今期インラインに進化したユニクロUのエクストラファインメリノニットポロシャツをレビュー

今シーズンのユニクロユーも完売商品やサイズ欠けが既に出るほど好評です。そんなユニクロユーの昨年モデルであるユニクロユー2016AWエクストラファインメリノニットポロシャツ(長袖)をレビューさせていただきます。

ちなみに、2016AWという見慣れない表示があると思いますが、前部分の数字は発売年を表示し、後ろ部分のアルファベットは季節を表しています。

SSはスプリング・サマー(春・夏)、AWはオータム・ウインター(秋・冬)のそれぞれ頭文字です。業界用語ですが、覚えておいて損はないでしょう。

2017年秋、インラインに拡大

https://goo.gl/Y8fr3P

2016AWで好評だったエクストラファインメリノニットポロシャツですが、2017AWのラインナップにはありません。大変好評だったためか、インラインの商品として今年は発売されています。

ユニクロにはユニクロユーや今季から始まったJWアンダーソンコラボのようなコラボラインと、通常商品であるインライン商品があります。コラボラインで登場した商品のデザインを取り込み、インラインとして発売されるケースがありますね。

2015AWユニクロアンドルメール(ユニクロユーの前身コラボ)で好評だったミラノリブジャケットのデザインを模したジャケットが昨年発売した等の例があります。しかも、数量を絞ったコラボラインとしてではなく、インライン用に大量に作るため値段が下がる傾向です。

※インラインのエクストラファインメリノニットポロシャツのレビューは下記記事をお読みください。↓

【通販限定】ニットとポロシャツが融合したユニクロのニットポロシャツ

2017.09.12

先に値段のことを言ってしまいますが、今回レビューするものが3990円+税だったのに対し、インライン商品は2990円+税と1000円安くなっています。人気のためサイズ欠けが起こっていますが、合うサイズがあればかなりおすすめです。

興味のある方はぜひご購入ください。なんせこちらの商品は発売終了しており、購入が難しいので……。

襟とボタンが付くだけで印象激変

こちらの商品を一言で表すと、エクストラファインメリノクルーネックセーターに襟とボタンを付けたものです。しかし、それだけで印象は激変します。視線が誘導される三首の一つである首元のデザインの変化は想像以上にイメージを変えてくれます。

そのため、同じ素材のセーターやカットソーでもクルーネック、Vネック、ボートネック等首元のデザインだけで、別の商品として扱われます。

https://goo.gl/P2z3Gj

なお、この商品は全てのパーツがニット素材であるため、通常のシャツでは高さが出る第襟も寝てしまい、通常のシャツと比べれば顔周りに物を置くことによって得られる小顔効果は少し低いでしょう。

しかし、ベーシックな着こなしを至上としていたノームコアから脱却する動きがトレンドして加速しているため、着こなしの差別化として十分活用できます。

このトレンドを見越し、昨年からこういった取り組みをしているクリストフ・ルメールのデザイン力には舌を巻きます。しかも、そのデザインがユニクロのインラインにも影響を与える好循環が素晴らしい。

最近、他のコラボに埋もれがちとも言われているユニクロユーですが、こういった好循環こそコラボの力だと確信しています。

ユニクロのエクストラファインメリノは品質が高いが毛玉になりやすい

さて、生地を見ていきましょう。金額に見合わない品質を誇るユニクロのエクストラファインメリノは評価が高いです。そんなエクストラファインメリノを贅沢に100%使用しています。

一般的に使われているニットの繊維が細くなればなるほどツヤが出てよりドレスな印象になり、ニットの繊維が太くなればなるほどカジュアルな印象が強くなります。ユニクロエクストラファインメリノ19.5マイクロンの極細繊維を使用しているので、よりドレスな印象が強くなるでしょう。

https://goo.gl/avdBtp

ユニクロの商品で言うと、エクストラファインメリノの対局にあるのが、ケーブルクルーネックセーター。ざっくりニットと呼ばれるものはカジュアル度が強くなると思ってください。
※ドレスとカジュアルについてはこちらの記事をご覧ください https://goo.gl/s4ehPz

https://goo.gl/qXJtsW

太い糸を使うとカジュアルな印象になります。中に半袖ヒートテックをインナーにしてもチクチクせず、さらっと着こなせるでしょう。しかし、素晴らしい生地を使っているのですが、この生地にも弱点があります。それが毛玉になりやすいこと。

繊維を細くするとツヤが出てドレス度がアップするのですが、反面生地がもろくなりやすくなります。ユニクロのエクストラファインメリノは特殊な製法により洗濯機でも洗えるようになっていますが、やはり毛玉が出やすく特に生地が厚めの襟部分に毛玉が出やすい。

毛玉取り器でバリバリと取ってしまえばいいのでしょうが、ここは気になる部分です。

サイズ展開はインラインの方が多い

https://goo.gl/Sgj32n

コラボラインはサイズ展開が少ないことも不満点です。インラインでは4XLまで展開していますが、コラボラインはXXLが最大です。ユニクロのニットは全体的に少し小さく作ってある印象。

筆者は普段、ユニクロのLサイズがジャストサイズなのでこの商品もLを購入したのですが、あまり余裕のないサイズ感です。ユニクロのニット類は少しサイズを上げることが吉ですね。

https://goo.gl/Y8fr3P

インラインの商品はサイズ展開Sサイズ~4XLサイズ。実際にインラインのエクストラファインメリノニットポロシャツでも普段のサイズから2サイズアップして着用されています。

ユニクロのニットはウエストに向けて絞りが入っていて裾にリブが入っていることが多いので、ジャストサイズだと徐々に裾が上がってきてしまうことが多いのですが、サイズアップすると簡単に防げますね。

もちろんジャストサイズで着用もいいのですが、最近はシルエットで変化をつける着こなしがトレンドになっているのでゆるめのサイズ感を構築するためにもサイズ展開は多くしていただきたい。数量が絞られるコラボラインでは難しいのかもしれませんが、ユニクロには今後頑張ってもらいたいものです。

最大の利点はクリストフ・ルメールが携わっていること

いくつか不満点を述べてきましたが、3990円で購入できたことを考えれば満足感が高い商品です。インライン商品は1000円程安いのですが、クリストフ・ルメールが自前のブランドでニットを出すと、桁が違う金額です。

このことは、ファッションブロガーのMBさんが日刊SPA!の連載でも触れています。2017AWのあるニットはほぼ同じデザインですが、クリストフ・ルメール自前のブランドでは20倍近い金額になっています。※参考 https://goo.gl/1HykWw

ユニクロユーで我々はユニクロ価格に慣れてしまっているかもしれないのですが、世界的なデザイナーが関わる商品は本来我々が気軽に手を出せる値段にはならないものなのです。

無論、ユニクロの生産背景に合わせるので、細かな不満は出てくるかもしれませんが、その中で最大限の努力をデザイナーとメーカーがしてくれているおかげで我々は気軽に着用できているわけです。ルメールさんありがとう!

https://goo.gl/qS94rm

そんなわけで細かな不満点はありますが、概ね満足感が高い商品です。繰り返しますが、クリストフ・ルメールさんに感謝です。上記の画像の引用元では、ルメールさんがエクストラファインメリノの魅力に答えているので、こちらも必見。

着こなしは中に色のあるTシャツを挟み込むのがおすすめ

ツヤ感があり、襟もあるドレスライクなアイテムのため、多少カジュアル感のあるアイテムを組み合わせてOKです。ネオンカラーがトレンドですので、ネオンカラーのTシャツを入れると簡単におしゃれが決まります。

黒スキニーを合わせればIラインシルエットが捗ります。寒くなってきたら、コートを羽織れば秋・冬・春と着こなせます。昨年販売商品のため既に完売品ですが、インラインのアイテムはまだ購入可能です。ぜひお試し下さい。

佐藤シュガー

この記事を書いた人

佐藤シュガー

身長172cm 体重67kg 靴のサイズ27.5cm

北関東を住み家とする32歳。「最小の投資で最大のおしゃれを!」をモットーとするも欲しいものが多く、買いすぎてしまうのが玉に瑕。 ユニクロは我々の味方!  

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