ユニクロ×アンダーソンのエクストラファインコットンブロードシャツをレビュー

先日リリースされた「ユニクロ×アンダーソン」コラボ。今回は「エクストラファインコットンブロードシャツ」についてレビューしていきます。生地やシルエットは良い意味で今までのユニクロと変わりませんが、クレイジーパターン柄になったことにより、新鮮な印象になっています。

3種類の柄が用いられた「クレイジーパターン」

パッと見、普通のストライプ柄のシャツに見えますが、実は部分ごとにピッチが変わっている「クレイジーパターン」になっています。「身頃」「袖」「背中」「ポケット」で、それぞれ異なるストライプ柄が描かれていますね。

「身頃」はやや太めのストライプですが、「袖」部分はこのように少し細めになっています。ピッチが細いぶん「袖」部分が目立ちにくくなっており、視覚効果で少し腕が細く、体型が全体的にスッキリしているように見えます。

「ポケット」部分は、少しだけ薄いストライプ柄。また薄いストライプの間に、細い直線も2本ずつ入っています。文字にするとちょっとややこしいですが……(笑)。ストライプの幅が広い「身頃」部分の中にあるので、少しだけこの部分が目に付きます。

「背中」ですが、これは「ポケット」の部分と同じストライプ柄。ヨークの下の部分から、「身頃」とは違うストライプ柄になっています。ちなみに真ん中にプリーツがある「センターボックス」と呼ばれるディテールになっています。

写真で紹介したのは「62 BLUE」という色で、全3種あるカラーバリーエションの中では最もクレイジーパターンが目立ちにくい色になっています。「一見普通に見えるけど、実はちょっとデザインがある」「より普段使いしやすい」、という理由でこの色を選びました。

他のカラーも、ベースの色は全てサックスブルーで、ちょっとコムデギャルソンっぽい感じが漂ってきます。それぞれ微妙にブルーの濃さが違うのと、「ストライプ柄」ではなく「無地」や「チェック柄」になっているのも面白い。

それらは、この「62 BLUE」よりも色の切り替えが目立ちやすいので、クレイジーパターンであることが遠目でもハッキリと分かります。このカラーであれば、普通のサックスブルーのストライプシャツと同じように使ってもそこまで失敗することはありませんが、他2色はややデザインの主張が強くなるのでやや着こなしの難易度は上がります。

生地は通常ラインのシャツと変化なし、相変わらず「ボタン」が安っぽいのが残念

「エクストラファインコットンブロードシャツ」は、ユニクロの通常ラインでも全く同じ商品名で販売されているのでなんとなく想像していましたが、生地は普通のユニクロシャツと同じようなものです。

特別に高級感があるわけではないですが、価格を考えるとかなりのコストパフォーマンス。艶があり、安っぽい感じはしないですね。綿100%で、肌触りも気持ち良いです。ちなみに形状安定などではないので、洗濯後は基本アイロンをかけたほうが良いでしょう。

ユニクロの商品を見るときは毎回気になってしまう「ボタン」ですが、やはり今回もプラスチック感が強く、ちょっと安っぽい印象。しかし全体的に淡いトーンのシャツで、そこまで目立つわけではないので、これくらいであれば妥協できます。「ボタン」といえば、今回のコラボのコート類ではなかなか良い物が使われていたのが好印象でした。

今回のアンダーソンコラボでは、もう一つ「オックスフォード生地」のシャツも販売されていたのですが、こちらの「ブロード生地」のシャツでクレイジーパターンを取り入れているところも良いですね。

「オックスフォード」のような、生地の表面に凹凸があるカジュアルな生地に、今回のような「デザイン」を入れるとちょっと安っぽくなってしまいがちですが、サラサラしていてドレス感のある「ブロード」生地なので、綺麗目な印象は保ちつつカジュアルダウンされています。

細身でスッキリ、安定した「シルエット」

シルエットは全体的に細めでスッキリしており、バランスよくまとまっています。今月の上旬にリリースされた「ユニクロ×イネス」コラボの「コットンツイルシャツ」はかなり細身のシルエットでしたが、それと比較すると、身頃が少しゆったりして、着丈もほんの少しだけ短くなっています。

上の写真の袖の部分、「アームホール」と呼ばれる箇所ですが、ここも細く作られています。アームホールがゆったりしていると、余った生地がダボついて野暮ったい印象になりますが、これはなかなかスッキリしています。

「裾」や「襟」などのディテール

裾は「ラウンドカット」になっています。また、右端の位置にはJWアンダーソンの「ロゴ」が入っているのですが、このシャツのカラーだとロゴの色は「白」なので、あまり目立ちません。「オックスフォードシャツ」の、このロゴの部分が気になった方も、これなら大丈夫かもしれません。

襟は小柄なレギュラーカラー。コンパクトな大きさで、シャツの雰囲気とマッチしています。また生地感が柔らかいので、ボタンを開けるとヘニャッてしまい、首元の開き具合が物足りない感じがするのは少し残念。

サイズ感について

サイズ感は、普段シャツは「Mサイズ」を選ぶことが多い私だと、このシャツも「Mサイズ」がジャストサイズでした。普段のユニクロシャツとサイズ感はほとんど同じですね。

そういえば「ユニクロU」の2017春夏コレクションにも、このようなサックスブルーのストライプ柄のシャツがあったと思うんですが、あれはかなりサイズ感がゆったりしていて、結局それが気になって買わなかったような……(笑)。

今回のシャツは綺麗にジャストで着られるサイズ感です。「Mサイズ」だと、寸法は実寸で、着丈78cm、肩幅45cm、身幅54cm、袖丈60cmになります。

おわりに

「クレイジーパターン」の柄が特徴的なこのシャツ。1枚はもちろん、インナー使いとしても使えそうです。色や柄のバリエーションは、カラーごとにそれぞれ違うので、お好みの物を見つけてみてください。生地感やシルエットは通常ラインのユニクロシャツとほとんど変わらないので、ある種の安心感がありますね。

「エクストラファインコットンブロードシャツ」の価格は2990円(+税)です。価格が通常ラインのシャツと変わらないのも嬉しいところ。気になった方は是非チェックしてみてください。

【おすすめ】ユニクロ×J.W.アンダーソン総まとめレビュー!【メンズ】

2017.09.24

より詳しいレビューはこちらから↓

おすすめメンズシャツを12点レビュー!あなたならどのシャツを選ぶ!?

2017.10.17
Kouki

この記事を書いた人

Kouki

身長175cm 体重65kg 靴27.5cm

普通だけど、かっこいい。そんなスタイルを目指して模索中。服自体はもちろん、服を着て楽しいと思える瞬間が大好き。 ツイッターでファッションについてつぶやいています。

twitter