ユニクロ×JWアンダーソンのボーダーポロシャツは絶妙なバランスで差別化できる一枚

長袖に比べて半袖はシルエットにこだわった一枚を選ばないと、やぼったく体形が悪く見えてしまいます。筆者のオススメはユニクロとJWアンダーソンがコラボしたボーダーポロシャツ。絶妙なサイズ感とデザイン性に特筆すべきものがあります。

また、J.W.アンダーソンは、イギリスで活躍する新進気鋭のデザイナーです。イギリスの伝統的なデザインと革新的なデザインの融合を得意としています。そんな一流デザイナーの作品がユニクロで買えてしまうこともあり、ぜひ手にとってもらいたいアイテムです。

ちょっとしたデザイン性がポロシャツをおしゃれに見せる


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色はオレンジとネイビーのボーダーがあります。筆者が購入したのは、ネイビーのボーダーです。オレンジは、なかなか普段遣いとして見られない色なので、差別化には最適ですが、少し気後れする配色です。一方、ネイビーは、よく見られる配色なので、それほどの派手さもなく、躊躇せずに着られる色だと思います。

次に形を見ていきましょう。半袖を着たときに気になるのは、袖の長さと形です。一般的なポロシャツは、袖が肘にかかる位の長さがあります。そして幅が広いものが多く、腕が細く貧相に見えてしまいます。このポロシャツは、Mサイズで袖丈22センチ。袖の長さが短く、筆者であれば、肩と肘の中間あたりの長さです。また、袖の幅も短く狭く、リブがあるので腕の幅ジャストで着ることができます。袖が短く細いと、腕がたくましく見えます。

反対に、サイズを小さくして短く細い袖の服を着れば、腕が太くかっこよく見えるかというと、そうではなく、肉が余ってはみ出しているだらしのない腕の形に見えてしまいます。この一枚はそのあたりのデザイン、形をしっかり考えて作られていると思います。

次に裾の長さです。筆者は身長165㎝、体重70㎏でMサイズで選びました。身丈71㎝。お尻が半分隠れるくらいの、長くもなく短くもないちょうどいい長さとなっています。

スリットが入っているため、お腹が少し出ている筆者でも、すっとして見えます。スリットが入っていないと、裾が腹にぴったりとついてしまい、お腹のポッコリが目立ってしまいます。また、スリットなしの服は、動いたときに裾が釣り上がってしまい、余計お腹が目立ってしまうのでありがたい仕様です。

次にデザインを見ていきましょう。デザインは、シンプルなボーダー柄です。ボーダーはその太さによって、ドレスライクなのか、カジュアルなのか決まります。柄が太いほどカジュアル度が高く、一般的に子供っぽく見えます。柄が細いほど、無地に近くなり、ドレス度が高くなります。
※ドレスとカジュアルについてはこちらから : http://www.neqwsnet-japan.info/?p=1810

このポロシャツは、ボーダーの太さが、1.2㎝で、子供っぽくないけれども、少しカジュアルな感じが入った品のあるデザインとなっています。一見、普通のボーダーポロシャツに見えますが、特筆すべきは2点あります。

まずは胸ポケット。写真を見ると分かりますが、ボーダーの柄がずれていることがわかります。

高価なポロシャツであれば、柄をきちんと揃えるようにポケットに縫い付けられています。一方、安いポロシャツは、ボーダーのズレなど気にせず縫い付けられているでしょう。このポロシャツは、一見普通のポロシャツに見えるけれども、少し違和を感じます。よくよく見ると胸のボーダーがずれているからです。おしゃれは、他人との差別化なので、このほんのちょっとした違い、デザイン性におしゃれが宿るといってもいいでしょう。

もう一つ、目を引くポイントがあります。それは左下に縫い付けられた、J.W.アンダーソンのロゴです。それもオレンジ色の刺繍です。白とネイビーのボーダーの中に1点だけオレンジがあると、目を引くポイントになり、差別化につながります。

よくネイビーとオレンジは補色の関係にあり、相性がいいと言われますが、ごらんのとおり、絶妙の外しを感じます。トレンドとして、ノームコアの時代が変わり、デザインや色による味付けが、新しいトレンドになってきています。このポロシャツは、そういった時代にマッチした、シンプルで誰でも着られ、そして差別化も進むとても良いアイテムだと思います。

ユニクロの新素材で夏でも快適

素材はユニクロ開発のドライEXというポリエステル100%の素材を使っています。見た目は鹿の子編みですが、着てみると内側は鹿の子編み特有のざらざら感はなく、サラサラに感じます。そしてこの素材は動いて汗をかいた時に威力を発揮します。吸湿速乾性に優れ汗をかいてもすぐに乾き、ちょっとした運動や、夏にぴったりの素材なのです。

筆者は首周り肩周りがかなりの汗かきです。通常の綿のポロシャツであれば、2時間ほど外にいると、シャツが汗びっしょりになります。しかし、このポロシャツを着ると、汗はかきますが、どんどん蒸気に変えて放出してくれるので、半日着ていても少し布が湿った位で快適に過ごすことができます。さすがに夏の日に1日外で動いていると、このシャツも汗だらけにはなってしまいますが。

また、通常のポロシャツと同じように普通に洗濯機で洗うことができます。購入してからヘビロテし、10回は着たと思います。当然毎回洗濯をしているのですが、ほとんど型崩れや色落ちをしません。本記事の写真も全て洗濯10回以上したものです。特に汚れや色落ちの目立つ襟周りの写真も載せますが、ほとんど色落ちがないことがわかると思います。

原稿執筆時点で、オレンジは売り切れてますが、ネイビーは990円に値下げされています。サイズ欠けもあるようなので、ご購入はお早めに。定価2990円(+税)。

とおげ

この記事を書いた人

とおげ

身長165㎝ 体重70㎏ 靴25.5㎝

ブログ「ポッコリ男子のオシャレ講座」執筆中。お腹ポッコリ男子でもかっこよくなれる方法を模索してます。

「ポッコリ男子のオシャレ講座」