ユニクロのエアリズムコットンクルーネックT(半袖)をユニクロUと比べてみた

デザインについて

ユニクロのエアリズムコットンクルーネックT(半袖)はアンダーウェアをアップデートしたアイテム。夏に涼しい肌着として誕生したエアリズムにコットン素材の比率を高め、1枚でも着ることができるようにしています。バインダーの太さやサイズも再設計しているこだわりようです。

筆者は170cm58kgでXLサイズをチョイス。サイズは身丈74cm、肩幅49cm、身幅58cm、袖丈22.5cmです。シルエットはトレンドのオーバーサイズやボックスシルエットではなく、オーソドックスな縦に長いTシャツと言えます。このサイズ感であれば、一枚で着ても、また肌着としても使うことができる万能さがあります。

縫製も申し分なく丁寧で、安っぽさは微塵もないシンプルなデザインです。首回りのバインダーが少し頼りないかなと感じましたが、着用すると生地の重みで引っ張られるためだらしなく見えません。後述する素材のおかげで、ストレッチ性と耐久性が高いため長く愛用できそうです。

肩幅も適切で、身体に沿うようにサイジングされています。オーバーサイズは子どもっぽいと抵抗感がある方には、このコットンエアリズムTシャツがお気に召すと思います。

素材について

素材についてみていきましょう。他のコットン100%のTシャツと見比べてみても、化学繊維特有のテカリは見受けられず高級感があります。素材比率はコットン71%、ポリエステル25%、ポリウレタン4%です。通常のエアリズムよりもコットンの比率を増やしているものの、着るとひんやり感じ、またストレッチ性もある素材感はそのまま受け継いでいます。まさにコットンと化学繊維のいいとこどりです。

ユニクロUと比べてみた

(左:ユニクロU 右:ユニクロインライン)

2020年春夏ユニクロUの人気アイテム「オーバーサイズTシャツ」(1500円+税)と比べてみましょう。写真は同じXLサイズを並べたもの。オーバーサイズとだけあり、ユニクロUは肩幅や袖丈、着丈、そして身幅が大きくとられていますがこれは好みで選ぶとよさそうです。同じTシャツでもデザインでこれだけ変化できるのが洋服の面白さですね。

(左:ユニクロU 右:ユニクロ)

特筆すべきは素材の差です。ユニクロUは厚みがあり、ずっしりした印象です。ちなみに素材比率はコットン53%、ポリエステル30%、複合繊維17%と、コットンの割合が大きく違うようです。それに比べて通常ラインはやや薄くすっきりした素材で軽快に感じます。一枚でも、そしてアンダーウェアとしても着ることのできる万能さが比較することでより鮮明になりました。

お手入れについて

写真は夏の汗をイメージして霧吹きで水をかけました。08ダークグレイは最も汗ジミが目立つかもしれませんが、その分エアリズムの速乾性が活躍してくれます。ルームウェアとしても最適です。お手入れについて、ユニクロHPでは洗濯機・ネット使用とありますが、そのまま洗っても特にダメージはありませんでした。カラー展開は00ホワイト、08ダークグレイ、09ブラック、69ネイビーの4種類。どのカラーも肌の透け感はかなり少ない部類です。価格は990円(+税)です。

籠屋@CU2moro

この記事を書いた人

籠屋@CU2moro

身長169.8㎝ 55kg 靴26.0cm

平日はスーツ、土日祝のために私服を買い漁るのが至福な日々。 「お金をかけずにオシャレを楽しむ」がモットー、家からユニクロまで徒歩5分が自慢。

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