ワードローブにデニムは欠かせません。わたしも細みでバックスタイルがかっこいいヌーディージーンズを愛用していたのですが、夏は暑く、冬は冷たい。 また生地も硬いので正直履きにくいです。
数年前はパンツといえばデニムで、毎日のように履いていたのですが、ここ数年、おしゃれのための我慢ができなくなりデニムを履く回数は随分減っていました。
そんなときに出合ったのがジョグジーンズ。2011年にディーゼルがスウェットライクなジョグジーンズを発売。見た目はデニムなのにスウェットのような履き心地が話題になり、他のブランドが追随したことで、筆者も購入しました。
それからというもの、デニムといえばもっぱらジョグデニムだったのですが、ユニクロからもついにジョグデニムのイージーデニムを発売されました。価格の安さと素材のよさといえばユニクロ。ユニクロの「イージーデニム3990円(+税)」を購入したのでレビューしたいと思います。
シンプルすぎるくらいのデザイン

ブランド:ユニクロ
商品:EZY(イージー)デニム
サイズ:S(ウエスト68〜76センチ)
色:ダークブルー
価格:3990円(+税)、セールで2990円(+税)
デニムには特徴的なデザインがいくつかあります。ひとつは「バックステッチ」です。ジーンズの後ろのポケットの刺繍のことで、ブランドの顔ともいえます。しかし、イージーデニムのジーンズは何もありませんでした。万人受けをねらうユニクロだからこそのシンプルなデザインですが少し物足りなさも感じます。
リペット(ジーンズを補強するためのもの)はシルバー色のものを使用。ボタンも同色でユニクロという文字は入っていますが安っぽさは感じません。

(ポケットのリペット部分)

(UNIQLO文字が入っているボタン部分)
バックステッチの上の部分、ウエストの後ろ周りはリブになっています。ジョグデニムは腰の締め付けを楽にするために、このようにリブのようになっていることが多く、このイージーパンツも同様でした。
パッと見でわかる人にはジョグデニムだとわかってしまうので、あまりかっこいい部分ではないのでトップスで隠してしまうのがいいでしょう。

(右側がウエストの後ろになるリブ部分)
ウエストにはベルトをしなくてもいいようなヒモがついています。内側か外側に回すことができ、内側にすると隠すことができます。外側に出すと目立ち、ジョグデニム感がでるので隠したほうがよさそうです。

(ヒモを外側に出した状態)

(ヒモを内側にしまった状態)
サイズ感はお尻と太ももに注意
購入したイージーデニムはサイズS(ウエスト68〜76センチ)。筆者はウエスト79センチなので少し小さめです。 実寸すると、ウエスト32センチ、ヒップ49センチ、もも回り27センチ、スソ回り15.5センチとなっています。
普段よりも小さめのサイズですが、ひざ下あたりはピッタリしているものの、お尻のあたりは少し余裕がありました。スキニーデニムでは必要以上にタイトに履くと「ピチピチし過ぎて気持ち悪い!」ことがあります。そうならないためには、お尻に余裕のあるものを選ぶ必要があります。
たとえば、レディースのスキニーはお尻がタイトなので、膝下のサイズ感はあっても、どうもしっくりきません。イージーデニムを買うときも、お尻から太もも上部にかけて余裕があるか否かを確認してから買ったほうがいいでしょう。
素材は見た目ほどは柔らかくない

素材は綿88%、ポリエステル11%、ポリウレタン1%。裏地はパイル地です。普通のデニム地より肌触りはいいのですが、購入時は見た目ほどフワッとした感触ではありませんでした。しかし、暑い夏日でもタイトに履いても蒸れるようないやな感じはせず、快適でした。
洗濯はクリーニングネットに入れて弱めの洗濯ができます。濃色は色落ちもする事があるので、他のものとは別にあらったほうがいいです。
ジョグデニムは履きこんでいると、素材の柔らかさのせいで、膝のあたりが伸びてしまうことがあります。購入してから10回ほど履いてはいますが、まだ膝は抜けていません。とはいえ、注意は必要です。
コスパ的には買い!
ディーゼルが発売しているジョグジーンズは安くても3万円ほど。エドウィンやナノユニバースなどが販売しているものは9000円ほどの価格帯です。この価格帯のものと比べると非常にコスパがよく、通常で3990円(+税)、セール時の2990円(+税)なら「買い」と思います。
色はブラック、ブルー、濃いブルーの、3色。筆者は濃いブルーを購入しましたが、ブラックのほうがジョグデニム感は濃い色のおかげでわかりにくいで、ブラックもオススメです。