ダウンベストは春秋服の延命装置です。肌寒くなってきた初冬はニットやシャツに、真冬でも都内であればブルゾンやジャケットに重ねればコートは不要。
ベストという「腕部分がない」特殊なかたちと、軽くて暖かい「ダウン」の利点で構成されたことにより、ベースを変えれば温度調整ができるアイテムです。そんなダウンベストの優秀さは下記のMBさんの記事に詳しくあるのでご参考に。
【ユニクロの「ライトダウンベスト+EC」はオシャレ初心者がまず買うべきマストバイ品!!】
http://www.neqwsnet-japan.info/?p=13572
かく言う私もこの記事を読んでユニクロの「ライトダウンベスト+EC」購入しました。さっそく数回着用しましたが、ユニクロなのでもちろん低価格で品質も良いです。
ユニクロのインナーダウンは爆発的に売れたので、ユニクロとすぐにばれますが、これはEC限定(通販限定)なのでユニクロとわかりにくい! そんなアイテムの「ライトダウンベスト+EC」のデザイン、素材、機能性をレビューしたいと思います。
商品名:ライトダウンベスト+EC
ブランド:ユニクロ
サイズ: M
色:黒
価格: 4990円(+税)
子供っぽくならないシンプルなデザイン
ダウンはテカっているような、光沢があるデザインがなかにはあります。この光沢はわたしは苦手で、ダウンにはテカリがないものを選んでいます。
しかし、この「ライトダウンベスト+EC」はテカリのないつや消しのような色合い。ダウンベストはカジュアル感が強いアイテムで、色が多用されていたり、フードなどがついているものが多くあります。しかし、こちらは単色で装飾がない大人なアイテムです。
筆者(178cm.63キロ)はMサイズを購入しましたが、実寸すると着丈65センチ、身幅50センチ、袖幅は23センチです。ダウンの厚さは、ユニクロ定番の「ウルトラライトダウン」の2倍の厚さといったところ。
厚過ぎるとダウン特有の上半身だけマッチョになったような不自然さがあり、薄すぎると保温効果がなくなります。その点このアイテムは「ちょうどいい」厚さです。
欠点としては、ジップ部分のヒモが安っぽいところ。この部分は外してもいいでしょう。
ダウンが出にくいリップストップ生地 とフリースポケット
胸のあたりから下にかけてリップストップ生地になっています。リップストップ生地とは格子状にナイロンが縫われ、テントやバックパックに使われる丈夫な縫製生地です。
ダウンは傷がつくと中からダウンが漏れ、保温性が無くなってしまいます。しかし、リップストップ生地なら破けにくく、万が一破けても進行は遅いです。
なぜかリップストップ生地は、胸からしたのみ。上のほう(首元)あたりは普通の縫製ですが、肌ざわりではリップストップ生地よりも普通の縫製のほうがいいのです。
ポケットの裏地がフリースになっています。手を入れると暖かいです。パーカーでもいつのまにかポケットに手を入れてしまう自分にはうれしい機能です。
洗濯は手洗い可能な表記になっています。しかし、ダウンは内部に羽毛があり、洗濯によって固まってふんわり感がなくなってしまうことがあります。
しっかりと乾燥すれば可能なときもありますが、そうそう汚れが目立ったりするものではないので普段は「ファブリーズ」などで除菌&消臭することをオススメします。シーズンおわりにはクリーニングしましょう。
サイズと色は小さめで黒がオススメ
サイズ選びはジャストサイズがオススメ。著者(身長177cm、体重63kg)はサイズMを選びました。
ダウンベストはダウンでボリュームがあるのに腕部分がない特徴あるデザインです。大きすぎると、腕部分がないことのギャップで違和感が出てきます。ビッグシルエットが流行っていてもダウンベストのビッグサイズは難しいでしょう。
サイズによっては入荷待ちの状態です。購入したMサイズは特に売り切れているときが多いです。ゾゾタウンのように入荷したらメールをしてくれる機能があればいいなと感じますが、ないので細かくチェックしましょう。
色はグレーもありますが、黒がおすすめ。グレーでは明るい膨張色なのでダウンの大きさが目立ちます。秋冬のアウターやトップスは暗くなってしまいますが、黒と黒の合わせるとベストを着た感が薄れて、ベスト初心者でも着やすいです。
ダウンベストを買ったことがない人に特にオススメしたいです。デザインはシンプルで使いやすく、インナーに着る服の組み合わせ次第で温度調整が可能。
値段も安く、通販限定でユニクロとばれることが少ないこともダウンベスト初心者にオススメです。
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