ユニクロのドライカラーリブタンクトップは春夏コーデに必須アイテム!

ベーシックなアイテムに強みを持つユニクロ。アンダーウェア・肌着としての使えるアイテムとしては、スーピマコットンフライスクルーネックTなどが有名。

その陰に隠れがちですが、「見られてもOK&見せるアンダーウェア」として、今回はドライカラーリブタンクトップを紹介します。実はこの商品、通年アイテムではなく、春夏用アイテム。コスパの良さとこれからの季節、春夏コーディネートへの使い勝手の良さでオススメです。

素材と質感

素材は、綿73%,ポリエステル27%。「綿100%じゃないのか……」「だから安いのかな?」と思う方もいるかもしれませんが、オンラインの商品紹介に「ドライ機能」をプラスと書かれているため、あえてポリエステルを混紡することで、機能を高めた素材なのです。

事実、綿100%素材はGUで展開中なのですが、そちらの方が一枚の単価は安くなっています。綿だから良い、ポリだから粗悪、とは一括りにはできないでしょう。

(裏面。リブの凹凸がなく滑らかな着心地)

当然、見た目からポリ特有のテカリは皆無です。表地はリブの凹凸が入ったしっかりした作りですが、裏地側は「おっ!」と驚くほどのなめらかな肌触り。表裏を同じような仕上げでも特に問題ないと思いますが、汗をかいたときなどのべっとり張り付くのを無くし、快適さを損なわずに着心地のよさを求めての工夫でしょう。

夏にタンクトップを着る利点

オフィシャルサイトには「一枚でもレイヤードでも着回しできる」と記載されていますが、さすがに一枚で街着として使うことはないでしょう。レイヤード――つまり、重ね着をした際に、少し見えてもおかしくない素材感といったところです。

今年も流行が続く、オープンカラーシャツやビックシルエットのトレンド。ラフで肌が露わになりやすい格好となる春夏のコーデの際に、インナーとして着ておくといいでしょう。タンクトップの利点として「トップスへのダメージの軽減」「乳首透け(浮き)などの回避」「過剰な露出を押さえる」などがあります。

Tシャツなどを着る時、一枚で着てしまうと直に汗を吸収してしまいます。下に一枚あることで直接トップスが肌や汗に接する面を減らしてくれ、トップスの寿命を延ばしてくれます。またトップスの素材や厚みによっては、肌が透けてしまうこともあるでしょう。

そういった場合にも下にタンクトップを着ておけば、問題ありません。エアリズムのタンクトップやアンダーウェアもありますが、快適ですが薄手のため、見えた場合にアンダーウェア感が出てしまいます。

オープンカラー(開襟)シャツなど胸元を大きく開けるシャツなどの場合、TPOによっては「いやらしく」思われてしまう場合もあります。タンクトップを下に着ておくことにより、胸元の露出を狭めてくれます。アンダーウェアや肌の透けは本来見えてはいけないもの。

それが見えていると気まずくなり、コーデ以前の問題になってしまいます。それを解消してくれるのが、厚手で肌着感のない、タンクトップなのです。

クリーニングとサイズ感

(乾きあがり直後の写真)

クリーニングはもちろん「洗濯機」OK。筆者も普通に洗ってみましたが、特にシワが目立つようなことはなく、乾きあがります。サイズ感は肌着ですので、特にビックサイズなどはなく、いつものサイズ感で選んでいいでしょう。裾をレイヤードで出したい場合などは、大きめをチョイスするといいと思います。

カラー展開は、黒・白、グレー・ダークグレイ・オリーブ・ネイビー・ブルー・ピンクなど様々。白・黒が使いやすいですが、レイヤード用としてピンクなども面白いでしょう。(筆者は黒とピンクを購入)

値段は一枚、590円(+税)、まとめ買い3枚セットで1500円(+税)。GUのインナーリブタンクトップ3Pは990円(+税)。一枚当たりのコスパ、としてはGUに軍配があがるかと思いますが、カラーバリエーションの豊富さ(GUは黒・白・グレーのみ)と、なめらか着心地とドライさの機能性で負けてはいません。

Nazy

この記事を書いた人

Nazy

身長170cm 体重65kg 靴26-26.5cm(コンバース・オールスターは26.5cm)

アラサーからアラフォーになりつつある、シンプル&ベーシック好き。 「地味過ぎず」「行き過ぎない」でどう差別化するのかを楽しく模索中。 人見知りの人好き。根はインドア。ファッションを好きになり、ちょっとアクティブになれたことに感謝している。