ユニクロのエクストラファインメリノVネックベストはウォームビズに必須の一枚!

外を歩くと寒いけど、電車の中や室内では暑い。そんな悩ましい都市部の秋冬において重宝する、ユニクロのオンライン限定のニットベストをご紹介します。デザイン、シルエット、生地感のいずれも大変優れていながら、抜群のコストパフォーマンス。まさにユニクロの面目躍如と言うべき逸品です。

ベーシックであるが故にバランス感覚の妙が光るデザイン

まずデザインから見て行きましょう。商品名の通りVネックのベストです。一見すると実にシンプルなデザインで、ともすれば「平凡」と評したくなるほどに特徴を挙げにくい形をしています。

ユニクロのオンラインサイトの商品レビューを読んでいると、女子中学生や男子高校生が通学用に使用しているというコメントさえあるほど。客層の広いユニクロと言えど、ひとつのアイテムでこれだけ老若男女が着用しているものは珍しいのではないでしょうか。

ただ実際に着用してみると、このベストの実力に驚かされます。初めて着た瞬間から「ずっと着ていた」かのように、しっくりとなじむのです。そして鏡の前に立った時に、見え方のバランスの良さに思わずうなります。

まず、Vネックの開き方がお見事。身長178cm体重64kgでやせ型の筆者はユニクロのビジネスシャツはMサイズがジャストのサイズですが、ニットアイテムであるこのベストはLサイズがジャストです。

ネックのVの谷間にちょうどシャツの第2ボタンがきます。首元に詰まり過ぎている印象はなく、しかし空きが気になることもありません。ただ、筆者の職場はノーネクタイでOKなのでこれぐらいがちょうど良いのですが、ネクタイ必須の方にとっては首元が若干窮屈に感じられるかもしれません。

肩幅も絶妙です。シャツの肩のラインがギリギリ見えるくらい。窮屈さもだらしなさも感じさせない、実に程よいサイズ感に仕立てられているのです。

加えて、袖口と呼ぶべきか、袖周りのリブの作りにも注目したいところ。キツ過ぎずゆるすぎず、シャツの袖に寄り添うような作りになっています。またニットということで伸縮性もあり、肩を回しても腕を挙げても、突っ張るようなストレスは皆無です。

合わせるシャツ次第でサイズ選びは変わる

そもそもベストは単体で身につけるものではなく、一般的には長袖シャツと合わせて着るもの。シャツに違和感なく寄り添い、シンプルだからこそ装いを大人っぽく格上げしてくれる点で、実に優れたデザインであると言えるでしょう。

ただ逆に言えば、ベストは下に着るシャツの袖の部分が露出するからこそ、セーターよりもサイズ選びには慎重を要します。セーターであれば上半身全てを覆うため、サイズをかなり上げてオーバーサイズに着こなしてもよいですが、ベストの場合はシャツとサイズ感が合わないと、どうにも不格好に見えてしまうのです。

上述の通り、筆者がユニクロのMサイズのビジネスシャツを着る場合、このベストはLサイズでピッタリでした。試しにXLサイズも試してみたのですが、シャツと背中の間に変な空きができてしまい、いかにも「サイズ選びを失敗した」ような見え方になってしまいました。

しかし、試しにビッグシルエットのカジュアルシャツにこのベストを合わせてみたところ、今度はXLサイズのベストがピッタリでした。Lサイズだとカジュアルシャツのふくらみをベストが締めつけてつぶしてしまうので、窮屈な印象になってしまうのです。筆者は主に仕事着としてこのベストを活用したかったので、Lサイズを選びました。

なお、裾のリブの締めつけは緩め。“伸び”をすればずり上がってしまいますが、日常の動きの中でストレスを感じることはまずありません。丈感も長すぎず短すぎず、実に程よいです。リブの上端がスラックスのベルトのやや上部に位置する程度、リブの下端がスラックスの背面のポケットの上端を隠す程度です。

ツヤ感のある肌あたりの良い生地は毛玉に注意

このベストの価値は生地が下支えしていると言っても過言ではありません。素材はユニクロが誇る「エクストラファインメリノウール」100%。極細の繊維で編まれているためツヤ感があります。また、肌に直接当ててもチクチク感がまるでありません。と言っても上述の通り、このベストは単体で着るものではありませんが。

加えて、家庭で洗濯もできてしまうというスグレモノです。ただしこれは必ずしも「生地が頑丈でラフに使える」ことを意味しません。他の一般的なウールニットと同様、摩擦には決して強くありません。

筆者が今シーズン10度ほど着用したところ、気づけば両サイドの下部に毛玉が生じていました。何がどうなってこの部分が摩擦したのか、心当たりがないのですが。幸いにしてこのベストはユニクロの定番商品。極寒の時期にはさすがに心もとないので、晩秋と春先にしっかりと着たら廃棄して、また来年秋口に新調すればよいと思います。

ともあれ、洗濯に際しては裏返してネットに入れて洗うことをオススメします。なお、洗濯による縮みは特に感じられませんでした。陰干ししておけばひと晩で乾くあたり、実に助かります。

落ち着いたトーンの5色展開


http://qq2q.biz/LRy9

2018年版のカラバリは、ユニクロ表記で「03 GRAY」「08 DARK GRAY」「09 BLACK 」「32 BEIGE」「69 NAVY」の5色。いずれも使い勝手の良い色ではありますが、中でも「32 BEIGE」の人気が高いようで、2018年11月17日時点で、ほとんどのサイズが既に完売となっています。

その他、MサイズとLサイズ欠けている色が多い中で、意外に「09 BLACK」が全サイズ残っています。シャツの色とのギャップが強いためでしょうか。筆者は「69 NAVY」を選びました。ユニクロのネイビーカラーはアイテムによってバラつきがあり、一様ではありません。そんな中でもこのベストのネイビーは、エクストラファインメリノウールの生地感と相まって、実に深みのある大人っぽい発色になっています。

価格は定価で2990円(+税)。ワンシーズンしっかりヘビーユースした上で廃棄してしまうとしても惜しくない、抜群のコストパフォーマンスと言えるのではないでしょうか。

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EQ03

この記事を書いた人

EQ03

身長178cm 体重64kg 靴27.0cm

洋服を“食”と共に、「コミュニケーションを最適化するためのツール」と位置付けています。物産展マニア。国内外を問わず、地域・人に根差した物語性のあるモノ・コトに惹かれます。コーディネートはワイルドよりもきれいめを。