品を見極める眼)を養う訓練にもなります。是非、今週末はお近くの古着店へ行ってみてください。。