2019年秋冬「ユニクロ×JWアンダーソン」のローゲージクルーネックセーターはチクチク感あり

懐かしさを感じるローゲージニット

ユニクロ×JWアンダーソンコラボのローゲージクルーネックセーターは、ざっくりと編まれた風合いがかわいいニットです。アイテム名にはクルーネック(丸首)とありますが、ハイネックと言った方がしっくりくるでしょう。首元に高さがあることで上品に見え、素材とデザインのバランスが取れているニットです。

(袖口)

(裾)

(肩口)

首元、裾、肩、袖先に編地でデザインにアクセントをつけています。懐かしさすら感じるJWアンダーソンコラボのニットを、カタログでは分からない着心地を中心にご紹介します。

サイズ

この手のざっくりしたニットを大きめに着たいと思い、最大サイズXXLをチョイス。XXLの寸法は身丈75cm、チェスト112~120cm、裄丈88cm、裾幅59cm、襟の高さが6cmです。筆者は170cm56kgですが、オーバーサイズ全盛のなかでは違和感がなく、リラックスした雰囲気です。身幅が少しシェイプされたシルエットがその理由です。


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着用写真を後ろから見ると、身幅が少し絞られたシルエットがよく分かると思います。

そして、袖は長く、一折して手の甲が出るくらいです。これは、特に冷えを感じる末端を温めるデザインから由来しています。

チクチクするのか?

素材はアクリル67%、羊毛25%、アルパカ8%です。アルパカは高山地帯に生息しているため毛が細く保温性のある素材です。温もりがある素材は秋冬に重宝するでしょう。

しかし、デメリットもあります。この素材、ボトムスなど相性によると思いますが、他の衣類に毛がついてしまいます。また、ずっしりと重みがあり肩がこります。この上にアウターを着るとなると疲れそうです。

そして、多少ではありますが、ニット特有のチクチク感が否めません。襟が6cmと少し高くなっており、首に沿っています。デザイン面では素晴らしいのですが、これがチクチク感を強調します。とは言え締めつけはゆるめなので、筆者含め敏感な方はシャツをインナーとして用いれば我慢できるでしょう。もちろん、ニットのチクチクが気にならないという方は全く気にならない範囲です。

お手入れ方法

お手入れの際は洗濯機ではなく、手洗いとアナウンスされています。洗えば他のアイテムに毛がくっつくこともないかなと実践してみましたが、一度の手洗いでは変化がありませんでした。これは前述したチクチク感も同じで、細い繊維が出ているので何度洗っても全くチクチクしないと言い切ることはできないかもしれません。また、乾きが遅いのもお手入れの面では気になります。気温の低い冬場であれば、丸一日干して乾くかどうかというところです。カラーは03ナチュラル、46イエロー、69ネイビーの三種類。価格は3990円(+税)です。

籠屋@CU2moro

この記事を書いた人

籠屋@CU2moro

身長169.8㎝ 55kg 靴26.0cm

平日はスーツ、土日祝のために私服を買い漁るのが至福な日々。 「お金をかけずにオシャレを楽しむ」がモットー、家からユニクロまで徒歩5分が自慢。

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