ユニクロのエアリズムボクサーはまるで履いてない履き心地!

ユニクロのアンダーウェア、特にエアリズムボクサーを履いたことはあるでしょうか。もしまだ履いたことがないのであれば今すぐ店頭に走って購入する価値があります。

しかし私は2017年までのモデルに不満点がありました。いわゆる「ユニクロの素材はいいけれどデザインが……」という不満です。無地や控え目なデザインであれば気にならないのですが、それだと味気ない。では今年2018年モデルはどうでしょうか……。

ユニクロがやってくれた!モダンなデザインをアンダーウェアに吹き込む

実は2018年モデルのエアリズムボクサーには新たにSPRZ NYシリーズの展開が仲間入りしています。SPRZ NYとはMoMAの全面協力によるコレクションですが、要するに現代美術のおしゃれなデザインをユニクロのベーシックなアイテムに落とし込んじゃおうという企画です。

これが本当に素晴らしい試み。ユニクロの快適なボクサーパンツにクールなデザイン性が加わるのですから最強ですよね。去年からエアリズムボクサーパンツとSPRZ NYのコラボを期待する声はユニクロ公式サイトのレビューでも見られ、それを実現した形ですね。ユニクロの企業努力に感謝です。こういうアイテムを待っていたんです。

2017年モデルと比較

では去年モデルと比較してみましょう。サイズはS、ローライズモデルの比較です。サイズ感は重ねてみてもほとんど変わらず、ローライズと言いつつ股上は少し深めのシルエットです。これはウエストゴムを幅広く取っていることに起因しています。

(去年モデルの上に今年のモデルを重ねました。ほぼピッタリ重なります)


(今年はドレスな印象の柄に生まれ変わりました)

デザインは確実にアップデートされていると感じます。去年モデルは少しカジュアルな幾何学模様といった印象です。今年のモデルはブラックとホワイトのモノトーンで構成され、一見杢のようですがよく見ると角形を複雑に組み合わせたデザインであることがわかります。ウエストゴムの色もモノトーンに徹することで一体感をもたらしています。大人っぽく洗練されたデザインですね。

素材をチェック

本体の素材はポリエステル89%、ポリウレタン11%で2017年モデル同様軽くて柔らかく、高級なアンダーウェアと遜色ない生地感です。細い繊維によるツヤがあるので安っぽく見えません。

以下の写真はユニクロの4倍以上の値段で生地感が似ているボクサーパンツとツヤを比較したものですが、ここに4倍の差があるか、と言われると正直自信はありません。


(ツヤ感たっぷりの素材。こと生地においては差がほとんどありません)

さらに化繊の耐久性もあります。2017年モデルと重ねて比較ができたのは一年間着用と洗濯を繰り返してもあまり型崩れしなかったから、とも言えますね。ガンガン洗濯して履き倒してあげてください。

デメリットは?

ここまで今年の2018年モデルは完璧! 文句なし!といったような口ぶりですが、デメリットもあります。前述しましたが、このボクサーパンツはウエストゴムが幅広く、少々野暮ったい印象があります。今期アップデートされるだろうかと比べてみたのですが変化はなかったようです。

これはユニクロが万人に向けて快適性を重視する必要があるために生じるデメリットかと考えられます。ウエストゴムを細くしてしまうとホールド感がなく心もとなく感じるといったこと、また面積が小さくなることで圧力が大きくなり、締め付けを強く感じてしまうことを避けたのではないかと思われます。

もしこの点が解消されてしまうとユニクロ以外でアンダーウェアを買う理由がなくなってしまいますね。引き続きアップデートを期待しています。

カラー展開、価格

SPRZ NYエアリズムボクサー(フランソワ・モルレ・ローライズ)価格は990円(+税)。カラーは今回紹介した他にネイビーのスクエアをあしらったパターンがあります。こちらも一癖あっておすすめです。

機能性素材に優秀なデザインまで備えたユニクロのボクサーパンツ、ぜひ手に取ってみてください。アンダーウェアにこだわりがある方もコスパ重視の方もきっと満足できますよ。

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2020.01.28