2019年秋冬ユニクロUの「メリノブレンド」は神ニットの「メリノウール」シリーズを超えるか?

今回レビューするアイテムはユニクロU「メリノブレンドタートルネックセーター」です。ユニクロの定番人気アイテム「メリノウール」と化繊素材「アクリル」の混紡生地によるニットです。「メリノウール」の特徴である艶感を保ちながら、アクリルを混紡し生地を厚くすることで、通常ラインの「メリノウール」シリーズの弱点である防寒性をクリアした真冬に嬉しいアイテム。カラーはブラック、オフホワイト、レッド、ブラウンの4色展開。筆者はグレイベージュがかった色合いのブラウンLサイズを購入しました。

ユニクロの傑作「メリノウール」シリーズを真冬仕様に

(前メリノウール 後メリノブレンド)

ユニクロでは定番であり大人気商品である「メリノウール」シリーズで使用しているハイゲージニット生地は非常に柔らかく艶感たっぷりでフォーマルな場でも使え、更に家庭洗濯まで可能な超優秀アイテムです。筆者はこの「メリノウール」シリーズが売り出されてから、セレクトショップのハイゲージニットはもちろんハイゲージニットの名門であるジョンスメドレーやクルチアーニのニットを購入しなくなりました。

価格が一桁安くて、見た目着心地ともにセレクトショップオリジナルや名門ブランドに引けを取らない完成度でサイズも豊富。

デザイン性含めユニクロとしっかり差別化が図られているニットでなければ一般消費者に購入してもらえない時代になったといえましょう。ユニクロにより本来高級品であった「メリノウール」のハイゲージニットがお手軽に楽しめる大衆品となりました。

しかし「メリノウール」シリーズの弱点として「防寒性が低い」ことがあげられます。ユニクロの「メリノウール」ハイゲージニットは薄手生地のため、アウターによっては真冬の外出時に寒さを実感します。デート中にカッコ良いコーディネートをしても寒さで震えていたら楽しめません。「メリノウール」の弱点を解決すべく作られたのが「メリノウール」とウール素材によく似た化繊素材である「アクリル」を25%混紡した「メリノブレンド」生地です。メリノウールの艶感を極力残しつつ生地を厚くすることで防寒性を高めた生地といっていいでしょう。

(前メリノウール 後メリノブレンド)

ウール75%とアクリルが25%混紡されることで生地に厚みと張りがありますが、柔らかさ・着心地や艶感は定番の「メリノウール」シリーズより若干劣ります。そこは防寒性と着心地・艶感のトレードオフの関係ともいえます。

(前から、メリノウールニット、ミラノリブニット、タートルネックT、メリノブレンドタートルネック)

ちなみに艶感ですが、素材だけでなくカラーによっても印象は変わります。写真では伝わりにくいですが、現物を比較した場合に最も艶があったのは「メリノウール」次に「タートルネックT」3番目に「ミラノリブニット」最後に「メリノブレンド」でした。黒白と異なりカラーの場合は素材だけでなく染色方法によっても艶感に差が出る証拠です。こういった違いはネットではなかなか伝わりづらい為、是非店頭に行って比較されることをお勧めします。

サイズ感はジャスト、デザインはベーシックながらもインラインと差別化

生地自体に厚みがあるといっても同じくユニクロ定番であるラムウールやミラノリブよりは薄いため、サイズとカラーによってはインナーにシャツを使用すると透ける可能性があるので要注意です。普段のサイズ感でも問題ありませんが、もしニットのインナーにシャツなどを着こむ場合はワンサイズ上げたほうがいいかもしれません。もっとも「ユニクロUミラノリブクルーネックセーター」と比較すると袖丈・着丈ともに短くタイトなつくりのため、あくまで真冬のインナーとして使用することが無難です。

ユニクロの通常ラインと異なり、ユニクロUのニットは裾にスリットが入っているためお腹のラインが浮き出ることはなく、筆者のように腹回りが気になる中年男性は嬉しい仕様です。非常にシンプルなアイテムながら、よく見ると肩のラインの編み方を変えていたりとデザイナーのこだわりを感じるアイテムでもあります。

タートルネックは評価が分かれる

このアイテム一番の特徴であるタートルネック。シャツの襟と同様、ニットも首元が高くなるとドレス感が強くなります。クルーネックと比べれば大人な雰囲気のニットと言えましょう。また首元にある程度のボリュームが出来るため小顔効果も。

生地に厚みと張りがあるため1シーズンで伸びきってヨレヨレとなる可能性はありません。また肌ざわりが良いので大量の汗をかかない限りチクチクしません。そして首にピッタリと密着するため風が入らず防寒性が非常に高いです。とはいえこの特徴こそがこのニットの一番の問題点とも言えます。どのような体型の首にもピッタリ密着できることを狙ったためなのかネック部分が非常に細いため、筆者のように首が太い男性には締め付け感が強く、窮屈に感じることも。

同じユニクロUでもタートルネックの締め付けが苦手な方には、防寒性は劣りますが首の締め付け感が緩い「タートルネックT」や防寒性が高くハイネックに近い「ミラノリブクルーネックセーター」をお勧めします。

ネットを使用すれば家庭洗濯可能!

洗濯表記ですが、「手洗い可能、漂白剤使用禁止、タンブル乾燥禁止、日陰の平干し推奨、低温アイロン仕上げ可能、ドライクリーニング可能」です。筆者は「メリノウール」シリーズと同様、洗濯ネットに入れて洗濯機にかけ天日干ししました。少し毛羽立ちますがブラッシングすれば気になる毛羽立ちは抑えられます。懸念の「縮み」や「毛玉」が発生することはありませんでした。ちなみにレビューで使用している写真は全て「1回洗濯済」のものです。ただしウール素材なので乾燥機の使用は絶対に避けましょう、100%縮みます! 定価は4990円(+税)。

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モリー

この記事を書いた人

モリー

身長176cm 体重72kg 靴27.5cm(USサイズで8.5~9)

週1日の休日おしゃれの為だけに、ほぼ毎日仕事帰りにユニクロから伊勢丹までウォッチメンする3児の父。中年太りを誤魔化すコーデを日々研究中。