ユニクロベビーのジャンプスーツは強風でも外で遊ぶことができる必須アイテム

「子供は風の子」と言われることもありますが、実際には、風が強い日に外に連れ出してしまうと、すぐに風邪をひきます。

筆者の子供は、外遊びが大好きです。「外で遊びたくってしょうがない!天気も良い!」でも、風だけが爆風。そのような日は、子供には理解ができず「外に出て遊びたい!」とグズっていました。筆者が住む関東では、凄まじい風が吹き荒れる日が冬の日には少なくないのです。

このようなお悩みをもつご家庭も多いかと思います。今回ご紹介する「ウォームパデットオールインワン」を購入してからは、風邪をひかないため、安心して外に連れ出すことができるようになりました。

それでは、この商品の魅力を実際に使った感想を交えレビューしていきます。

ジャンプスーツがあれば元気いっぱい遊べます

この商品は、本当に早く買っていれば良かった。冬に子供を外で遊ばせる際の必須アイテムだと考えています。風の侵入を許さない、上下ひと続きのジャンプスーツだから。隙間がなく、どんなに強風の日であっても快適にすごせます。露出しているのは、顔のみ。

(上下ひとつなぎ)

素材も考えられてます。表地:ナイロン100%、中綿:ポリエステル100%、裏地見頃フード:ポリエステル100%、袖部分:ナイロン100%。表面の生地感は、薄くて柔らかいが、張りがある。この素材を採用した理由は、主に3点理由があると感じました。

1つ目は、強風に対抗するため。密度の高いナイロンを使用することで、風が透過してくることを防いでいると思われます。

(ナイロン)

2つ目は、汚れの付着を防ぐ効果。このナイロンは、少しの汚れは弾き、過度な汚れは、落としやすい素材。芝遊びや砂遊びをしても目立った汚れにはなりません。泥遊びをした際には、さすがに1回着用後に洗濯が必要になります。

購入してから気づいた1番のメリットは、中にきているTシャツやトレーナー、パンツといったアイテムが汚れることがないこと。1歳2ヶ月の我が子は、階段の登り降りが大好き。膝をズリ回していたため、このジャンプスーツのおかげで、中に着ているパンツの寿命が著しく延びました。

しかも、洗濯をした際も乾きが早い。夕方5時ごろに洗濯を開始し、暖房の効いた部屋に干しておくと、夜の8時には乾いてしまいます。

3つ目は、幼稚なイメージを払拭するシックなイメージなマットな生地感。クールな印象を与えています。カラー展開は、「04GRAY」「31BEIGE」「69NAVY」の3色展開。

以前は、グリーンやイエローといった、派手なカラーも販売していたようですが、2017年版では、シックな3カラーにとどまっています。顔以外の全てのパーツが覆い隠されるため、どのカラーを選んでも、コーディネートを考える必要もありません。

ダイヤ状のステッチングも嫌味の無いアクセントになっています。朝の身支度など時間がない家庭にも最適です。

(ダイヤ状のステッチング)

裏の生地感はどうでしょうか? 子供の肌に触れる部分のため最重要ポイント。筆者は「西松屋」「しまむら」「バースデイ」といった子供服のお店も見て回りましたが、ユニクロが1番良かったです。

他の店は、裏地がツルツルした素材感が多く、肌触りがヒンヤリだったのに対し、ユニクロだけは、温かいフリース生地。ユニクロのフリースといえば、いまや誰もが知っている名品。肌触りが滑らかで、保温性に優れた素材です。

(裏面)

この温かさを加速させているのが、中綿です。このジャンプスーツは、毎年リニューアルし、進化しておりますが、2017年版も2016年版と比べると、中綿の内容量が、120%アップ。着心地がフワフワでモコモコに。

1月の関東圏、最高気温8度、最低気温マイナス1度の強風の日でも、上は薄いロングTシャツ、下はスウェット生地のパンツの上に着るだけで元気いっぱいに外で遊べるようです。

(フリース生地)

先端にも見逃せないポイントがあります。締め付けすぎない適度なテンションのリブは、袖捲りがしやすい。もちろん、少し大き目サイズを買った場合も、ずり落ちてくる程の緩さではありません。

(適度な緩さのリブのすぼまり)

また、まだ歩くことができないお子様の場合は、手先と足先を完全に収納することができ、ベビーカーに乗せた際も風の侵入を許さず寒くありません。

(手足がしまえる)

保育園に通っているような子供であれば、ネームタグと首裏のフックも見逃せません。名前を間違えないように、保育園に名前を書いてくるように指示を受けますが、ネームタグがあれば安心です。更に、首裏フックがあれば、保育園で脱いだ際に先生が引っ掛けやすく、重宝します。

(ネームタグ)

(首裏のフック)

最後にファスナー。子供のことを考え、ファスナーを閉めた後は、カバーが被さり顔などに当たってしまうのを防ぎます。それだけでも十分ですが、スナップボタンで閉じることで、遊んでいる時に万が一ファスナーを引っ掛けてしまうことを防止しています。

メーカーは、YKKを採用しており、移動がスムーズで丈夫です。ファスナーの開始位置もこだわっており足の付け根からあるため、着用がとても楽。私達親からしたら細かいですが、嬉しいポイントです。

(ファスナー)

(ファスナーカバーとスナップボタン)

小顔効果抜群な可愛らしいクマのフード

購入の決めてとなったのは、試着をした時の我が子の可愛さ。まさに一目惚れ。我が子が可愛いといった感情が湧くことは、親としては当然。しかし、この可愛さは、異次元!是非、お試しあれ。

フード部分にも秘密がありました。風が止んできた時にフード部分を脱がせ遊ばせるのですが、このフード部分の立ち上がりがすごいんです。親が前や上から見た際に、耳部分が絶妙な位置にくるようになっており、これもまた可愛い。

この立ち上がりは、可愛さ効果だけではありません。実は、小顔効果もあります。顔の近くに対比になる生地があると、例え大きな顔であっても、小さく見えるのです。

出来るだけ顔の近くに耳がくるように計算されいて、サイズ感が調整されおり、フード部分が立ち上がってきます。顔が小さく見えると、体全体も整って見えるから、これまた良いのです。

(フードを脱いだ着用写真)


フードにファーがないのも嬉しい。好みが別れるところですが、筆者は、子供服にファーは不要では無いかと、感じています。もちろんデザインなど物にもよりますが。この服に至っては、ファーがあると、遊ぶ際に邪魔になるから無くて大正解でした。

弱点は3点!今後のユニクロの進化を待つ。

弱点ももちろんあります。それは、3点。1つ目は、動きづらさ。ジャンプスーツでない服と比べると、多少動きづらさを感じるかもしれません。股の部分など、伸びが少なく我が子が遊ぶ際に、可動域が狭まってるかも?と感じることがありました。

遊具のタイヤをまたがっている時、しゃがんでいる時などです。ただし、過剰に気にするほどではないです。他店の商品は、シルエットがもう少し太いため、動きやすそうでした。

しかし、そこは、見た目の良さとトレードオフ。スッキリシャープな印象を保ちたいのであれば、ユニクロのものを選ぶのが正解。この弱点は、サイズアップをすれば、解消できると感じました。

我が子は、1歳2ヶ月、身長75㎝、体重10kgの標準体型。普段着用するサイズ表記は90を身につけており、こちらのサイズは、80。袖をまくって着用していることから、かなり大きめに感じます。購入前には、試着することをオススメします。我が子は、おそらく、来年も着用できるはずです。

サイズ展開は、60、70、80とありますが、ユニクロ公式レビューや、様々なブログを見ていると、90や100といったサイズを追加してほしいという声も少なくありません。2017年版では、用意がないため、80を超える場合は「ライトウォームパデットパーカー」となってしまいます。ユニクロが、今後サイズ展開を増やしてくれることを期待しましょう。

防寒性抜群で安心安全のユニクロベビー服「ライトウォームパデットパーカ」をレビュー↓

防寒性抜群で安全安心のユニクロベビー服「ライトウォームパデットパーカ」をレビュー

2018.01.02

2つ目は、袖が多少通しづらいところ。裏面がフリース生地のため、気になるほどではないですが、引っ掛かりを感じます。他店のツルツルした素材の商品と比べてしまうと言わずもがなといったところ。

ただし、こちらは、温もりと相反する部分なので、仕方のないところでもあります。使っていて思いましたが、フリースなのに意外と静電気は、発生していません。そして、他のブログ記事などを拝見しますと、着用と洗濯を繰り返した際にできるフリースの毛玉が気になるという声もあります。

これに関し筆者は、11月頃に購入してからは、ほぼ毎日のように着せており、洗濯も3日に1回程度していますが、そのような毛玉はできていません。1年程ではできないのか、素材が進化して毛玉が発生しづらくなっているのかもしれません。

3つ目は、外での体温調節が難しいこと。ものすごく暖かいため、風が止んできて体温調節したくても、脱ぐことしかできないのです。しかも、脱いでしまうと一気に寒くなってしまうので、それも現実的ではありません。

これを解消するには、アウトドアのダウンジャケットやスキーウェアについている、空気口のファスナーを付けて欲しいところ。ユニクロの次年度以降の企業努力に期待しましょう。その点、体温調節がしやすい同ラインナップのパーカーを選択するのも良いかも知れません。

(アウトドアダウン空気口)

安くならないのは、人気がある証?

ここまで「ウォームパデットオールインワン」をレビューしてきました。品質やデザイン、素材と、子供のことを考えられて作られていることが十分にお分りいただけたかと思います。

最後に価格です。ユニクロは、チラシをほぼ毎週出しており、全ての商品が週替わり入れ替わり立ち代りで、割引となることも少なくありません。しかし、こちらの商品は、3990円(+税)とチラシでの値下げはありませんでした。

最後の最後12月の終わり頃のサイズやカラー欠品が激しくなった頃に初めて1000円引きとなっていました。値引になってからは、すぐに売り切れ。そもそも、11月の筆者が購入した時点で、店舗によっては完売やカラーが欠けていたりしていました。毎年リニューアル販売している定番品だけに、数量もそこまで多く用意してないのかもしれません。

また、メルカリなどのフリマアプリや、ヤフオクと言ったオークションでも、非常に多くの数が販売されています。しかも、1000円~2900円となかなか強気です。このようなアプリで安く購入するのも良いですし、着れなくなったら高く売れるのも嬉しいですよね。

子供服の特性上、1、2年で着れなくなってしまうので、販売する際も値減りしないのは、大きなポイントではないでしょうか?

2017年版については、残念ながらユニクロ公式通販では、完売しています。ユニクロで値引にならない、中古市場価格といった様々な側面から、人気の高さが伺える「ウォームパデットオールインワン」。

このジャンプスーツを1着揃えて見てはいかがでしょうか? 重宝すること間違いなしです。