ルームシューズの決定版。クッション性の高さで歩き心地抜群のユニクロ「シャンブレールームシューズ」

新型コロナウイルスの影響で、図らずも家にいる時間が増えたという方は多いのでは。在宅ワークにおける服装をどうするか、という問いに対する答えは職種によって様々かと思いますが、足下はほとんど誰もがスリッパを履かれているのではないでしょうか。そんなわけで、今回ご紹介するのは履き心地抜群のスリッパです。「スリッパなら何でもいいということではない」と実感させてくれる逸品です。

カジュアルでありながらも上質なルックス

このスリッパ、見た目からして実によくできています。足の甲を覆う部分に張ってあるのは、ノンウォッシュデニムのように見えますが、実際は商品名の通りシャンブレーの生地。デニムとシャンブレーの違いは織り方にあり、一般的にデニムよりシャンブレーの方が薄いものです。実際、このスリッパの生地は薄く、触り心地もなめらか。デニム特有のゴワゴワした感じは全くありません。

ソール(底面)の外周に沿ってシャンブレーの生地が張られており、上から見ても横から見ても、さわやかな高級感があります。

足の形に寄り添いながらもスマートに仕上げられたシルエットは、100円ショップで売っているようなサンダルとは一線を画する、“室内用のフットウェア”とでも言うべき形状。自宅で全身を鏡に映すと、スリッパを履いている足下だけは違和感が生じがちですが、このスリッパであれば足下もシュッとして見えるので、ささやかではありますが気持ちがいいものです。

ちなみにユニクロが「ルームシューズ」という商品名で展開しているアイテムの中には足先が閉じているものもありますが、この商品は足先の開いた通気性の良い作りなので、暑い季節の利用にも適しています。

 

フィット感とクッション性が実現する良好な履き心地

 

続いて履き心地について、順を追ってご説明します。このスリッパはM、L、XLの3サイズ展開。Mサイズは24㎝まで、Lサイズは27㎝まで、XLサイズは30㎝までとなっており、XLサイズはオンラインストアのみでの販売となっています。

 

筆者はスニーカーを履く際に27.5㎝がジャストサイズですが、このスリッパはLサイズでほぼジャストサイズでした。日本人に多いという“甲高幅広”な筆者の足にとっては、足を覆う部分のフィット感が絶妙なのです。

 

ただ、そもそもスリッパは必ずしもジャストサイズで履くべきものではありません。ユニクロオンラインストアの商品レビューを読んでいても、大きめのスリッパをゆったり履きたいということで、女性でLサイズを選んでいるケースもあるようです。

 

そしてソールはEVA素材とスポンジを合わせた二層構造になっています。EVAとは「エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂」のことで、軽量で柔軟性と弾力性があり、風呂場のマットなどにも使われている素材です。

筆者は恥ずかしながら、このスリッパを買うまでは100円ショップで購入したスリッパを使っていたのですが、ユニクロのスリッパに換えてから、足への負担がすごく減りました。と言っても、そもそも従来の100円スリッパを履いている時に、特に足が負担を感じていたわけではありません。しかしユニクロのスリッパを履き慣れてきたところで、捨てずにとっておいた100円スリッパを履いてみると、床の硬さが足にダイレクトに伝わってくることで、ストレスを感じてしまうのです。もう従来のスリッパには戻せないな、とつくづく実感します。

なお、素材にスポンジが使われていると上述しましたが、特にフワフワしているというわけではありません。むしろ底面自体は硬質です。とは言え、素材的にも、床が傷つくようなことはもちろんありません。ただ、歩く時にパタパタと音がします。

実際、ユニクロオンラインストアのコメント欄を眺めていると、「フローリングの床を歩いた時に生じる音が下の階に響くのではないかと心配」する声があります。住んでいるマンションやアパートの作り次第かと思いますが、鉄筋コンクリート造のマンション住まいの筆者は「気にしなくて良いのでは」というのが実感です。

かかとが浮かない、というのもありがたいポイントです。足の甲がきちんとフィットしているので、歩くたびにずっと「底がついてくる」のです。厳密には、足をあげるたびに少しだけかかとが浮くのですが、結果として“ペタコンペタコン”するわけではなく、脱げにくい作りです。

また、たとえ脱げたとしても裏返ったりしづらく、うっかり蹴飛ばしてもスルスルと遠くまで行ってしまわない程度に底面の摩擦もあるため、日常遣いの中でストレスを感じるシーンが少ないものと思います。

快適な使用感を担保する素材

前述の通り、表面はデニム見えするシャンブレー生地になっているのですが、足の甲と接する部分にはこの生地は張られていません。

これはスリッパを引っ繰り返したところですが、足の甲に直に触れるところはクッション性の高い柔らかな生地になっており、裸足でも擦れて痛いということはまずありません。

そして足裏と接する部分は、写真で見ると畳のような印象ですが、ここもまた見た目に反して柔らかい素材です。足の裏は汗をかきやすい部位ですが、生地にそこそこ吸水性もあるようで、使用していて不快感を覚えたことはありません。ただ、このスリッパ自体が「洗濯は不可」となっているため、筆者は時々、出かける前に濡れタオルで足が接する部分をゴシゴシと磨くようにしています。数時間後、帰宅する頃にはすっかり乾いて快適な使用感です。

いずれもデニム感のある2色展開


http://ur0.work/Sa1d

このスリッパのカラバリはユニクロ表記で「67 BLUE」「69 NAVY」の2 色。いずれもデニムっぽいルックスですが、筆者の購入した「69 NAVY」の方が、高級感があるように思います。ただ「67 BLUE」も明るさゆえの爽やかさがあるため、決して悪い色ではありません。

本記事を執筆している2020年7月26日現在、オンラインストアでは「69 NAVY」が全サイズ欠品となっていますが、「67 BLUE」はL、XLサイズが残っています。なお、スマートフォンのユニクロアプリで検索したところ、「69 NAVY」が残っている店舗はちらほらあります。気になった方はお早めのご購入をオススメします。価格は990円(+税)。

EQ03

この記事を書いた人

EQ03

身長178cm 体重64kg 靴27.0cm

洋服を“食”と共に、「コミュニケーションを最適化するためのツール」と位置付けています。物産展マニア。国内外を問わず、地域・人に根差した物語性のあるモノ・コトに惹かれます。コーディネートはワイルドよりもきれいめを。