ユニクロのドライカノコポロシャツを去年モデルと徹底比較

筆者は体を動かす仕事をしており、汗もよくかきます。綿100%素材のTシャツでも良いのですが、べたついたり乾きにくかったり、背が低いので子供っぽく見えたりと、あまり良いことがありません。そこでTシャツよりは襟のあるポロシャツの方が少しは大人っぽくなるかなと、ここ数年ポロシャツを愛用しています。

その中でも昨年いちばんヘビーローテーションしたのがユニクロの定番、ドライカノコポロシャツ(半袖)ですが、仕様を変更してリリースされたので、比較をしながら紹介していきます。比較は両モデルともにMサイズで行いました。

デザイン

(2018年のモデル)

襟の形は昨年とほぼ同じ。筆者では見分けはつきませんでした。

(2018年モデルの袖)

生地は少し違いますが、昨年とほぼ同じ形のリブになっています。

(2018年モデルの裾スリット)

昨年よりスリットは深くなりました。

(2017年のモデル)

この商品はほとんど同じものが昨年もリリースされており、いわゆる定番品です。デザインの大きな変更は無く、襟、前立ての形、袖のリブの形、裾にスリットがあるなどよく似ています。

(上のネイビーが昨年モデル、下が今年のブルー)

ぱっと見て違うのは裾のスリットの深さでした。昨年モデルは1.5㎝、今年モデルは3.5㎝でした。スリットがあると体型隠しに有効です。お腹周りが気になる方なら、今年のモデルの方が綺麗に着られるでしょう。

サイズ比較と生地について

(2017年モデル)

ホームページ記載のサイズは、今年のモデルが身丈70.0、肩幅44.0、身幅53.0、袖丈20.0(単位は㎝)でした。昨年モデルは、身丈69.0、肩幅43.5、身幅51.5、袖丈20.0なので、若干リラックスシルエットになったと言えます。着心地も数値通り、「少しゆるくなったかな」と感じました。

(2018年のモデル)

今年のモデルは本体、リブともに、綿72%、ポリエステル28%でした。着心地は柔らかく、敏感肌でアトピー持ちの筆者ですが、不快感はありません。

(2017年のモデル)

昨年モデルは本体は、綿72%、ポリエステル28%ですが、リブ部分が、綿59%、ポリエステル41%となっております。この違いは体感できませんでしたし、おろしたての着心地も快適だったと記憶しており、筆者の手帳にも「わりといい感じ」と感想が書いてあるのを確認しました。

(2018年のタグ)

(タグの裏面に説明書きがあります)

両モデルともにドライテクノロジーが使われており、綿100%のTシャツやポロシャツよりも速く乾きました。2018年モデルを約4か月着用した感想ですが、汗でべったりまとわりつくこともなく、夏にはぴったりの生地だと感じました。

また、スーピマコットンが使われていて生地に若干の光沢があり、デザインがシンプルなことも相まってカジュアル過ぎることはありません。

洗濯テスト

(洗濯に関しての注意書き)

注意書きは色々と書いてありますが、洗濯はいつもしているのと同じようにネットに入れて他の物と一緒に全自動モードで洗濯しました。数回の洗濯では、色落ちは感じられませんでしたし、色移りもありませんでした。乾くのが速いのも嬉しいポイントです。

また、縮みはありましたが、新品時に「少しゆるいな」と思っていたこともあり、窮屈に感じることはありませんでした。参考までに実測数値を記載しておきます(単位は全て㎝です)。筆者の身長は165㎝、体重は60㎏で、いつもはSかMサイズを着ています。

洗濯テストで使用したドライカノコポロシャツ(半袖)のサイズはMサイズです。先にも書きましたが、ホームページ表記では身丈70.0、肩幅44.0、身幅53.0、袖丈20.0でした。洗濯テスト後は身丈67.5、肩幅43.0、身幅49.5、袖丈20.0となりました。数値でみるとかなり縮んでいます。購入の際は試着をお勧めします。

(2017年モデルの襟部分)

2017年モデルのサイズはホームページ表記で、身丈69.0、肩幅43.5、身幅51.5、袖丈20.0でした。こちらは週に2回か3回着用し、それを約4か月続けました。その結果、身丈66.5、肩幅42.5、身幅49.0、袖丈19.5、になりました。

窮屈さは感じませんでしたが、昨年の秋の初めの頃に「なんか縮んだ?」と鏡を見ながら感じたのを思い出します。上記の襟の写真では、折り目がくっきりとついてしまい、その部分の毛羽立ちが顕著に見られます。これでは襟を立てたりすることができません。

筆者は襟を立てて着ることがなかったので、さほど困りませんでしたが、その部分の毛羽立ちもひどく、目立って傷んでおりました。洗濯の時か、ハンガーに干す時に、襟を伸ばすことをしていればもう少し長持ちしたのではないかと思います。

(2017年モデルの生地拡大)

(2017年モデルの袖の傷み)

写真ではわかりづらいかもしれませんが、約4か月着用後はところどころに毛羽立ちがあり、袖口にも傷みが見られました。若干の光沢は残っていますが、それよりも襟、袖口、裾の傷みに目が行ってしまい、ぱっと見で「ああ、よく着たんだな」と分かります。

筆者としては、大事に長く使うよりは、頻繁に着て、ガシガシ洗って使い切る、という使い方が合っていると思いました。なのでこの昨年モデルは今回のレビューで引退させます。

色は00ホワイト、03グレー、08ダークグレー、09ブラック、13レッド、16レッド、17レッド、41イエロー、54グリーン、55グリーン、64ブルー、65ブルー、68ブルー、69ネイビーの14色展開。サイズはXS、S、M、L、XL、XXL、3XL、4XLの8サイズ展開。XS・XXL・3XL・4XLサイズはオンラインストアのみでの取り扱いとなっています。価格は1990円(+税)。

今回のレビューで使用したのは、64ブルーのMサイズで、昨年モデルはネイビーのMです。色展開が豊富で、レッドやグリーン、ブルーは複数あり、パソコンやスマホ画面で見るのとは印象が違うものもあります。そして、サイズに関しては縮むことを考慮して選んでいただきたいです。

特に身丈は新品時で丁度良いものを選ぶと洗濯後は腰位置があらわになることが考えられるので、出来るだけ試着することをお勧めします。

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2020.01.28