ユニクロのコットンテーパードパンツはまとめ買いするべき良品!

その日、30度を超える暑い日でしたが、いち早く店頭に並び始めた秋冬物を見るため、代官山や銀座を回っていました。目的はオンビジネスでもカジュアルでも使用できるスラックス。炎天下の中を歩き回って汗がひいたら、数万円はするボトムスを試着することを繰り返しました。

そして見つけた極上のアイテムをご紹介します。それは、同伴者の希望で入店した銀座のユニクロにありました。ふと目にとまったアイテムを試着した私の姿を見た同伴者の言葉は衝撃的なものです。「これがいいんじゃない?」。

筆者の感想も同じ。ユニクロのこれまでのアイテムにはないシルエット。そして、素材の生地感、値段、いずれも非の打ち所がない、自信をもっておすすめできるアイテムを見つけてしまいました。そのアイテムとは「コットンテーパードアンクルパンツ」。

レディースのアイテムですが、私のユニクロ史上、過去最高のボトムだと断言できます。結果として、4色も買ってしまった極上のボトムスです。前置きが長くなりました。それでは、ユニクロ最強ボトムスを一緒に見ていきましょう。

スラリと足長で、高級ブランドのようなシルエット!

デニム素材で作られた極上のデニスラ(デニムスラックス)も試着して最初に驚いたのが「シルエット」です。ユニクロはメンズでも、テーパードパンツとして「イージーアンクルパンツ(春夏には、深めのタックがついた「コットンツイル・ワンタック」も登場)」や、2018春夏ユニクロUで人気となった「ワイドフィットテーパードパンツ」があります。

もしかすると、これらのアイテムをすでに購入された方、ユニクロUについてはサイジングの難しさから購入を見送られた方もいらっしゃるかもしれません。いずれの方にもシルエットをイメージしていただけるように、詳細な数値を確認しながら見ていきます。

下表は、類似アイテムとサイズの詳細を比較して見てみたものです。各アイテムでサイジングが異なるため、筆者が購入した「コットンテーパードパンツ」の70cmと「ウエスト(仕上がり幅)」が近しいサイズのものを比較しています。

(※本アイテム=サイズ70、ユニクロU=2018春夏「ワイドフィットテーパードパンツ+E」のサイズ76、メンズ=イージーアンクルパンツ(コットンツイル・ワンタック・丈標準64~70cm)のサイズS ※オンラインサイト掲載数値より抜粋)

まず注目したいのが、「わたり幅」と「すそ幅」の差です。ユニクロUとイージーアンクルパンツは16cm。本アイテムは17cmで、本アイテムの方がギャップ幅が1cm大きくなっています。

イージーアンクルパンツの方が本アイテムより裾幅は1cm狭いものの、本アイテムのわたり幅が2cm広く、股下が2cm短いことをご確認ください。これは、腰回りや太腿はゆったりと余裕がある印象にしつつも、裾に向けてより急激に細くなるようにシルエットが作られているということです。

その結果、本アイテムの方が、ほかの2アイテムよりもスラリと、より脚長なシルエットに。わずか1~2cmの差ですが、一般的にボトムスは裾幅が1cm変わると、サイズそのものが1つ大きくなり、見た目の印象もガラリと変わります。

例えば、イージーアンクルパンツは、サイズSとM、MとLで、それぞれの裾幅の差はちょうど1cmです。さらに、ユニクロUの場合、サイズ76と79が裾幅19、サイズ85・88が裾幅20と、裾幅が1cm変わるとウエストが10cmも変わってきます。

このように数値を比較すると、裾幅やわたり幅のほんのわずかな差が、シルエットに与えるインパクトを実感していただけるのではないでしょうか。

シルエットを美しく、コーディネイトの幅を広げる工夫が満載

(最初にご覧いただいた「00WHITE」の背面)

実は、シルエットに関わる工夫はこれだけではありません。1つひとつ丁寧に見ていきましょう。まず、前面のアウトタック(ヒダが外向きに入ったタック)が深めに設計されている点をご確認ください。

ボトムスのドレスライクな印象を大きく強くするセンタープレスは、タック付きのスラックスの場合、ウエスト前面のタックにあわせて入り、タックが浅いとセンタープレスの線が消えやすくなってしまいます。特に、本アイテムのようなコットン素材ならなおさら。

そこで本アイテムでは、タックを深めに強調して入れることで、センタープレスの折が強く出るようにして、腰回しやわたりにゆとりが出つつも、クラシカルで上品な印象もアップするようになっています。さらに、背面のポケットの内側から足元にかけて、きちんとプレスが入っている点も要チェックポイントです。

スーツのボトムスをイメージするとわかりやすいのですが、前面と背面の両方にプレスが入ることで、本アイテムのような太腿まわりがゆったりとしたカジュアルな印象を生かしつつも、前面から見た時と同様にドレスライクで上品な雰囲気を醸し出しています。

背面のセンタープレスは、スーツでは当たり前の仕様なので見逃しがちですが、前面と背面の両方にセンタープレスが入ることで、横から見たときのシルエットをきれいに見せて、スラリとした印象になります。これはユニクロのWebサイトの写真を確認いただくのがわかりやすいでしょう(モデルは女性ですが)。

そして、本アイテムのシルエットを形作る上で、最後のポイントを確認していきましょう。それは「股上」の深さです。上記のサイズ比較表を見ていただくとわかるように、深めの30cmに設計されています。股上が深いと、ボトムスをお腹まわりで履くことになるため、お腹や腰回りの体型が出やすくなります。

スマート体型のイケメンなら問題ないのですが、お腹のサイズ感が気になり始めた筆者のような中年の場合、一般的に着こなしが難しく注意が必要。しかし、本アイテムは股上は深くても、腰まわりがゆったりとした仕様になっているため、体型をすっぽりとカバー。

腰位置が高く、脚を長く見せてくれます。股上が深いアイテムのメリットを、体型にかかわりなく享受できるため、様々なアイテムとのコーディネイトがしやすいスグレモノとなっています。

シルエットだけじゃない! 素材も技ありの「ホワイト」はマストバイ!

ここまでシルエットを見てきましたが、その他の特徴も見ていきましょう。素材は、ホワイト(00WHITE)が綿97%で、3%のポリウレタン混紡。 その他の色は98%が綿で2%のポリウレタン混紡で、同型のデニム素材ので作られた「コットンテーパードパンツ(インディゴ)」は綿100%。

生地の厚みは、厚すぎず薄すぎず。通年使用が可能なアイテムとなっています。なお、メンズの「ヴィンテージレギュラーフィットチノ」などに見られる生地のガサつき感は見られず、いずれの色もツヤ感があって上品な印象がするアイテムとなっています。

ただし、ポリウレタン混紡のためでしょう。若干しわができやすいため、筆者は着用したらアイロンをかけています。シルエットが作り出すドレスライクな印象をキープするようにするためです。

なお、洗濯はネットに入れて普通の家庭用洗濯機で、他の衣類と一緒に洗ってもまったく問題ないのですが、しわがよりやすい素材感なので、「脱水は軽く」「乾燥後はアイロンがけ必須」となります。洗濯で、前後に入ったセンタープレスが消えてしまう可能性もあります。

さらに素材について特筆すべき点があるのが、「00WHITE」です。今回、筆者は感動のあまり。「00WHITE」「32 BEIGE」「69 NAVY」、そしてデニスラとして着用可能な「インディゴ」の4色を購入したですがダントツの推奨アイテムはホワイトです。

4色いずれも使いやすく、自信をもって推奨できるのですが、特にオススメしたいのは「00 WHITE」です。まず、ポケットがベージュの生地で作られています。これは履いたときにポケットが透けないようにするためのうれしい配慮がなされています。さらに、下の写真をご覧ください。裾を裏に返した部分をよくご覧ください。お気づきでしょうか?

表面と裏側で、生地の色がほんの少し違うことがわかりますか?  真っ白な表面に対して、裏側にはほんの少しですがベージュになっています。これは下着などの色が透けないようにするための加工のためでしょう。これまでのユニクロのアイテムでは見たことのない仕様です。

白のボトムスは透けやすいからと避けてこられた方は、ぜひ黒の下着を履いて試着してみてください。本当に下着を履いているのか不安になるほど、透けないことにきっと驚くことでしょう。

レディースアイテムゆえの注意点も! ぜひ試着をしてください

(洗濯後にアイロンをかけたもの。しわになりやすい点にご注意ください)

まずサイズの選び方です。筆者は通常、ユニクロのボトムスは「S」サイズや「76」を購入しています。レディースを試す場合は「L」か「XL」、「67」が多いのですが、今回は前後のサイズを試着し、サイズ「70」を選択しました。これは冒頭に書いたシルエットと関係があります。

(オンラインサイト掲載数値より抜粋) https://goo.gl/jScrh5

本アイテムは、サイズが大きくなるほど、わたり幅と裾幅の差が大きくなっていく仕様。股下の長さは一定なので、サイズが大きければ大きいほど、腰回り・太ももから裾に向けてより急激に細くなるようにデザインが組まれているということです。

そのため、ジャストサイズで「67」を履いた時よりも、腰回りにゆとりがある「70」を選んだ方が脚長効果も働きスマートな印象に。ジャストで選ぶと、フィット感は高まるものの、テーパードがゆるくなって、ボックス型のシルエットの印象が強くなってしまうので、ご注意ください。

ただ、「大きいサイズを選べばいいのか」と言うと、そうはありません。このアイテムは、ヒップのサイズが裾やわたり幅より急激に、1サイズ上げることに3cm単位で大きくなるため、「73」まで大きくするとリラックスした印象が強く、カジュアルよりになってしまいますね。

とはいえ、この辺りのチョイスは好みもある領域。ぜひ試着して、あなたにとってベストなサイズを見つけてください。最後に、本アイテムの大きな欠点をご紹介しておきます。上記のようにかなり股上が深い仕様です。

そのため、ファスナーの位置は男性にとっての最適なポジションよりも、だいぶ上に位置することになります。お手洗いなどに行く際、多少の不便を感じることがあります。2990円(+税)

ユニクロおすすめメンズアイテムまとめはこちら↓

【81選】ユニクロおすすめメンズアイテムを買ってレビュー【2018】

2018.09.24

「ユニクロを使ったおすすめコーディネート集!」はこちらから↓

【42選】ユニクロを使ったおすすめコーディネート集!【メンズ】

2018.07.16
TJ

この記事を書いた人

TJ

身長167㎝ 体重65㎏ 靴25.5㎝

ダイエット中で-30キロ。あと5キロに苦戦中。服選びの基準は「高見え」「やせて見えること」「若い女子にもてそうか」。42歳