ユニクロのEZYリラックスフィットアンクルパンツはテーパードが効いてスッキリ見える

春が近づくと明るい色を着たくなります。筆者もその一人。今季はベージュのアイテムを狙っていたのですが、ユニクロを物色して見つけたボトムスを紹介します。

春らしい色味と大胆なテーパードシルエット

「ベージュ着たい」という衝動から、探していた濃すぎないベージュ。そしてシルエットは、筆者は細身のボトムスが好きなので、商品名を見て「多分、好みじゃないだろうなぁ」とあまり期待していませんでした。ところが試着してみると不思議と「あれ……!?」と細身に見えるシルエットになっています。

(着用写真 1回折返しているが、十分細身に見える)

その秘密は大胆なテーパードにありました。この商品と同じくユニクロの一般的なモデルと思われる「EZYアンクルパンツ(2WAYストレッチ)」とサイズ表を比較すると、下表のようになります(どちらも丈長めモデルのサイズ表)。


https://bit.ly/2SodpDi

このようにリラックスフィットの方がヒップ・太もも周りにゆとりがありつつ、裾幅が狭い大胆なテーパード型になっているのがわかります。

(大胆なテーパード)

ボトムスは先端(=裾幅)で印象がかなり左右され、このアイテムは裾幅が狭いため、名前の割に不思議と細身に見えるからくりでした。また、ウエストはゴムベルトでイージー仕様なので、お腹周りが気になる方や、スポーツ体型の方にも優しい仕様です。そんな人にこそおすすめしたい作りです。

(ベルトループがある上、ゴムと紐がついている。ウエスト調整が楽)

このアイテムはオンライン限定で、「丈長め」のモデルがあります。筆者のように、どうやら平均値より足が長く、「アンクルパンツを履くと、クロップドパンツになる問題」を抱えている人は、この丈長めが解決してくれます。身長175cm、体重67kgの筆者は、Sサイズの丈長めを購入しました。贅沢な悩みと言われますが、「裾をダブル仕上げにしたいけど、丈が足りなくてできない」という問題もあるので、この体型はこの体型で悩みモノです。

素材感とケア

本体の素材は綿98%、ポリウレタン2%と、少々薄手のチノパンのような素材感です。一般的なチノパンに比べると、耐久性ではやや劣りそうな印象。

(チノ素材)

また、ネットに入れドライモードで洗濯してみると、ややシワが残りました。

(洗濯後)

(若干シワが残る)

シワが気になる方は、アイロンが必要です。そして、14時間ほど逆さ吊りにして部屋干ししていましたが、ウエスト部分が完全に乾いていませんでした。洗濯後着用したい場合は、注意が必要です。

使いやすいカラバリと良心的な価格

カラバリは4色展開。31 BEIGE、35 BROWN、56 OLIVE、69 NAVYがあります。BROWNはやや黄色が入ったような茶色で、春先に使えそうな発色でした。着回しやすいNAVYや、トレンドのアースカラーであるOLIVEも良さそうです。筆者は前述のように、BEIGEを購入しました。価格は2990円(+税)と安心のユニクロ価格。執筆段階で、丈長めモデル、標準丈モデルどちらも一部サイズ欠けがあるので、気になる方は早めのチェックをおすすめします。