ユニクロのエアリズムセットは2000円で買える夏のルームウェアの決定版

夏の部屋着といえば、半袖・短パンが定番でしょう。ただ、こだわって部屋着、ルームウェアやワンマイルウェアを買っている人は稀で、おそらく着古した短パンに、Tシャツを適当に着ている人が多いのではないでしょうか。

リモートワークやテレワークも進み、自宅にいる時間が増えています。そんなご時勢で、在宅時間の快適さに一番貢献するのは、文字通り四六時中着ている服だと思います。

「しかし、そうはいっても部屋着と普通の服ななにが違うのか?」という方にこそオススメしたいのが、ユニクロのエアリズムセットです。暑い夏の家時間を快適に過ごせるルームウェア・リラックスウェアとしてオススメできるアイテムです。

素材と生地感

アイテム名に「エアリズム」とある通り、素材は綿と化繊の混紡。シャツ、短パンともに綿71%、ポリエステル25%、ポリウレタン4%となっています。

エアリズムというとツルツル・テカテカのエアリズム・インナーを思い浮かべる人もいるかと思いますが、商品概要に「コットンエアリズム」とあるように、こちらは綿がメイン素材。表地に化繊のようなテカリは見られません。またポリウレタンがわずかに混紡されているため、生地に伸縮性がプラスされています。

裏地は、エアリズムらしい艶感のある見た目とサラッとしたさわり心地。生地は夏の季節向けで、若干薄めとなっており、軽い着心地です。

デザインと着心地

デザインはごく普通の半袖Tシャツと短パン、といったところ。短パンはウェストがゴムになっているイージー仕様。上下ともにストレッチ性もあり、着ていて苦になることはありません。まさにリラックスウェア。

サイズ感は流行りのビックシルエットということもなく、ベーシックなつくり。いつものユニクロのサイズを選べばいいでしょう。もしくはリラックスウェアとして、ワンサイズアップでもいいかもしれません。筆者は通常、Mサイズがジャストくらいですがゆったりめに着たかったのでこちらはLを購入。

着心地はさらっとしており、暑い季節に最適でしょう。ドライ機能に特化したものだと着心地が犠牲にされていたりするものもありますが、こちらはそういったことは皆無。ほどよいコットン感のやさしい手触りの素材感で、ベタつかないけれども、ザラザラとはしていない、といういい塩梅となっています。

あくまでも部屋着の使い方がベスト

カラー展開とデザイン展開がいくつもあり、ユニクロのイチオシ・ルームウェアなことが感じられます。「家でも外でも自由に着回せるデザインもポイント」とアイテム紹介にもあり、筆者もちょっと外着としても使えるかな、とカラー切替のものを今回購入しました。

ただ、正直、街着・外出着としてはあまりオススメできません。ぱっと見はごく普通のシャツに短パンですが、生地の薄さや軽さからどうしてもルームウェア感――「部屋からそのまま出てきた感」が出てしまいます。近くのコンビニに行く、などはアリですが、オシャレかどうかは微妙なところです。

また、表地にホコリが付きやすい、ということもあり、外に出る際はそのあたりも気を付けないといけないでしょう。ユニクロでは長袖ルームウェアの決定版「ウルトラストレッチスウェットセット」などもありますが、それでも気になったのがホコリの付きやすさ。

人の目を気にしない部屋着、ということであまり優先度は高くないのかもしれませんが、ちょっと着ていて気になってしまう点です。なおクリーニングの扱いは、洗濯機・ネット使用。

ただネットなしでそのまま洗濯しましたが、特に問題なく、洗えて、乾きあがりのシワも特に気になりませんでした。気になる点を最後に上げましたが、快適なことには変わりないルームウェア。上下セットで1990円(+税)は破格です。

Nazy

この記事を書いた人

Nazy

身長170cm 体重65kg 靴26-26.5cm(コンバース・オールスターは26.5cm)

アラサーからアラフォーになりつつある、シンプル&ベーシック好き。 「地味過ぎず」「行き過ぎない」でどう差別化するのかを楽しく模索中。 人見知りの人好き。根はインドア。ファッションを好きになり、ちょっとアクティブになれたことに感謝している。