2020年春夏ユニクロ×JWアンダーソンのソックスは2000円台の高級品に匹敵するデザインと素材!

ユニクロのソックスが非常にオシャレになってきています。ほんの数年前までなら、イモくさいボーダー柄か、よくてアーガイル柄がやっとでした。ユニクロ×JWアンダーソンの「ソックス」は、ピッチの不揃いなオシャレなボーダー柄。非常にこなれた印象です。野暮ったさはなくむしろスタイリッシュ。厚過ぎない程よい素材感で、ユニクロらしく安心の履き心地。早速見ていきましょう。

不揃いなボーダー柄でこなれた足元に

ボーダー柄と言えば誰もが知る縞模様のデザインです。しかしこちら、よくある幅の均一なものではなく、不揃いなのです。ボーダーのピッチ幅が不揃いなことはありきたりではないことに繋がります。「JW」の刺繍がポイント。

褒められるファッションの条件のひとつに差別化があります。奇をてらうと言ったことではなく、誰もが知る「ボーダー柄」を使うことで客観的でありながら差別化を図れる希有なソックスになります。それも価格390円(+税)で手に入るのです。確かに、ブランドのソックスを探せば更にオシャレなものは沢山あります。しかしそのどれもが非常に高価。セレクトショップを探せば2000円程でそれなりのものには出会えるでしょう。でもそれを消耗品として使うのはちょっともったいないですよね。

そんなときに気軽に使えるのがこちらです。デートや冠婚葬祭用の気合いの入ったソックスを日常で消耗せず、でもオシャレにも使えるソックス。数年前まで本当に少なかったのです。ユニクロやGUがこの1年ほど本当に頑張っているように見受けられます。

こちらが2年前のユニクロのボーダーソックス。ピッチの太いボーダーのため、若干野暮ったいのですが、当時はこれでも感動していました。今でこそゾゾタウンや多くのセレクトショップで取り扱いが見受けられますが、まだ取り扱いの少なかったハッピーソックスやマルコモンドを血眼で探していたのを思い出します。

昨年、GUのチェック柄ソックス。こういったウィンドウペンチェックは、柄が細いためスタイリッシュに見えますね。今回紹介しているソックスも、不揃いなピッチであることと共に、柄の細さも注目すべきポイントになっています。派手な柄ではなく、大人っぽくドレスライクな柄なので、慣れていない方も手に取りやすいでしょう。

上掲の写真、同じボーダー柄ではあるのですが微妙に柄の入り方が異なります。オンラインストアの商品ページも分かれているように、別アイテムと言うことが伺えます。せっかくならボーダーは同一アイテムのカラーバリエーションとして、別の柄も欲しかった。毎回JWアンダーソンコラボではソックスの展開が見られるため、次回の進化に期待しましょう。

見せる価値のある十分な素材感

綿71%、ナイロン26%、ポリエステル2%、ポリウレタン1%。繊維が細く、表情が均一な素材感なので、柄に対してドレスライクな印象です。厚手のゴワゴワしたような素材だとちょっとカジュアルすぎるため、バランスを理解しているからこその素材選びと言えます。

ナイロンは特に耐久性が向上するため、ライフウェアとして活躍するであろうソックスには嬉しいメリットですよね。革靴で1日歩いても毛玉はできなかったのですが、スニーカーではできてしまいました。

流石に一切毛玉ができないとは言えません。ある程度は割り切りましょう。ただ、穴が開くまでにはかなりの時間と歩行距離が必要です。上述したような高価なソックスって、シルエットを崩さないために薄手の生地もザラにあります。筆者も薄手の靴下をそれなりに履くことがありますが、ユニクロは本当に高耐久ですよ。

洗濯を繰り返すと毛羽立ちやヨレが気になる所。上掲の写真は累計着用期間・洗濯回数共にかなり使い込んでいます。3ヶ月程度、一日置きに履いています。見せることを目的としていない消耗品なので、毛羽立ち毛だま共にそれなりに見受けられます。洗濯ネットに裏返しで入れているため、かなり長持ちしています。完全な同一アイテムではありませんが、ご参考に。

ポリウレタンはストレッチに影響を及ぼします。混率はわずか1%ですが、綿と作りの関係で伸縮性も悪くありません。デニムに混紡されているポリウレタンの混率も2%程度でストレッチを感じるため、たった1%ですが無意味とは考えにくいです。

実はもう一方のソックスは素材の混率が少しだけ違います。素人目には分からないので、どちらも使用感はそう違いありません。綿72%、ナイロン23%、ポリエステル3%、ポリウレタン2%。

スタイリッシュなシルエット

25-27サイズと27-29サイズの2サイズ展開。この内27-29はオンラインストアのみの販売となっています。167㎝52㎏、脚のサイズは概ね25.5㎝の筆者。25-27サイズで窮屈さを感じることはありません。

ほっそりしていてジャストフィットです。ユニクロのラインアップにあるリブソックスも、シルエットは綺麗ですが、リブがある分カジュアル寄りです。こちらは上述したように素材を含めて非常にスタイリッシュ。細いスラックスに合わせてもシルエットを損なうことなくコーディネートできるでしょう。

カラー展開は柄違いも含めて豊富

http://u0u1.net/EwT8

「12 PINK」「30 NATURAL」「57 OLIVE」「69 NAVY」の4色展開。この内「30 NATURAL」と「69 NAVY」を購入しています。どちらもコーディネートが物足りない時にバッチリ存在感を発揮してくれるため、非常に使いやすく重宝しています。

http://u0u1.net/EwT8

「12 PINK」は非常にかわいらしい発色。春らしく使いこなせる男子がモテそうな予感。大人っぽいセットアップのハズしに使っていたらかっこいいですね。「57 OLIVE」も柄のおかげでおっさんくさくない印象ですね。

http://urx.space/VZVd

こちらの別バージョンのボーダー柄では「23 ORANGE」「61 BLUE」「69 NAVY」の3色展開。こちら「69 NAVY」を購入しています。茶系のコーディネートに合わせて使うとなじみよく、また程よい変化をもたらすでしょう。

http://urx.space/VZVd

「23 ORANGE」は春らしく元気なカラー。かわいらしさも感じられ、軽快な足元になりそうです。「61 BLUE」はチョコミントみたいなカラー。「23 ORANGE」同様少々主張が強いように感じますが、ソックスくらい小さい面積であれば案外気にならないもの。むしろ慣れた使い手であればこのくらい主張していた方がありがたいのでは、と感じる、コラボアイテムらしくやや攻めた展開。こういうのを求めているのですよ。

豊富なカラー展開はそれだけで嬉しいもの。なぜならそれだけソックスで遊べる可能性が広がるから、この価格帯で多色買いできるのは本当にありがたいです。筆者も全3色購入しましたから。と言うのもセットで手に入れるのがお買い得。まとめ買い対象アイテムも合わせてご覧下さい。セット割価格は3点で990円(+税)。4点目以降は1点につき330円(+税)。

TAKUMA

この記事を書いた人

TAKUMA

身長167㎝ 体重51kg 靴25.5㎝

オシャレになって見た目も中身も磨きたいアラサー男子。人に見られることに臆さず自信を持って、胸を張って生きて欲しい願いを込めます。細身のシンプルなコーディネートが好き。さあ「脱地味」しよう。