そろそろロング丈のコートが着たくなってきますが、メンズの薄手のロングコートは高いので手が出しにくいです。使える期間が短い秋コートにはあまりお金をかけたくないもの。そこで、筆者のオススメはユニクロのレディースから出ているコットンシャツコートです。パッと羽織るだけで、サマになるコスパの高いアイテム。それでは、デザイン、シルエット、素材・カラーの3点でレビューしていきます。
シンプルデザインで大人の男性でも使いやすい
初秋の羽織として最適な裏地のない薄手のステンカラーコートです。ポケットはスリットポケットで、ベント（裾の後ろやサイドのスリット）はなく、全体的に切り返しの少ないシンプルなデザインです。シンプルなステンカラーコートはサラリーマンの仕事着感がありますが、オーバーサイズで着ることでカジュアルダウンできるので街着として使えます。
ユニクロらしい極シンプルなデザインですが、袖にスリットが入っていて、メンズにはないデザイン性を感じます。筆者がユニクロのレディースを取り入れているのはメンズにはないこういったデザイン性があるからです。
パッと羽織るだけで今っぽいシルエット
着用はオーバーサイズをお勧めします。身長170㎝、52㎏の筆者は3XLを購入しました。レディースですが、男性でもオーバーサイズで着られるのでレディースを無理して着ているようには見えません。ドロップショルダー（肩のラインが落ちている）なので、オーバーサイズでも着られている印象にならず、今っぽいシルエットが作れます。
体型にコンプレックスがある人に特にお勧めのアイテムです。細身のスラックスやスキニーパンツにパッと羽織るだけで、体型を隠しつつメリハリのあるYラインシルエットを簡単に作れます。袖丈はそこまで長くなくて、筆者だと指が出るくらいなので、3XLでちょうどいいゆったり感です。
比翼仕立て(留めるとボタンが隠れる)のボタンが付いていますが、ボタンは留めずにバサッと羽織るのがお勧めです。シンプルデザインなので、前を閉めてしまうと地味な印象になるからです。コットンシャツコートという商品名ですが、シャツ（トップス）というよりも薄手のコート（アウター）という印象なので、レストランなどの屋内では脱いだ方が自然に見えます。
初秋に最適な素材とカラー展開
素材はコットン100％です。ブロックテックではないので、アイテム名にコートとありますが、冷たい風を通さないといったような特別な機能はなく、水も浸透します。ですが、なんとなく朝晩涼しくなって来たと感じる初秋の羽織としては軽くて最適なアイテムです。
洗濯は手洗い表示ですが、筆者は洗濯機で洗っています。裏返してネットに入れて、脱水を弱めに3分にします。脱水が終わったら直ぐに洗濯機から出して、シワを叩いて伸ばして干します。そうすれば、面倒なアイロンかけをしなくても、そこまでシワは気になりません。
色展開はオレンジ、ベージュ、オリーブ、ネイビーの4色あります。オススメは秋のイメージカラーでもあるベージュとオレンジです。パッと羽織るだけで、季節感を出せます。
以上でレビューしましたように、ユニクロレディースのコットンシャツコートはミニマルデザインなので、大人の男性にもお勧めのアイテムです。初秋の時季にパッと羽織るだけで、サマになるコスパの高いアイテムです。是非、試してみてください。定価は3990円（＋税）。
