​驚くほどストレスのないニット!ユニクロのコットンカシミヤVネックセーターの実力とは?

冬は着込むことが多くインナーからアウターまで様々なものがありますが、仕事でもプライベートでも使用できるアイテムの1つがセーターでしょう。

そして必ず目にする「カシミヤ」という言葉。百貨店ではもちろんのこと、ユニクロやGUでも目にする機会が増えました。そんな中でも筆者が気に入っているのがコットンカシミヤVネックセーター(長袖)、1290円(+税)の03 GRAYです。

そもそもカシミヤとは?

「繊維の宝石」と呼ばれているカシミヤはカシミアヤギから採取した毛を指します。

https://goo.gl/iwoHAc

1頭のカシミアヤギから採取できる量は80g~120gで、マフラー1本作るのに1頭分、コートを作るには7~8頭分が必要となります。ウールは羊1頭から約4000g取れるといわれているので、カシミヤがいかに稀少かわかります。

そんなカシミヤが好まれる理由は軽くて保温性・保湿性が高く、柔らかい肌触りと光沢感、そして型崩れがしにくいという特徴があるからです。今回のアイテムは綿90%、カシミヤが10%という混紡率なのでほとんどが綿です。綿も保温性・保湿性が高く、肌触りが良いという特徴があります。

セーターなので保温性が気になるところですが、線維が細いほど暖かい空気を逃がさないという特徴があり、綿は約19〜20ミクロン、カシミヤは約14〜16ミクロンとカシミヤのほうが線維が細く、カシミヤ100%のセーターよりは保温性が劣ります。

しかし、綿とカシミヤの混紡により、カシミヤの柔らかい肌触りや光沢感のようなメリットを活かしつつ、毛玉ができやすいという部分を綿でカバーし、さらに価格を抑えた一枚となっているので、カシミヤ100%のセーターに劣らないアイテムといっていいでしょう。

着ているのかわからなくなるほど軽い

コットンカシミヤVネックセーター(長袖)ですが、驚くべきは重量。なんと188gしかなく、着用していることすら忘れてしまうほど軽いです。ハイゲージニット(細かく編んでいるニット)のため、表面に凹凸が少なく綺麗な見た目で、上からジャケットなどのアウターを羽織っても着膨れすることがありません。

さらにVネックとなっているので、仕事でもプライベートでも着る事が出来る使いやすいデザインです。筆者は175cm、70kgでMサイズを購入しました。身丈65cm、肩幅40cm、身幅49cm、袖丈61.5cm、筆者が着用した際は、スラックスのポケットが半分隠れるぐらいの身丈です。

筆者にはピッタリなサイズのため、インナーを例えばシャツ、タンクトップなど着込んでしまうと形が崩れてしまいます。レイヤードしたい方は1サイズ大きいものを選ぶことをオススメいたします。

クリーニングとシワ

綿は縮みやすい性質を持っていることもあり、慎重にケアをする必要があります。洗濯表示の通り、手洗いをして日陰で平干しをする必要があります。家で洗うのは少し手間がかかるので1シーズンごとにクリーニングに出すことをオススメします。ただし、1シーズンごとのクリーニングだと気になるのがシワです。

筆者は月に2~3回ほど着用して半年が経ちましたが、写真の通り結構シワが目立ちます。あまりひどいシワだとだらしない印象になってしまうので、スチームアイロンで適宜シワを伸ばすといいでしょう。

豊富な色展開

筆者は03 GRAYを購入しましたが、色展開が豊富で合計8色あります。

(左03 GRAY、右08 DARK GRAY)

(左09 BLACK、右11 PINK)

(左31 BEIGE、右62 BLUE)

(左68 BLUE、右69 NAVY)

https://goo.gl/5b1zsm

仕事でも使用する場合は、03 GRAY、08 DARK GRAY、09 BLACKが使いやすい色です。街着で使用する場合、冬はモノトーンのコーディネートが多くなるので11 PINKや62 BLUEなどの淡い色を入れると良いアクセントになるのでオススメです。

ケアに少し手間がかかるアイテムですが、着ている事を忘れるぐらい軽く、色展開も豊富で、仕事でも街着でも使用できるコットンカシミヤVネックセーター(長袖)を筆者は大変気に入っております。年展開するアイテムですのでぜひチェックしてみてください。

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