2018年春夏のアイテムとして展開されたユニクロ×JWアンダーソンのカモメのTシャツ。アヒルに見えなくもない独特なプリントで「買ってはないけど覚えている」という人も多いと思います。筆者はネタにしたくて発売日の朝にオンラインストアで購入しました。結論から言うとコーディネートの役にさほど立っているわけではありませんが、綿100%でプリントTシャツとしては、UTに比べて上質です。Tシャツ好きの方のために、詳細をご紹介いたします。
UTと比較してみた
カモメTの商品名はグラフィックT(半袖)+Eで、価格は1500円(+税)。ただ早々と「買ってはいけない」の烙印を押されたためか、値引き・袋詰めして投げ売りされています。オンラインストアでの取り扱いは終了。無造作にワゴンに並べられると一見「UTかな?」と思ってしまうのですが、見つけたらラッキーです。同じUTに比べて機能性が優れているからです。
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2017年に同様にネタTとして買ったマリオのUTと比較してみましょう。同じLサイズですが、ご覧のようにカモメTのほうがやや大きめになっています。また、裾にスリットがあるのですが、UTにはスリットがありません。カモメTはビッグシルエットでスリットがついていて、体のラインが現れにくく体型隠しに役立ちます。ぽっこりお腹の筆者には大変ありがたい作りです。

(スリットあり)

(スリットなし)
次に、プリント部分です。UTには圧着しているタイプのプリントがあり、このタイプで大きくプリントされていると体にペチャペチャ貼りついて着心地が損なわれます。対して、カモメは綿に直接プリントされているので貼りついて蒸れることなく快適に着られます。
ちなみに比較したTシャツの胸部分のマリオは刺繍ですが、参考画像としてペチャペチャするタイプの圧着プリントを挙げておきます。


https://www.fashion-press.net/img/news/30631/w300_utnintendo_01.jpg
安定の上質素材

素材は綿100%です。といっても同じ綿100%でもTシャツによって肌触りは異なります。例えばユニクロUのクルーネックTは厚手のガサガサした生地です。カモメTはというと、UTとほぼ同じしなやかな肌触りで、大きめな分わずかに重みを感じるといった具合です。
洗濯表示を見ると、洗濯後の取り扱いとアイロンについての注意が記されています。ですが、干す前に軽くパンパンと叩けば十分シワは取れるのでアイロンを掛けることはありません。筆者は他の物と一緒にジャブジャブ洗い、陰干しも一切していません。部屋着として使っており10回は洗濯していますが特に色落ちや劣化も見られません。
ジャケットでカモメが隠れる

GUのジャケットと合わせてみました。これならユニバレ・カモメバレしません。

ペロンとめくるとカモメが顔をのぞかせます。コーディネートに使うなら、このようにインナーにするのがいいでしょう。1枚でおしゃれに着るになかなかハードルの高いアイテムですが、ネタ用として割り切って着るなら使い方次第です。図案は少し難ありですが、Tシャツとしての品質とデザインは抜群です。無地ならもっと良かったのに……と思うような思わないような。これ以上の詮索は無用ですね。
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