高級感と使いやすさが両立した、コストパフォーマンス抜群のドレスシャツをご紹介します。シンプルなデザイン、美麗なシルエット、そして艶やかな生地。まさにユニクロの良さが十二分に発揮された逸品と言えるでしょう。今回ご紹介するのは、店頭に並んでいる「イージーケアジャージーシャツ」ではなく、オンラインでのみ購入可能な「スリムフィット」のものなので、お間違えのないようご注意ください。
ミニマルでクリーンなデザイン
このシャツはスタンダードな「レギュラーカラー」。ユニクロのシャツはビジネスを意識しているかどうかで首回りのサイズ感も異なるのですが、こちらはネクタイも締められるように、苦しくない程度にはタイトです。
身長178cmの筆者が選んだのはLサイズ。首回りのサイズは42cmで、一番上までボタンを留めるとちょうど指1本分の余裕があります。ビジネスシーンにおいては、ボタンを全部留めた時の首回りの空きは「指1本分がいい」「2本分がいい」「たったく空かなくてよい」という具合に様々な意見があるようで、一概に正解は断じられません。ただ、ネクタイを締めても苦しくなく、それでいてだらしない印象が無い点で、少なくとも筆者にとっては「実にちょうど良いサイズ感」です。
左胸にはポケットが無く、またボタンを留める“前立て”の部分はスッキリして見える「裏前立て」。シンプルでクリーンな印象が強調されています。
袖口はユニクロで一般的な仕様。ボタンが2つあり、ゆるくもタイトにも留められます。
タイトでありながらストレスフリーなサイズ感
続いてシルエットについてです。店舗でも販売されている本商品のレギュラー版である「イージーケアジャージーシャツ」の場合、Lサイズの身幅が58cm。こちらの「スリムフィット」のLサイズが55.5cmなので、実に2.5の差があります。
それぞれ実際に羽織ってみると、レギュラー版の方は程よいゆったり感で、ラフな着こなしにより向いていると思われます。一方で今回ご紹介している「スリムフィット」の方がよりビジネス色が強い印象。オフの時に着る場合に限って言えば、シャツ単体で着るのであればレギュラー版の方がサマになりやすく、上着と合わせて着るのであればスリムフィットを選んだ方が馴染みやすそうです。
アームホールは細め。身幅が細い分、袖は少し長めに作られています。Lサイズの場合、レギュラー版が62cmであるのに対してスリムフィットの方は62.5cm。微妙な違いではありますが、袖口の見え方に関する作り手のこだわりを感じます。
着丈はLサイズで75cm、Sサイズでも71cmと十分な長さがあり、スラックスにタックインして着てもシャツが出てくることはありません。一方で、それでいてタックアウトで着てもだらしない印象にはなりません。
背中には、一般的なシャツに見られるダーツと呼ばれるデザインもなく、ノータック。ドレッシーな印象が強調されています。そもそもダーツは動きやすさを確保するためのデザインとされています。その点、このシャツは後述の通り素材自体の伸縮性が高く、動きやすい作りになっているためと推測されます。
高級感と機能性を両立した生地
商品名の通り、このシャツはストレッチ性に富んだジャージー素材。上品なツヤがあり、一見すると高級感のある生地です。素材は綿74％、ポリエステル26％で、汗をかいても乾きやすく、またシワになりにくい点で、まさに「イージーケア」です。洗濯しても風通しの良いところに干せばひと晩で乾いてくれるのは仕事着として使うにも大変便利。出張の際にも重宝しそうです。
ただ、着用した実感としては、汗染みがやや目立ちやすいため、夏は避けた方が無難かな、と思います。また、袖口や襟元に汚れが付着しやすいので、きちんとお手入れする必要があります。
ボタンはプラスチック製ですが、いつもながらユニクロのシャツに使われているのは高級シャツに使われる貝ボタンを模した作り。光の反射を意識した仕立てになっており、チープな印象にならないように配慮されています。
ケアに際しては、洗濯機の使用は問題ありませんが、乾燥機の使用はNGです。上述の通り、きちんと伸ばして干せば、アイロンは不要であると筆者は感じております。
いずれも使いやすい4色展開
http://ur2.link/eJhw
このシャツのカラバリはユニクロ表記で「00 WHITE」「09 BLACK」「63 BLUE」「69 NAVY」の4色。筆者が選んだ「00 WHITE」及び「09 BLACK」「63 BLUE」は記事執筆時点（2019年8月27日）でほぼ完売となっておりますが、また追加される可能性もありますので、その際に是非お買い逃しなく。
なお、冒頭に記載した通り、本アイテムはオンラインのみの販売となっています。価格は1990円（＋税）。多色買いもオススメです。
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