ユニクロ×ヴェルディのコラボパーカは今期史上最高の出来。大人も着られるハイブリッドな一枚

ノームコアのトレンド、つまりシンプルな服が1番いいと思われていた時代では、パーカも黒白グレーなどのモノトーン、そしてプリントやグラフィック等の入っていないものが普通でした。

しかし昨今、ノームコアの流行が下火となり、装飾性のある服がトレンドとなっています。とはいえ、装飾性があるからといって原色の生地や、派手なプリントや装飾は、逆に安っぽく、オシャレには見えづらいもの。

オシャレはドレスとカジュアルのバランスです。カジュアル度の高いパーカだからこそ、ほんのすこしの装飾性を足した、バランスのとれた一枚を選びたいものです。今回紹介するヴェルディとのコラボは、そんなバランスを取れたパーカとしてお勧めします。

ヴェルディとは?

ヴェルディとは、東京を中心に活躍する新進気鋭のグラフィックデザイナーです。女性誌のVOGUEやアンダーカバーともコラボしています。おそらくこれからもっと有名になっていくであろう人物。さすがユニクロ、いいデザイナーに声をかけたと思います。

グラフィックはプリントではなく刺繍。刺繍は工程数が必要なので高級です。昔は手作業で手間暇かかったので、現在も刺繍が入ると、高級感がでます。ヴェルディのコラボパーカは7種類あり、今回紹介するグレーのグラフィックが1番地味な印象です。しかし筆者はこの商品をお勧めします。そのわけを解説しましょう。

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服にはバランスがあります。色はモノトーンであればドレスライクで大人っぽく見え、原色に近づけば近づくほど子供っぽくカジュアルに見えます。本商品でも、色が赤や水色のパーカは少し子供っぽい印象があります。

それから絵が入ったパーカも、白や水色もカジュアルに寄りすぎています。グラフィックのみのパーカと比べたら、子どもっぽいことがわかると思います。

大人が着るのであればグラフィックのみ、それも色味の少ない、大きな面積を取っていない本商品が一番のおすすめです。もう一つおすすめするとすれば、ブラック生地の胸にグラフィックの刺繍が入っている商品でしょう。

スエットの形そのものは肉厚でしっかりとした作り。素材はコットン76%、ポリエステル24%の混紡で肉厚の生地を折り返してあるフードはボリュームがあり着てみるとしっかり立ち上がります。

パーカは、フードの立ち上がりで安物か良いものかがわかってしまうので、ユニクロのものは安いながらもしっかり立ち上がり安物感がありません。さらにフードの紐が通常のものよりかなり太いもので作られています。そのおかげでフードの縁もボリュームがあるように作られています。

パーカのポケットは、左右から入れられるようになった1つの大きなポケットが一般的です。これはカンガルーポケットや、マフポケットと呼ばれているものです。マフとは、手全体を覆う手袋のことです。

このマフポケットは、大容量なので手を入れて温めることができるのでとても便利なポケットですが、このデザインがカジュアル度を増し、子供っぽく服を見せてしまいます。

ユニクロの特別コレクション、ユニクロUではカンガルーポケットをなくし、腹の両脇に内側にポケットをつける、とてもすっきりしたデザインのパーカがあります。

筆者は、パーカ自体がカジュアルなものであるので、できればユニクロUのように、マフポケットをなくしても良いと思うのですが、あのポケットはユニクロUにしか使えないのかもしれません。

サイズは、通常MかLを選ぶ筆者ですが、今回はXLにしました。実はMでもぴったり着られます。Lでも少し余裕があって着られます。しかし、ユニクロだけではありませんがスエットやパーカといった類の生地は洗濯していくうちに少しずつ縮んでいきます。

筆者が以前ユニクロで購入したMサイズのパーカはもう縮んで着られません。Lサイズのパーカはぴったりになっています。ですので、縮んでちょうど良くなることを考え、今回はXLにしました。

もう一つの理由は、今年の気分として、少し余裕を持ってオーバーサイズで着たいということです。店舗で試着した際、XLが筆者にとってはちょうどリラックスサイズとなり、1番かっこよく着られると感じました。

リラックサイズは流行でもあるので、1つか2つ上のサイズを選ぶのをお勧めしますが、個人の好みでもあるので店舗等で試着して確かめてみることをお勧めします。今期リリースされているユニクロのパーカの中では筆者一押しのパーカです。価格は2990円(+税)。

とおげ

この記事を書いた人

とおげ

身長165㎝ 体重70㎏ 靴25.5㎝

ブログ「ポッコリ男子のオシャレ講座」執筆中。お腹ポッコリ男子でもかっこよくなれる方法を模索してます。

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