防寒性抜群で安全安心のユニクロベビー服「ライトウォームパデットパーカ」をレビュー

ユニクロのベビー服は、小さなお子さんのいるご家庭では馴染みの方も多いと思います。12月にもなれば気温もぐっと冷え込むもの。アウターの種類でだけ言えば、よりベビー服に強い西松屋や赤ちゃん本舗の方が目を惹くアイテムが多いかと思います。

乳幼児向けのアウターカテゴリでは3種類ラインアップされており、その中から1番ショート丈である「ライトウォームパテットパーカ」についてレビューしていきます。

オープンな情報で安全・安心

子供らしいデザイン、色づかいの服が目当てであれば、赤ちゃん本舗、西松屋に軍配があがるでしょう。しかし、品質や素材のよさ、服1枚あたりの情報のオープンさ等から、筆者はユニクロを選択しました。

ユニクロ以外がダメだと言っているわけではありません。実際筆者家庭にも赤ちゃん本舗、西松屋のベビー服はありますし、よく着用させています。ユニクロの場合筆者自身が袖を通すことも多く、着心地や品質の良し悪しを判断しやすいから、というのもあります。

公式ページに情報が多く掲載されている事は、子どもへの影響を考えると、我々大人以上に品質にはこだわってあげたいのでポイントが高いです。ベビー服がすべて袋詰めで個包装になっていることも衛生面での安心感があります。

袋詰め包装のためにすべてのアイテムを店舗で試着することができないのですが、ちゃんとサイズごとに試着用が用意されています。色は好みのものが無い場合イメージしにくいかもしれませんが、サイズ選びの際は是非試着させてあげてください。

大きめを選ぶ必要なし、ジャストサイズでの着用を

子どもの成長は早く、本当にどんどん大きくなります。現在1歳半、76㎝、9.8 ㎏でサイズ80でジャストサイズです。購入時は当然今よりも少し小さかったですが、袖が少し長い事を除けば特に違和感もなく着用できています。

袖丈はサイズ80で28㎝、サイズ90で31㎝、サイズ100で35㎝となります。袖口にはリブが付いており、程よい強さと言えます。締め付けは強すぎず、しかし手首さえ出てしまえばずり下がってくることもありません。

手が出ていないと転んだ時に手をつけないなど危ないことも多いと思うので、袖は長いようなら折って着てもいいでしょう。購入直後は折り返して着用させていましたが、現在は成長に伴い袖が長すぎることは無くなりました。

大人用のアウター同様、前身頃と後ろ身頃を繋ぐ脇身頃があることで胴体部分は立体的な作りになっています。幼児体型に合わせて身幅はたっぷりとってあります。サイズ80で34㎝、サイズ90で36㎝、サイズ100で38㎝です。

もちろん冬場の着用がメインとなるでしょうから中に着こむことも可能です。都内でも朝晩は寒いですから、半袖肌着+長袖Tシャツの上に羽織って送り迎えしています。もう一枚カーディガンを着ることもあります。12月になり日中に保育園でもおさんぽで着用することも多くなってきたようです。

大人用以上の高性能素材

ユニクロのダウンはインナー、コート様々な種類があり、筆者もベストを所持しています。大人用にも見られる機能としてはポケットの内側がフリース素材になっているということ。実際に手を突っ込んでみるとわかるのですがこれは本当に温かいです。

筆者は冷え症ですが発熱が実感できる程です。ただ1歳半ごろの子どもがポケットに手を入れるかと言われると入れませんし、入れたら注意しますね。それ以外にもフロントファスナー内側、フード、首回りがフリース生地で覆われています。

実はこのアイテム、見た目はダウンジャケットのようですが、中綿に羽毛を使っていませんので正確にはダウンではありません。東レとユニクロが共同開発したウォームパデットというポリエステルの中綿を使った中綿ジャケットとなります。

寒いから口元までアウターのZIPを閉める。この時冷たいと感じるのは大人でも経験あることではないでしょうか。大人用以上に配慮を感じ、機能的にも勝る部分です。ファスナーはYKKです。

気温に対して子どもの体温調節は難しいものですが、滑らかで引っ掛かりもないのでうまく脱ぎ着させてあげてください。保育園でダウンのもこもこ感の影響で子どもが自分で脱ぎ着しにくいかもしれない、と指摘がありました。

今の年齢だと自分ではできないので着させてあげていますが、日々に練習していく中でデメリットになる可能性があります。致命的な欠点というわけではなく保温性が減ってはせっかく増量されたダウンの意味もなく、リュックやポーチのファスナーは開け閉めできていますので、そこまで深刻には考えていません。

フードはプラスチック製のスナップボタンが付いており取り外しができます。筆者は主に外した状態での着用を基本としています。動き回る子供に大きめのフードは邪魔になってしまうことと、そもそも雨の日はお出かけしないので。このあたりはライフスタイルに合わせて選べるので作り手の配慮を改めて感じるところです。

外してしまっていますが高性能なフードです。フードは立体的な作りになっているため立ち上がります。顔周りにフードがあると顔の面積が隠れ、フードのボリュームとの対比で小顔効果が生まれます。

長い中央部分は雨や雪を防げるので顔や髪の毛を濡らすことがありません。内側がフリース素材であることも相まって抜群の防寒性です。パーカーが得意なユニクロだけに小顔効果が子どもに必要かどうかは置いておいて、見た目と機能を両立できていますね。

洗濯に関しては購入直後、着用前に一度手洗いしています。表地は撥水効果があるため水を弾いていましたが、内側のフリース部分から水が染み込むような具合で洗いました。ダウンのもこもこから乾きにくさが懸念されましたが、特に感じませんでした。選択表記の横にはネームタグも付いています。名前が書けますので、保育園でも安心して着用可能です。

全4色のカラー展開

ユニクロ表記で04 GRAY、12 PINK、43 YELLOW、69 NAVYとなっています。筆者自身はYELLOW推しでしたが、我が子のための最終判断はママに任せる事にしました。GRAYを選択しています。GRAYは明るめで、冬でもよく映える色味です。

NAVYはダークトーンで合わせやすく、オンライン在庫を見ても人気色であることが伺えます。PINK、YELLOWは子供らしさ全開でかわいいです。カラーブロックタイプは、同型のバリエーションで11 PINK、67 BLUEはそれぞれブラック、レッドのバイカラーとなっています。

筆者は子供服の場合、大人と違ってオシャレに着こなすことを第一に考えていません。子どもらしく、かわいい服を着せてあげたいという思いが強く、今だからできる服装というのも大切かなと思います。着まわしやすい色よりも、わが子が一番かわいく見える色を選んであげてください。

それだけに、全4色+2色展開は少ないと言えるかもしれません。好みのデザイン、カラーが無いから他店を選ぶ、というのも当然の考えだと思います。

大人服と比較しやすさから来るユニクロへの信頼感、機能面での安心感、これだけの機能を備えていながら価格は2990円(+税)というコスパのよさから購入を考えました。現在のところ不満もありません。

本稿が冬物アウター探しの役に立ち、お子様のためのご参考になれば幸いに思います。服ログは男性読者様が多く、パパが見つけたとあればお手柄かもしれませんよ。

TAKUMA

この記事を書いた人

TAKUMA

身長167㎝ 体重51kg 靴25.5㎝

オシャレになって見た目も中身も磨きたいアラサー男子。人に見られることに臆さず自信を持って、胸を張って生きて欲しい願いを込めます。細身のシンプルなコーディネートが好き。さあ「脱地味」しよう。