ラグジュアリーストリートがブームに!
最近、ヴェトモン、off-white、ラフシモンズ、リックオウエンス……など挙げるとキリがないほどラグジュアリーストリートと呼ばれるジャンルのブランドが世界的なブームになっています。
そもそも、ラグジュアリーストリートとは何かと言うと、今までのストリートスタイルにラグジュアリー(高価格)なハイブランドを組み合わせるコーディネートのことです。このラグジュアリーストリートのブランドは、ミュージシャンのカニエ・ウエストやジャスティン・ビーバーなどの海外セレブが着用していることで有名です。
ラグジュアリーストリートの着こなしはスタイリッシュなものが多いです。具体的には、下半身は黒のスキニージーンズにスッキリとさせ、上半身はユルユルのパーカーを着るなど上下でメリハリのあるコーデ、つまり「Y」ラインコーデが多いです。
▼ラグジュアリーストリート
https://goo.gl/uCQktN
しかし、ラグジュアリーストリートと呼ばれるだけあって、1つ1つのアイテムの値段はかなりお高い。また、海外セレブが好んで着用していることもあり、日本のみならず世界的な人気があるため値段も高騰しています。
例えばこのヴェトモンのオーバーサイズデニムジャケットは、なんとBUYMAなどのサイトでは25万~30万ほどで取引されています。

学生が手の届かない価格であることはもちろんですが、社会人でさえ月収の大半を注ぎ込んでも買えるかわからないレベルの金額です(笑)。結局、ラグジュアリーストリートってお金持ちだけが楽しめるスタイルなの?と、思うのも仕方ないですが……
じつは、このデニムジャケットをおよそ70分の1の値段で買う方法があるんです! 一体どこにそんな方法があるのか・・・・。答えは、ユニクロです!

「ユニクロ デニムジャケット メンズ 」¥3990(+税)なら、30万円のデニムジャケットの代用ができちゃいます(笑)
このデニムジャケット、たかがユニクロと侮ってはいけません! 細部までしっかりと作り込まれています。

胸の部分から裾にかけてのVシームがあり、胸ポケットが2つあります。リーバイスの3rdモデルや4thモデルと呼ばれるGジャンなどを参考にしているのでしょう。余分なデザインなどはなく、源流に忠実に作られています。よって、嘘っぽさなどは感じられません。
▼リーバイスの4thモデルはこちら。
photo by https://goo.gl/PzRJtq
また、この「ユニクロ デニムジャケット」色落ち加工もかなり精巧です。

写真を見てもらえば分かるとおり、実際に使って色落ちしていったかのような説得力があります。適当に色落ちさせるのではなく、実際に使うことで擦れたりする部分は大きく色落ちさせ、あまり擦れない部分の色落ちは少なめになっています。このような加工に説得力があり、安っぽく感じないのです。細かい部分にもユニクロらしいこだわりが感じられます。
さらに、このGジャン、デニム特有のゴワゴワ感がほとんど感じられません。デニムジャケットの素材は綿100%で厚手のものが多く、どうしてもゴワゴワしてしまうものです。また、そのような着心地の良くないものってどうしても着る頻度が下がってしまうものですよね……。
しかし、この「ユニクロ デニムジャケット」の素材を見てみると、綿99%ポリウレタン1%となっています。この1%のポリウレタンの存在があるかないかで着心地はまったく違ったものになります。デニムにストレッチ性が追加されることで、着心地が快適になるんです。
また、ストレッチ加工だけでなくこの「ユニクロ デニムジャケット」は生地がそこまで厚くありません。一般的なデニムジャケットと比べると薄手の生地が使われています。この、薄手のストレッチデニムのおかげでゴワゴワ感がほとんどないのです。
薄手であることはゴワゴワ感を感じないだけではなく、より長い季節で使うことができるというメリットでもあります。生地の厚いデニムだと、中に着込むことが難しく重ね着が困難になります。また、夏が近づいてくると暑くて着れません(笑)。しかし、生地が薄いことで重ね着が用意になりコーデの幅も広がります。
また、5、6月ぐらいの昼間は暑いが夕方はひんやりする時期などは羽織りとしても使うことができます。
しかし、店頭で買ってはいけない!
ここで、重要なことを一つ。この「ユニクロ デニムジャケット」は店頭に並んでいるサイズを買ってはいけません。通常のものだと先ほどのヴェトモンのルックのようには見えないからです。

ユニクロ公式サイト着用画像 https://goo.gl/L4EgrT
この写真のとおり、このままではヴェトモンには見えません。では、いったいどうすればいいのか。実はこのGジャン、サイズ選びが最重要。そのポイントとは……4XLを購入することなのです。
しかし、4XLサイズなんてユニクロで見たことがないでしょう。それもそのはず。4XLはオンラインストア限定サイズとして展開されています。この「ユニクロ デニムジャケット」は店頭ではなくオンラインでのみ買うことができるのです。
さて、実際にこれを4XLで着てみるとどうでしょうか?
着画1
着画2
見比べて貰えば分かる通り、先程のユニクロの着画とはかなり違ったイメージとなるはずです。
ここで、もう一度ヴェトモンのルックを見て貰えばわかると思いますが、実際見た目でユニクロとヴェトモンの違いはほとんどないです(笑)。
▼ヴェトモンのルック
そうなんです! ラグジュアリーストリートはユニクロでも再現できちゃうんです!
ビッグシルエットのトップスを着こなすコツ
4XLの「ユニクロ デニムジャケット」、着画1,2それぞれの着用アイテムと解説を書いておくので、ビックシルエットのトップスを使ったコーデを考える際はぜひ参考にしてみてください!
着画1
使用アイテム
キャップ(黒)
パーカー(黒)
デニムジャケット
クロシェット(白)
スキニージーンズ(黒)
プレーントゥシューズ(黒)
ビックシルエットのトップスに持ってくる際に最もサマになりやすい方法、それは下半身を限りなく細くすることです!今回は着画1,2ともに、下半身を収縮色の黒で統一し、スキニーのロールアップに黒ソックスを用いてシューズとの境界線を無くすことで限りなく細く見えるようにしています。
使っているアイテムとしてはキャップ、パーカー、デニムジャケット、ジーンズとカジュアルなものが多いです。よって、カジュアルなものが多いぶん、デニムジャケット以外はモノトーンで抑えています。これによって、カジュアルに子供っぽくなりすぎないようにしています。
また、ストリート感を出すためにデニムジャケットだけでなくパーカーもオーバーサイズにし、キャップとクロシェットを使うなどの工夫をしています。とくにキャップは簡単にストリート感が出せるのでおすすめです。
着画2
使用アイテム
ベレー(黒)
ロングシャツ(白)
デニムジャケット
スカーフ(赤)
スキニージーンズ(黒)
プレーントゥシューズ(黒)
着画2は着画1のアイテムをいくつかドレスなものに変えてみました。これにより、着画1より、大人なイメージを感じるはずです。着画2は着画1よりも年齢の高い方におすすめできる着こなしです。
また、ちょっとしたことですがシャツの襟を立てて小顔効果を狙っています。あと、大人っぽく見せたいときはスカーフが便利です。実際に着画2の首元のスカーフを指で隠してもらうと分かりますが、有るのと無いのとでは結構イメージが変わります。
ユニクロオンラインストアで4XLのデニムジャケットをゲットし、着こなしを考える際はぜひこの着画解説を参考にしてみてください。店頭にはおいていないので、探しに行かないように注意してくださいね。