ユニクロ×J.W.アンダーソンのボーダーソックスは手軽な脱地味アイテム!

季節ごとの恒例ともなりつつある有名デザイナーやブランドとユニクロのコラボコレクション。そして、4月末にロンドン発のファッションブランド、J.W.アンダーソンとの2018SSコレクションが昨年秋に続き、発売されました。

アウター、トップス、シャツ、諸々のラインナップの中で、今回は気軽に手の出しやすい、でもオススメなアイテム『ボーダーソックス』を紹介したいと思います。

素材感とカラーバリエーション

まず素材は70% 綿,25% ナイロン,3% ポリエステル,2% ポリウレタン。綿100%ではありませんが、履き心地はわるくありません。厚みはUNIQLOのレギュラーソックスより気持ち薄めです。SSコレクションなので当然ながら暑い時期を意識したのでしょう。ですが薄すぎるということはありません。そのため、特に季節は関係なく使ってもらえます。

派手がカラーバリエーションに目が行きがちですが、実物を手にすると妙に上品さが感じられます。ニットでいうミラノリブのように、表面の凹凸がない織り生地となっており、レギュラーソックスと比べて落ち着いた素材感となっています。

カラーバリエーションは、レッド、イエロー、グリーン、ネイビー、そしてレインボー。落ち着いた定番色からビビットなカラーまで揃っています。クリーニングの取り扱いは洗濯機OKとなっています。実際に二度ほど洗ってみましたが、目立った痛みはありません。柄のボーダーも染めで施されているので、ほつれなども生じません。


(左が自宅洗い×2回後/右が新品)

ただ特段に耐久性が高い、ということはないと思います。靴下は消耗品の面がどうしてもありますので、気に入ったカラーは買いだめしてもいいかもしれません。

案外気を抜けないアイテム·ソックス

正直、ファッションに興味のない男性はソックス――靴下をあまり気にしていないと思います。「いつの間にか穴が開いていた」「カカトが破れそうになっていた」というのはよく聞く話です。

そしてファッションに興味を持ち始めても、あまり最初は注目しないのではないでしょうか。最初はやはりアウターやトップスなど目立つところから手を出しがち。季節が変わったから靴下を買いに行こう、という話もあまり聞きません。しかし、気にしないアイテムであるソックスは、実は気の抜けないアイテム。ポイントは着装する部位にあります。

人の目が留まりやすく目立つ位置である首、手首、足首を三首と呼びます。その一つ、足首を覆うのがソックスだからです。ソックスの生地面積の大半は、ボトムスとシューズによって隠れます。しかし、その間にある、わずかなスキマに見えるのがソックスの生地。だからこそ、小物ながらソックスはコーディネートにとって重要なのです。

ただ無難にまとめるならば黒のソックスを履けば間違いはないでしょう。ですが、それはもったいない。ノームコアからトレンドはだんだんと脱地味に向かっていますが、いきなりハデなものをいくのは抵抗感がありますし、トレンドはいきなり変わるものではないのでハデならオシャレになるわけでもありません。

そんな境目に、今回のJ.W.アンダーソンとのコラボアイテムであるボーダーソックスは実に使いやすいアイテム。目立たないけれど、目に留まるソックスは、気軽に脱地味がはかれます。

上品な『遊び』からビビットな『シャレ』感まで

レッドやイエロー、レインボーなどの派手なカラーバリエーションが目を引き、一見すると手を出しづらいアイテムに思えるかもしれません。しかし、落ち着いて上品なグリーン、オーソドックスなネイビーもしっかり揃っています。普段選ばないだろうビビットなカラーをあえて選んでみても面白いでしょう。前述のとおり、見えるのはわずかです。派手な色でも悪目立ちすることはありません。

昨年からユニクロでプッシュされている、スッキリとしたアンクル丈のボトムス。そういったアイテムにも合わせやすい便利なアイテムです。

そして値段は、J.W.アンダーソンブランドとのコラボ品ながら一足390円(+税)、三足セット990円(+税)とレギュラーソックスと同じ値段なのも手が出しやすく、うれしいところ。気になる点、とまではいかないですが、あえて言えばボーダーという定番柄ということもあり、わざわざJ.W.アンダーソンとのコラボアイテムとして出さなくてもいいのでは? といったところでしょうか。

しかしながら、アイテム自体はとても魅力的で使いやすい。遊べるファッション・アイテムとしてオススメです。最後に一つだけ注意点。ビビットなカラータイプを履く日は、靴を脱ぐ用事や場所がないかの確認を忘れずに。ちょっと派手になりすぎるかもしれません。

ユニクロ×JWアンダーソン2018春夏まとめはこちらから↓

【2018春夏】ユニクロ×JWアンダーソンおすすめアイテム総レビュー【7点】

2018.05.03
Nazy

この記事を書いた人

Nazy

身長170cm 体重65kg 靴26-26.5cm(コンバース・オールスターは26.5cm)

アラサーからアラフォーになりつつある、シンプル&ベーシック好き。 「地味過ぎず」「行き過ぎない」でどう差別化するのかを楽しく模索中。 人見知りの人好き。根はインドア。ファッションを好きになり、ちょっとアクティブになれたことに感謝している。