ユニクロのオンライン限定オープンカラーシャツはトレンド感満載で破格のプライス!

ここ数年のトレンドアイテムとなっているオープンカラーシャツ。ブランドやセレクトショップのラインナップを見ても、流行は継続中です。ただよく見てみると、今年は脱ノームコアのトレンドがより進み、デザイン性や装飾性がプラスされたもの、いわゆるアロハシャツのようなデザインが増えています。

トレンドを追いかけるGU(ジーユー)のラインナップを見てみるとそれは顕著で、昨年はオープンカラーシャツは無地メインしかありませんでしたが、今年はミリタリーテイスト、ストライプやシアサッカー素材、ウォッシュド加工などなど……バリエーションが多く出ています。

そして「Life Wear」を掲げるUNIQLO(ユニクロ)でもオンライン限定ながら、柄物のオープンカラーシャツが登場。今回は、そんなUNIQLOのいわゆるアロハシャツな、オープンカラープリントシャツ(半袖)を紹介します。手軽にトレンドを楽しめる反面、大胆な柄物を選ぶ際は注意する点があります。ポイントは「素材」と「色」です。

生地感と素材感

生地は、レーヨン100%。人工絹糸ともよばれるレーヨンは、艶感と滑らかさが特徴の素材です。肌に触れると涼しげなひんやりとした感触に、吸水性も高く、夏にぴったりの生地といえます。ただレーヨンはモノによってはテロテロで安っぽさを感じてしまうものもありますが、、こちらはそういった印象は皆無。

ほどよく生地に厚みがあります。GUのオープンカラーシャツもレーヨン100%ですが、そちらと比べてちょっと厚め。またこの生地の厚みが、ドレープ感のあるシルエットを描いてくれます。ユニクロの無地で展開しているオープンカラーシャツは、綿とレーヨンの混紡素材で艶感や手触りで気になる点がありました。レーヨンに振り切ってくれ、かつ安っぽさのない本生地は筆者的に納得できる素材感。

デザインとカラー

全体にプリントされたデザインはいわゆる和柄で、笹の葉がおそらくモチーフ。こういった全面&オリエンタルな柄使いが、いわゆるアロハシャツの特徴。アロハシャツといえば「派手なもの」というイメージが思い浮かぶかもしれませんが、こちらはそういった印象があまりありません。なぜかというと、それは色味と素材。

本アイテムはメインカラーの色数が抑えられ、ポイントで差し込まれるレッドカラーの面積はわずかとなっています。特にオフホワイト版はモノトーンとなるため、それがより顕著です。色数と色調が抑えられているため、全体プリントながらも過度な悪目立ちがありません。

またリネンや綿などのカジュアルテイストの素材ではなく、前述したしっかりしたレーヨンが使用されているため、艶感があり、スマートな印象を担保してくれます。

(ボタンはアロハを意識してか木目調。ここは貝ボタンテイストにしてほしかったところ)

ともすれば「リゾート感」が前面にでてしまうアロハデザインですが、「カラー」(色と素材)でバランスがとられ、夏の街着として着やすいアイテムとなっています。

カラー展開とクリーニング扱い

(乾きあがり後の写真)

カラー展開は、オフホワイトとブルーの2色展開。オススメはモノトーン基調のオフホワイト。白黒ながらも白がメインカラーのため、明るく夏場にマッチします。クリーニングの取り扱いは、ネット使用の洗濯機OK。筆者も実際に洗ってみました。レーヨンの欠点としてよくいわれるのが、水に弱いこと。

けれども、こちらは特に問題はありませんでした。そして肝心の乾きあがりのシワですが、商品説明に「シワになりにくいイージーケア」とあるとおり、そこまでシワは残りません。おそらくですが、しっかりとした生地の厚みのおかげだと思います。

ただ「まったくシワにならない」というワケではないので、そこは要注意。特に裾回りあたりなどに微妙なシワは残りますので、気になる人はポイント的に当て布などをして、アイロンをかけたほうがベターでしょう。

サイズ感的にはいつものユニクロサイズ。筆者は通常、ユニクロ・GUではMサイズがジャストでしたが、こちらもMでジャスト、ゆったりめに着るならLサイズ。ただ最近ビックシルエットで着こなすのが好みのため、筆者はXLを購入しました。

こちら、価格は2990(+税)。個人的にはこの素材感クオリティで無地のオープンカラーシャツを作って欲しかったところ。ただ脱地味かつラフになりすぎないアイテムとして、手軽にトレンドを楽しめる良アイテムであることにかわりはありません。オンライン限定のため、いわゆるユニ被りも少ないかと。オススメです。

Nazy

この記事を書いた人

Nazy

身長170cm 体重65kg 靴26-26.5cm(コンバース・オールスターは26.5cm)

アラサーからアラフォーになりつつある、シンプル&ベーシック好き。 「地味過ぎず」「行き過ぎない」でどう差別化するのかを楽しく模索中。 人見知りの人好き。根はインドア。ファッションを好きになり、ちょっとアクティブになれたことに感謝している。