ユニクロのボアスウェットパンツが進化!スキニーの代用にピッタリ!

冬は丈の長いコートを着て、細身のスキニーパンツを合わせてYラインシルエットを作る方が多いと思います。しかし、スキニーパンツは防寒面では心もとないアイテムです。今回はスキニーパンツの代用として冬に大活躍するユニクロのボアスウェットパンツを紹介いたします。

デザインをチェックしてみよう

ボアスウェットパンツと聞くと、シルエットが緩いダボっとした暖かい部屋着のようなパンツを想起させます。確かにウエストはゴムベルトで着脱がスムースにできるようゆったりめにつくられています。お尻周りや股上も深く取られており、スキニーパンツのようなタイトさはありません。

太もも周辺も生地が厚いのでパツパツになってボディラインがくっきり出るということはないものの、裏地にモコモコしたボアを使用しているにもかかわらず着ぶくれしないのがポイントです。実際に履いてみるとスキニーさながらのすっきりと細身のシルエットになります。

その理由は、ウエストまわりこそ余裕があるものの、股下から足首にかけてテーパードが強くかかっていることです。そして足首が細いリブなので、通常のパンツよりシルエットがスッキリ見えるようになっています。

シルエットは、首・手首・足首といった先端に視線が集中するため、その印象が強く残ります。そのため腰回りや太もも周辺がゆったりしていても足首周辺がスッキリとすれば全体のシルエットまで細く整った印象を与えることができるのです。筆者が購入したのは2017年の秋冬モデルですが2018年の秋冬モデルはリブの長さはそのままに丈がさらに3㎝長くなっており、座ったときに足首が見えてしまうことを防いでくれます。

履き心地は?

素材は、本体がポリエステル74%、綿26%、リブ部分が綿95%、ポリウレタン5%。裏地のボアは起毛しているため非常に暖かく、真冬でも快適に過ごせます。筆者は寒がりなので真冬にユニクロのヒートテックタイツを履いてからパンツを履くことが多いのですが、このパンツの場合はタイツを履かなくても心地よい暖かさがあります。

機能素材を使用していないため、同じくユニクロが発売されているブロックテックフリースパンツのような防風・防水透湿性はありません。暖かい部屋に長時間いて汗をかくと蒸れます。

注意点もあり

このボアスウェットパンツ、とても便利で快適に過ごせる逸品でありますが当然注意点もあります。筆者が考える注意点はカラー・シルエット・膝抜けの3点です。スウェットパンツはカジュアルアイテムです、スキニーパンツの代用として用いるならばシルエットと色でドレスに寄せるようバランスを取る必要があります。

※ドレスとカジュアルのバランスについてはこちら:http://www.neqwsnet-japan.info/?p=1810

このパンツはメンズでも展開されていますが細身でシルエットが美麗になるようレディースパンツを選ぶことが重要です。そしてカラーはスタイルを良く見せる収縮色であり、スウェット素材のカジュアルさも目立たないドレスライクな要素のあるブラックもしくはネイビーを選ぶ事をオススメいたします。筆者は普段ユニクロのメンズはSサイズのパンツを選ぶことが多いのですが、レディースでは1サイズアップしてMサイズを選びました。このサイズ感は実際に店頭で確認してから購入するのが良いと思います。

サイズに関しては全体的にメンズよりも数センチ程度タイトな作りになっているため見た目のシルエットにも影響を与えます。公式サイトでモデルの着用写真を見比べるとその差は顕著に表れていますので、見てみましょう。

https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/409050/#thumbnailSelect

いかがでしょうか。男女ともにMサイズを着用しているのですが、同じ商品のメンズとレディースでもシルエットの違いは歴然です。丈は男女ともに標準丈、女性が69~70㎝に対して男性は70~76㎝ですが明らかに男性モデル側の下半身のシルエットだけに着目するとひざ下からふくらはぎにかけてシワが出ており、ゆるめのシルエットでだらしない印象が出てしまいます。裾の処理も女性の方はリブがあり、きつめに効いてますが、男性の方はリブが緩いためか裾がもたつく印象です。

次に、前述の通り筆者がボアスウェットパンツ(WOMEN))を購入して1年が経過しておりますが、スウェットパンツによくある『膝抜け』はこの肉厚な素材でも起こりました。スウェット生地の経年劣化によりますのでこればかりは避けられそうにありません。

『膝抜け』とは : https://lamire.jp/79847

なお、筆者は週1~2回程度の着用と着用期間中月1回程度しか洗濯を行っておりません。ドライクリーニングは使用不可なので、洗濯の際はネットを使用して洗濯機で洗いました。すすぎ後は弱めの脱水機能を使用しており、化学繊維混紡のため表地のスウェットは十分乾くのですが、十分裏地のボアは乾きにくかったです。干す際には裏返しにして日陰干しをすることをオススメいたします。

ただし2018年モデルは全体の重量が15%程度軽くなっているため、筆者の購入した2017年モデルよりも洗濯をしても多少乾きやすくなっているようです。なお、この膝抜けの影響により膝周辺の生地が緩むことでシルエットに若干シワが生じており、見た目にも多少の影響が出ています。とはいえ、先ほどのメンズのスウェットパンツのシルエットに比べればまだこちらの方がスッキリしています。

まとめ

レディースのカラー展開はオフホワイト、ネイビー、グレー、グレー(霜降り)ダークグレー、ブラック、ブラウンの計7色。サイズ展開はXS、S、M、L、XL、XXL、3XLの7サイズ展開。メンズは4色(グレー、ダークグレー、ネイビー、ブラック)展開のためレディースの方がカラーバリエーションは豊富です。

サイズ感についてはレディースアイテムですがメンズの方も通常履いているサイズから1~2サイズアップをすることで問題なく履けるはずです。

真冬でもスキニーパンツさながらのシルエットでありながら、ボアのおかげで非常に暖かく着ぶくれもしない万能パンツです。にもかかわらず価格は2490円(+税)と大変お買い得です。シルエットの美しさと高い保温性を持ちながら低価格というパンツは市場にもなかなか存在しないアイテムです、

ぜひお試しください。

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【177選】ユニクロおすすめメンズアイテムを買ってレビュー【2020】

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2018.07.16
mitsu

この記事を書いた人

mitsu

身長163cm 体重53Kg 靴25.0cm

ミニマムな体型に合う服、ミニマルなクローゼットを意識して、長く着られるシンプルでベーシックなアイテムを選ぶのがモットー。パパになっても楽しめるファッションを意識しています。35歳、既婚。