勝負パンツには極上の履き心地を体感できるトゥートのBASICシリーズがおすすめ!

筆者はパンツにこだわりがあります。いまほど男性用下着におしゃれなものがなかったころから色んなパンツを試してみた結果、所有するパンツの約8割がTOOT(トゥート)のパンツとなりました。

ボクサーパンツの他、トランクスやビキニをはじめ個性的なデザインが多いTOOTですが、筆者のおすすめはシンプルで手頃なBASICシリーズ。今回はナイロン製のネオナイロンカラーズをご紹介します。

極上の履き心地を生むデザインと細部に光る職人技

TOOTパンツ最大の特徴ともいえるのが、フロント部分の立体裁断です。押さえつけられるような圧迫感は無く、運動時でも常に一定のポジションをキープ。包み込まれるようなホールド感は、他のボクサーパンツとは一線を画す心地良さです。筆者がTOOTを愛用している一番のポイントです。ちなみに前閉じで、いわゆる社会の窓は付いていません。

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画像からもわかるとおり、いわゆる「もっこり感」が気になるという方もいらっしゃるかと思います。ちなみに筆者は春夏、ユニクロのウルトラストレッチドライアンクルパンツを履く際も着用していましたが気にはなりませんでした。といっても感覚は人それぞれですから、生地が薄くて細身のスキニーパンツなどを履く際には、姿見鏡で確認したほうが良いでしょう。

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TOOTのパンツは基本的に丈が短めです。歩く、座る、立つといった動作によって、生地がずり上がってきて、腿周りに皺の付いた生地が張り付くといった不快感はありません。

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着丈のバリエーションは、「やや浅い(ウルトラマイクロボクサー)」(画像上)、「浅い(nanoボクサー)」(画像左下)、「より浅い(スーパーnanoボクサー)」(画像右下)の3タイプあります。今回紹介しているのは、「やや浅い(ウルトラマイクロボクサー)」です。

筆者は「浅い(nanoボクサー)」も着用した事がありますが、丈がおしりの付け根より上にきてしまい違和感があったので、その後は購入していません。

着心地の良さは縫製にもあります。フロントやマチ、ヒップなど特にデリケートな部分は、特殊な4本針のミシンを使う事で、縫い目(シーム)を平坦にし、肌に当たるごろつきを極力おさえたフラットシーマという縫製が施されています。

耐久性の高さもTOOTの特徴です。写真はほつれ防止のカン止めというもので、下着には滅多に使わない仕様のようです。

艶感のある滑らかな生地はマイクロファイバーを使用したナイロン製。ピタッとタイトな着用感ながら伸縮性にも富んでおり、動きにくさはありません。ちなみ、今回はいくつかヘタリ感が出てきた物の買い替えだったのですが、調べてみたら週1~2回着用で約5年持ちました。

日頃の洗濯は目の細かいネットに入れ他の物と一緒に洗っていました。買い替え対象は同シリーズのコットン製の物でしたが、色あせやヒップ部の生地が薄くなってはいたものの、縫製のほつれやウエストゴムのヨレや毛玉等はありませんでした。

ユニクロのエアリズムボクサーとの比較

TOOTのボクサーパンツは基本、股上の低いローライズ仕様で、ウエストゴムがちょうど腰にくる位です。着丈も短めで、一般的なボクサーパンツと比較するとコンパクトなサイズ感です。イメージしやすいようユニクロのエアリズムボクサーと比較してみました。どちらもサイズはMで、ウエストは76~84cmです。

ウエストゴムはユニクロの方が少し幅広ですが、TOOTの方が厚みがあります。ユニクロの方は表裏同じ質感ですが、TOOTは表がツルっとした質感に対し、裏(肌に当たる面)はしっとりとした質感になっています。

材質表示タグの位置。タグが肌に当たって不快という声をたまに聞きますが、TOOTはウエストゴムに沿って横向きに縫いつけることで、肌への当たりを軽減しています。

生地感はどちらもさらっとした滑らかな肌触り。素材はTOOTがナイロン71%、ポリウレタン29%、ユニクロがポリエステル89%、ポリウレタン11%。TOOTの方が若干厚めの生地感です。

サイズ選びと購入について

TOOT、ユニクロともにMサイズで履き比べたところ、同じウエスト表記の76~84cmでも、ユニクロの方がウエストが少し緩い感じでした。TOOTはユニクロのよりワンサイズアップが良いかもしれません。TOOTの販売ページでは、ウエストよりヒップを基準に選ぶことを推奨しています。

メジャーやZOZOスーツなどでヒップ周りが計測できればベストですね。以下、各サイズ詳細です。Sサイズはヒップ 82-89cm (ウエスト68-76cm)。Mサイズはヒップ 88-95cm (ウエスト76-84cm)。Lサイズはヒップ 94-101cm (ウエスト84-94cm)。XLサイズはヒップ 100-108cm (ウエスト94-104cm)。


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カラーバリエーションは全部で9色。今回筆者が購入したのはオリーブ(上段左)です。初めての購入ならネイビーに近いナイト(下段左)あたりも使いやすいかと思います。

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蛍光色はちょっと、ナイロン素材は苦手という方は、コットン仕様もありますので、そちらもおすすめ。コットンの方が3240円(税込)とナイロンより若干リーズナブルです。

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価格は3564円(税込)。ユニクロで質の良いパンツが600円~1000円で買えることを考えると、高いと思っても仕方がありません。しかし先述の通り、履き心地は別格。耐久性も高く、長く着用できることを考えると、決して高くはないでしょう。

TOOTのボクサーパンツを履くと、デザイナーズの服を着た時に感じるような高揚感があります。まさに日常使いできる勝負パンツです。是非一度お試し頂きたい逸品です。

whimsy

この記事を書いた人

whimsy

身長168cm 体重55kg 靴25.5~26cm

二児の父。アラサー。好きなテイストはシンプル+機能性+遊び心。アイテム購入時の決め手はコスパとトキメキ。