2017秋冬マストバイはユニクロのネオレザーダブルライダース!

シンプルな普通の服がカッコいいとされるノームコアのトレンドから徐々に装飾性を求めるトレンドに移り変わっています。装飾といっても、いきなりアクセサリをジャラジャラさせるような必要はありません。ただ少しだけ脱地味を意識すればよいのです。

例えば、無地よりボーダー柄のほうが装飾性があります。今回紹介する「ユニクロ ネオレザーダブルライダースジャケット」ですが、こちらもシングルよりもダブルのほうが装飾性があり、脱地味になります。

フェイクレザーではありますが、まるでリアルレザーのような質感も必見です。

店舗でこの商品を手に取った方が「お、ユニクロこんなのも売ってるんだー」といっていた直後にタグを見て「なんだ、合皮か」と言って帰ってしまう姿を見かけたのですが、それだけで判断するのはあまりにももったいない。早速レビューしていきます。

シンプルながら安っぽく見えない!

まずダブルライダースの一番の特徴と言えるのがフロント部分。ZIP、ボタン等金具類を見てほしいのですが、キラキラしていないので安っぽく見えません。

金具が光っていると本当にチープでおもちゃのように見えるのです。いくらいいレザーを使用していても台無しです。

(参考/チープな金具)

ユニクロは抜かりなく気をつかっています。ジップは少し大きめですが、このくらい存在感があっても武骨な男らしさが強調され、メリットと考えることができます。他にポケットやベルト、ZIPなどのディテールも無いので気になる程でもありません。

肩のエポレットがついていたり、ウエストベルト等加わる程当然ですが装飾性はプラスされていきます。トレンドの話で装飾性を求めるとあったので、ゴテゴテした厳ついライダースを想像する方も多いと思います。

それも確かに魅力的なのですが、ファッションを目的とした場合コーディネートが難しくなっていく事も事実です。

そういった理由からディテールを他に盛り込まなかったことは正解です。また、仮にポケットひとつでも付け加えていたらこの値段では販売できなかったでしょう。ディテールを盛り込めばその分コストが掛かります。それだけで1000円くらい簡単に上がってしまうという話もあるくらいです。

ダブルライダースとしてはコーデしやすいシンプルなデザイン。手を出しやすい価格設定であることから本当によく考え抜かれたデザインだと伺えます。

(参考/ベルトの装飾が目立つライダース)

シルエットはスリムフィットと書かれている通りユニクロにしてはスリムかな、といったところ。流石に極細シルエットとはいきませんが、生地もやわらかいので着心地は悪くありません。

程よくゆとりがあり、寒い時期のことを考えると、少し大きめでも中に着こむことができます。アームホールは細めに作られており野暮ったくなりません。

リアルレザーと違い伸びがなく馴染まないのでサイズ選びに注意してください。店舗にはS~Lまで、通販にはXS~XLの展開があります。身長167㎝、体重51㎏の筆者でSサイズを選択しています。

タイトな着こなしが好きなのでXSでもよかったのですが、他に持っているレザージャケットが極細のため少しゆとりのあるこちらに。

冒頭でも触れたレザーの質感ですが、手持ちのリアルレザーと比べてみるとラムレザーに近い感触です。

バイカーの方が好んで着るカウレザーの堅いジャケットは、運転時に転倒した場合に、身体を守るためという理由があります。オシャレ着用でやわらかいカウレザーももちろんありますが、よりやわらかく馴染みの良いラムレザーが用いられることが多いです。

(参考/ラムレザーの不均一な表情)

やはり本革と比べてしまうと均一な表情ですが、至近距離でよく見なければわかりません。多少テカテカした感じもありますが、もっとビニールのようなものもあります。こういう鞣しや加工だと言われたら素人目にはわからないです。

このネオレザーにおいては、見た目の質感も確かに大事ですが、それ以上に厚みが重要と捉えます。フェイクレザーを敬遠する大きな理由として、ペラペラしていて安っぽいからというイメージがあると思います。そんなイメージを払拭するようにふっくらとした厚みがあります。

秋冬シーズンの着用を考えて中綿をいれたことで、レザーの重圧感を再現できています。これにより安っぽさを出すことなくフェイクであることが一層バレにくいです。

洗濯表記には「手洗い可」とあります。本革だと専門のクリーニングに出さなければならないので、そういった手間もありません。またパッカリングと呼ばれる縫い目のシワが強調されます。使い込まれたようなヴィンテージ感が出るためリアルレザーのような風合いを手に入れることができます。

店舗で試着した際、折シワがついてしまっているため身体に馴染まずいまいちサマになりませんでした。

小顔効果を狙って襟立てを試してみても、襟がピンと立ちすぎてしまいワザとらしく、いまいちしっくりきません。そこで洗濯です!

(洗濯前のピンとした襟)

(洗濯後のクタっとした表情)

折シワがが消え、襟もクタっとした表情になります。自然に襟立スタイルができるため、ホストっぽくならずキザに見えません。

ZIPやボタン等パーツが引っかかると危ないので裏返し、洗濯機を傷つける心配があるので洗濯ネットに入れましょう。ZIPはフロント、ポケット、袖を全開にし、ボタンもすべて開けます。シワを付けることが目的なので洗濯中に動いてほしいからです。洗剤は入れていません。

筆者はリアルレザーでも洗濯を行ったことがあり、同じような効果を実感したことがあります。しかし合皮はもともと水に強いため、シワがちゃんと入ってくれるのか疑いがありました。本革と違い縮むこともないので通常モードで洗いました。自己責任にはなりますが、是非オススメです。

(参考/洗濯してシワの寄ったゴートレザー)

また、使用続けていくとZIPやボタンにも細かい傷ができ、徐々に色がくすんできます。使い込んで育てていますという説得力を持つため、更にヴィンテージ感が増します。

経年変化では無く劣化

エイジングと言えば本革の醍醐味です。このアイテムでは経年変化は残念ながら楽しめません。3年を目安に剥離やべたつきが起こります。実際に以前持っていたコートで、合皮がディテールに使われていたものがあります。

確かに3年程着用で剥離が少し見られました。その後クリーニングに出してしまったことで剥離は加速しボロボロに。

劣化は確実に起こります。洗濯可とは言え、手洗い推奨であるにもかかわらず強気に洗濯機で洗ったりを繰り返せば、寿命が短くなる可能性は十分にあります。

そのため長く使いたい方にはオススメしませんと言う声もあるようですが、そこまで気にするかな?というのも正直な感想です。もちろん不安な方は手洗いするとか、そもそも購入を見送るのも選択肢の一つです。

しかし環境次第で傷むかどうかは合皮に限らずどんな服にも当てはまります。本革は水に濡れた後放置すればカビてしまうことがあるし、ウールの高級スーツもシワになりやすくクリーニングを怠れば傷むことは間違いありません。

本革を買う前に似合うかどうか試すのももちろんいいですし、ダブルはもうあるからシングル試そうかななんて方も是非手に取っていただきたいです。5990円(+税)という値段から考えても十分に楽しめる価値はあります。

着こなし例

男らしさのあるアイテムですが、濃紺デニムと合わせても上品にまとめればデートシーンにも使えます。インナーに白のハイネックニットを合わせると柔らかい雰囲気が加わるため、レザーのハードさが程よく緩和されます。

ギャップ萌えなんて言葉があるように、明るい色身で爽やかに着こなせます。

いくら中綿が入っているとはいえ、この手のライトアウターは真冬の着用には寒さ対策という意味では心許ないです。そこでダウンベストを使った着こなし。ここからストールやマフラーを使えば、都内程度であれば過ごせるはずです。

またダブルライダースのディテールがすべて隠れて見た目がスタジャンのようになります。一着で二通りの表情を持たせることができます。

もしもライダースの見た目を損なうことが嫌な場合、インナーダウンを中にいれると防寒対策できます。この辺り自分がどんな着こなしをしたいかによってサイズ選びと合わせて参考にしてみてください。

本革ではないにしろ、かなりリアルに作られたレザージャケット。憧れている男性も多いのではないでしょうか?レザーライダースはいくつか所持していますが、選び方の基準がわからず、余計なデザインが入っているものを選んでしまったことがあります。

よく知りもしないでただただ本革だからとか、メイドインジャパンだからとか、よくわかりもしない品質にこだわってコーディネートしにくいものを買ってしまいました。

一着4万~5万は当たり前のレザージャケット。成功と失敗を繰り返しながら色々見てきましたが、初めに出会っていれば間違いなくこれでよかっただろうと思える出来です。

筆者以上に革ジャンマニアの方も沢山いるとは思いますが、このアイテムは是非オススメさせていただきたいです。

ユニクロ2017秋冬まとめはこちら↓

【11/16更新】2017秋冬ユニクロおすすめメンズアイテムを買ってレビュー【全14点】

2017.11.16
TAKUMA

この記事を書いた人

TAKUMA

身長167㎝ 体重51kg 靴25.5㎝

オシャレになって見た目も中身も磨きたいアラサー男子。人に見られることに臆さず自信を持って、胸を張って生きて欲しい願いを込めます。細身のシンプルなコーディネートが好き。さあ「脱地味」しよう。