コーデの出汁的存在のパンツ
コーディネートをする際、大きく印象を左右するのはトップスです。そしてパンツはコーディネートの完成度と説得力を上げる裏方的存在。トップスばかりに気をとらわれず、パンツにまで気を遣うのがおしゃれのポイントだったりします。
そして定番パンツといえば、ベーシックなカラーと洗練されたシンプルなデザインを兼ね備えたアイテム。例えば黒スキニーや黒・灰色のスラックスなどはその最たる例です。しかし、そんなコーディネートの裏方を表舞台に上がらせるようなパンツがあったので紹介します。
ますは目を惹く派手なデザイン
このパンツの画像をみたあなたの最初の印象はきっと「派手だなぁ~」「ピエロみたい!」「変わったパンツだな…」「MONOケシみたい」と様々でしょう。デザインは太いストライブで、黒白紺の三色になっています。
一応モノトーン+一色ではありますが、ここまでデザインが入るとモノトーンといえど存在感が強いです。筆者は変なパンツが欲しくて流れ着いたあてがこのパンツなのですが、古着ですらここまで原色に近い色を用いた柄パンツは中々ありません。それでは着用感を見ていきましょう。
全体的にリラックスした、テーパードシルエット
このアイテムはユニセックスのアイテムなのですが、購入時のサイズ展開はMLの2サイズで、レディースがM、メンズがLといったサイズ感です。筆者は身長183㎝体重68㎏で大柄なため、Lサイズを着用していますが、全体的にゆったりとしたシルエット。
裾に向けてはテーパードがかかっていますが裾幅は17cmなので、そこまで細くはありません。トレンドがリラックスシルエットに変わりゆく今日、まさにトレンドフルなシルエットだと言えるでしょう。
また細部のデザインにもこだわりが見られます。例えば、バックデザインはポケットのみボーダー柄になっていたり、ベルトループは廃され、ドローコードが取り付けられています。このドローコードも先端部分に金具が取り付けられているなど安っぽさはなく、そのまま垂らしてもアクセントになります。
気になる素材感・着心地は?
素材はコットン100%。コットンと言っても、カーゴパンツやチノパンのようにガザガザしたコットンではなく、商品名にジャージとあるようにスーピマコットンのようななめらかでヌメッとした手触りの生地を使用しています。
しかしながらコットン100%ということもあり、やはり気になるのが色落ちです。購入時は3色それぞれが強い存在感を放っていたのですが、選択を何回か繰り返しているうちに黒が段々とくすんできました。特に困ったという訳ではないのですが、これはコットンの宿命ですね。
あなたのワードローブの一角に
今回紹介したような派手なパンツはコーディネ―トを組みにくいのではと思う方も多いと思います。筆者もそうでしたが、意外とシンプルデザインのものであれば簡単にコーデを組めますし、柄物のコートと同じような感覚で差別化・脱地味ができます。購入金額は2万0520円(+税)。あなたのワードローブの一角にこのような派手色パンツはいかがでしょうか?
おすすめカジュアルパンツのまとめはこちらから↓