2017秋冬ユニクロUのニットキャップは装飾性というトレンドにピッタリ

エルメスのディレクターを務めたこともあるクリストフ・ルメール氏がデザインチームを率いている「ユニクロU」コレクション。その2017秋冬コレクションが10/6に発売されました。

事前ではアウター類に人気が集まっていたようですが、小物にも面白いアイテムがあります。今回はヒートテックニットキャップ+Eをご紹介します。

装飾性というトレンド

数年前までファッションにおいてはノームコアという主流のトレンドがありました。これは日本語に訳すと究極の普通というもので、服は普通のものを着ればいいじゃないかという流れが極まってシンプルであるほど良しとされるトレンドでした。

典型的なコーデは、シンプルな白シャツに細い黒スキニーといったスタイル。これはすでに定番となっているスタイルですので、けっしてかっこ悪いことはありません。しかし、今のトレンドから見るとシンプルでそこそこかっこいいけど、なんか地味じゃないかということになります。

その今のトレンドを表すキーワードが「装飾性」です。極めて普通でシンプルに行き着いてしまったファッションが、その反動もあって派手な方向に逆流を始めたわけです。

ただ、派手といってもカラフルな色を多数使用した華やかなスタイルではなく、従来のシンプルなファッションに一部「装飾性」を採り入れましょうというものです。装飾性を意識していくことが現在のトレンドを取り入れる最初の一歩になります。

ここで2017秋冬のユニクロUをみてみます。アウター類は、大きめのシルエットのもの、いわゆるビッグシルエットが目立ちます。これも装飾性のながれのひとつで、ノームコアではジャストサイズを着用していたものを、アイテムのサイズを大きくすることで遊びの要素を取り入れてみようというものです。

ルメール率いるデザインチームはビッグシルエットという新たなトレンドを今回のコレクションに取り入れたわけです。ほかにも新しいトレンドを意識していることがあります。それがネオンカラーを取り入れてることですね。

ユニクロ・ルメールのコラボレーションから前回のユニクロUまで、独特な色を表現しているコレクションではありましたが、すべて控えめな大人でも合わせやすいカラーでした。

しかし、今回は、オレンジや黄色などのいわゆるネオンカラーを一部の小物やインナーに取り入れているのです。先行発売されていたショルダーバッグやTシャツにもネオンカラーのアイテムがありました。

トレンドのネオンカラーニットキャップ

10/6に発売されたアイテムにもネオンカラーのアイテムがあります。ソックス、バックパック、そしてニットキャップです。ニットキャップの色展開は白、黒、黄色、オレンジの4色。

発売日当日、ユニクロの旗艦店である銀座店のユニクロUアイテムで賑わう2Fフロアーでひときわ目立っていた色が黄色とオレンジの2色です。ネオンカラーという色はとりわけ目立つ色で遠くからでも目につきます。

筆者は他のユニクロUアイテムもオレンジを購入していたのでオレンジを選びました。ネオンカラーを狙いならば黄色もおすすめです。白、黒のニットキャップが欲しいのであれば、あえてこのユニクロUのアイテムを選択する理由は低いでしょう。

ニットキャップ下部の折り返し部分を全て開いた状態の写真がこちらです。店頭陳列時は2回ロールアップされています。ロールアップ部分はリブ編みになっていて、ロールアップしたときに表情が出ます。

ロールアップ部分の幅はさまざまに調整できますので好みに合わせて深めに、浅めにどのようにでもかぶることができます。かぶる深さを調整できないニットキャップが多いので、このように調整可能であることは良いポイントです。

素材はアクリル85%、ナイロン10%、毛5%です。合成繊維であるアクリルが主原料であり、また見た目も特筆すべき点もなく手触りも普通で、お世辞にも高級感があるとはいえません。

洗濯は手洗いとドライクリーニングが可能です。蒸れることもあるニットキャップですので手洗いできるのはうれしいところです。タグには洗濯時は中性洗剤を使用することなどの注意点が記載されていますので洗濯前にしっかり確認しましょう。

ネオンカラーのあるコーディネート

筆者は2017秋冬コレクションのなかから、オレンジカラーの小物を好んで購入してきました。トレンドである「装飾性」を意識したもの。

購入したのは、クルーネックT(半袖)+E(1500円)、ショルダーバッグ+ (1990円)、ヒートテックデオドラントソックス+E(590円)、そして今回のニットキャップです。これらをうまく使っていくことで装飾性というトレンドを取り込んでいくことができます。

ネオンカラーのアイテムを使ったコーディネート例をご紹介します。この例ではニットキャップとソックスにオレンジを取り入れています。わかりやすいように、左側のコーディネートは全て黒で統一しています。

全て黒で統一したコーディネートはそれなりに決まっていてかっこ悪いことはない及第点ではあるもののなにかもの足りない感じがあります。右側のコーディネートではキャップとソックスだけオレンジ色を取り入れてみました。

全て黒のコーディネートに比べ、頭と足下にオレンジが入ったことで地味な印象がなくなり、トレンドにそったコーディネートになっています。秋冬はみなダークトーンの色味の洋服が中心になりますので、ネオンカラーを使うことでほかとの差別化がはかれます。

ただし、ネオンカラーなどの派手な色はカジュアルなものです。あまりにも広い面積で取り入れると悪目立ちしてしまい子供のようなコーディネートになってしまいます。

他のアイテムはモノトーンやダークカラーにし、ネオンカラーのアイテムは、インナーの裾からチラ見せする、ソックスでパンツと靴の間からチラ見せする、ニットキャップやサコッシュなどの小物として取り入れるなど、悪目立ちしないように注意しましょう。

ネオンカラーでトレンドを取り込もう

ユニクロUのアイテムはなんといってもお手頃な価格ネオンカラーのアイテムをそろえていくには最適です。本記事はニットキャップの記事ですが、それ以外の小物もお試しください。

なお、クルーネックT(半袖)+Eは現時点(2017/10/7)ではネオンカラーのクリーム、オレンジはともにWeb上では品切れになるほど人気のアイテムになっています。気になる方はお早めに店頭もしくはWebサイトをご覧ください。

ユニクロUまとめはこちら↓

【11/16更新】ユニクロユー2017秋冬アイテムレビューまとめ【全24点】

2017.11.16
バラバシ

この記事を書いた人

バラバシ

身長165cm体重58kg靴24.5cm47歳

イタリア的なファッションに惹かれつつもフランスもいいなとか多方面に手を出し被服費が家計を圧迫気味。最近はネイビーのアイテムに目がない。足が小さく服屋さんの靴ではサイズが合わないことが最近の悩み。