ユニクロのヒートテックフリースは防寒&脱地味できるモックネックが一押し

ユニクロのヒートテックといえば、いまや誰もが一枚は持っている国民的なアイテム。下着としてインナーにも使えて、たとえばタートルネックを買えばニットの下に着てレイヤードもできる優れものです。今回はなかでも筆者が一押しのフリースモックネックTについて紹介します。

ヒートテック&フリースのダブル効果で防寒対策はバッチリ

(写真は裏返したものです。表はフリース、裏はヒートテック)

まずは防寒面ですが、文字通りヒートテックの暖かさとフリースの暖かさの両方をあわせ持っています。素材や肌触りはユニクロのフリースの柔らかさそのもので、表面は他のフリースのように起毛していますが、内側は通常のヒートテックのようにつるつるとした質感です。

素肌に着てもチクチクせず、中にさらにインナーを着ることも可能です。モックネックでエリが少し高くなっているのでVネックでなくクルーネックタイプのインナーであっても見えてしまうことがありません。

素材はアクリル43%、ポリエステル39%、レーヨンが18%となっています。これは通常のヒートテックに近い構成です。手持ちのヒートテックはアクリル40%、ポリエステル33%、レーヨン21%、ポリウレタン6%でした。

安価なのにボーダーのニットのような着こなしが可能な高コスパ商品

(ジャケットのインナーとして大活躍。ジャケットはGUのカットソージャケットMサイズです)

冬のメンズファッションはダークトーンに偏りがちで、どうしても無難で地味という印象になります。かといって派手な色には抵抗がある方も多いでしょう。

そこで脱地味を図る意味でもおすすめなのがボーダー柄なのです。しかも安価で手頃にチャレンジできるこの一枚がおすすめです。ポイントはこのフリースを1枚で着るのではなく、ジャケットやコートなどのインナーとしての着用して脱地味を図ることです。

デメリットは肩の縫い目がバレバレなこと

私が購入したのは69NAVYです。公式画像だと白黒ボーダーに見えますが実際に手に取るとネイビーです。問題は肩と腕周りの縫い目にあります。筆者は暖かくなってくればこのフリースをトップスとして着ようと思っていました。

しかし写真をご覧いただければわかるとおり、「あれ? 裏返しに着てるの?」というぐらいに肩の縫い目がくっきりしているのです。そういった理由もあってインナーとしての着用をオススメしています。

洗濯は陰干し推奨・サイズはいつものサイズで

(洗濯タグと同時に裏地もご参考に)

写真のものはすでに数回洗濯をしたものになります。毛玉ができやすいと記載がありますので洗濯ネットには入れたほうが無難です。そして陰干しが推奨されています。筆者は何も気にせずそのまま洗いましたが、今のところ毛玉や縮み・伸びは感じられません。

サイズに関してはインナーで着るということを考慮していただければと思いますが、サイズアップすると着丈だけでなくネック部分のゆとりも大きくなるので注意してください。筆者は173㎝60kgで、いつもはMサイズ。このフリースもMサイズを選びました。

首周りに生地が余るのが気になる場合は外側に少し折り返そう

(折り返し前)

(折り返し後)

これは余談ですが、筆者はタートルネックが得意ではありません。チクチクするという理由ではなく首が浮いて見えるので苦手意識があるのです。ですから、寒い時期であってもモックネックを愛用しています。

通常のヒートテックのタートルネックタイプのようにピッタリと首に沿うようなものではなく首と生地の間に少しゆとりがあります。もし、この余った感じが気になる方は外側に少し折り返すことで解消されますので下の写真を参考にしてみてください。

ネック部分は表にも裏にも先ほど述べたあからさまな縫い目がありませんのでご安心を。通常は定価1500円程の商品ですが期間限定価格でほぼ半額の790円になることも多いので安価なインナーとしてオススメです。

momoya

この記事を書いた人

momoya

身長173cm 体重61kg 靴27cm 32歳 既婚

「シンプルにカッコよく、粋に。」をモットーにファッションを楽しんでいます。自分を磨いて人生を楽しむフリーライター。

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