ユニクロのサポートタイツは運動はもちろん街着にも使える優れもの

今回ご紹介するユニクロの「エアリズムUVカットパフォーマンスサポートタイツ」はスポーツウェアとして、着圧による肉体サポート、エアリズムによる快適さ、UVカットによる日焼け対策と、機能的にも申し分ありません。そのうえシンプルなデザインゆえにおしゃれ着としても活用できます。早速細部を見ていきましょう。

デザインは極めてシンプル。ステッチがいい仕事しています

サイドに走らせたステッチは表地と同色ではありますが、しっかりと存在感があります。肌着っぽさが増すので無い方がいいと言ったご意見もありそうですが、着用してみると案外悪くありません。縦のラインが強調され、脚がスラっと長く見える上に、のっぺりとしたタイツに程よいアクセントになっています。

四角いロゴが気になる方も多いでしょう。ご丁寧にリフレクター仕様のため光を反射して小さいながらもしっかりと主張してきます。ユニクロのスポーツウェアでは高い頻度でこちらのロゴに遭遇します。

アイテム毎に異なるエアリズム生地

ポリエステル67%、キュプラ21%、ポリウレタン12%という素材構成。ユニクロのエアリズムは、アイテム毎に素材が異なります。厚手の生地のものもあれば、薄手のものもあります。「エアリズムコットン」など、表地はコットンで裏面がエアリズムなど、アイテム毎に様々な打ち出し方をしています。

高級素材のキュプラが入っているためか、こちらはツヤが強く適度な肉感があり「エアリズムマイクロメッシュシリーズ」のような肌着っぽいぺらぺら感はありません。実際に着用していて、静電気が起こりにくく、滑りがよく履きやすいのはキュプラの特徴です。

やや太幅のウエストゴム部分はナイロン53%、ポリエステル32%、ポリウレタン15%。こちらは本体よりも伸縮性が高く厚みがあります。着用時にずり上がることがなく、激しく動いたとしても下がってくることはありません。しっかりと腰で固定されるくらいの締め付け具合です。

執筆にあたり1ヶ月ほぼ毎日着用し、毎日洗濯機で洗っていますが、洗濯によるダメージやヨレは今のところ感じません。毛玉の発生も無く、生地のツヤが失われることもないです。洗濯前に比べて若干締め付けが弱くなったようにも感じましたが、単に慣れただけの可能性もあり、明らかに伸びているような使用感はありません。洗濯後7時間程度で違和感なく再着用していたため、比較的乾きやすいと言っていいでしょう。


http://urx.space/SRQP

カラーは「09 BLACK」一色のみ。レディース展開のレギンスは、しばしば派手な柄のものを見かけます。中にはカッコいいものもあるのですが、オシャレに着こなすに少々ハードルが高い。まずは黒無地から始めてみましょう。

透けはあまり気になりませんが、ゼロではありません。テンションの掛かる膝部分はこのように肌が少し透けて見えます。写真を掲載するわけには行きませんが、試しに発色の強い赤のアンダーウェアを履いてからこちらを着用してみましたが、色が透けて見えました。

高機能を実感

さてエアリズムなので接触冷感は健在です。ただ、タイツ、肌と生地が密着しているためか、あまり寒いとは感じません。快適さを保ったまま、ムレなどの不快感はかなり軽減されていると言えます。

上記したように素材は様々ですが、そのどれもが「接触冷感」といって、着用時に冷感触を実感できます。こちらの「エアリズムUVカットパフォーマンスサポートタイツ」に関しては「エアリズムマイクロメッシュ」よりは冷感が少なく「エアリズムコットン」程度のやや控えめな冷感になります。

外気温20℃以下で汗をかくと、流石に汗も冷えるため冷感が増したように感じますが、それでも冷たくて寒いとまではいきません。これを利用して、汗で汚したくないウールのスラックス等の下に履くこともおすすめです。気軽に洗えないウール素材やハイブランドのアイテムなど季節を問わず通年使える着用期間の長さはコスパが高いと言えます。

タイツの感触で肌触りがフラットになるため、生地が揺れて気持ちいいとか、肌触りが好きで選んだアイテムは魅力が半減してしまうこともあるかと思います。薄いとは言えタイトなパンツの下に着用するのも限度があるでしょう。履けたとしても膝が曲げられないなど、可動に影響するものもあるため、お手持ちのパンツと合わせる際はご注意ください。

着圧による肉体サポートの効果は、疲れにくい実感があります。立ち仕事の筆者は仕事着の下に着用していましたが、脚の怠さがかなり軽減されました。ただ、女性用の「着圧ソックス」に比べると着圧感が弱い可能性があります。公式サイトのレビューコメントを見てみると、メンズ展開アイテムにもかかわらず女性購入者が非常に多いです。その中に「着圧感はあまり強くない。弱い。」と言った意見が散見されます。

しかしながらサポートタイツ初心者の筆者にとってはすさまじい着圧感でした。今でこそ慣れましたが、慣れるまでは「ぐおお……。」となりながら履いていましたから。「レディース向けも出して!」と言う声も多く見られるため、女性の方は今後のユニクロに期待しましょう。

またUVカットであることも機能的な特徴のひとつ。UVカット機能、以前は無かったためアップデートされた新機能です。屋外でのランニング等、幅広い活躍が期待できますね。

サポートタイツ故にサイズはきつくて正解

XS~4XLまでの8サイズ展開。この内XS・XXL~4XLはオンラインストアのみの取扱となります。またXSのみ別の商品ページとなっていますが、同一アイテムなのでご安心を。167㎝52㎏の筆者は、履けるのでSサイズを選択していますが非常にキツいです。「ヒートテックタイツ」のサイズ感など比べものにならないです。最初に履いた時こんなにキツくて大丈夫なのかと心配になりましたが、数日で慣れました。

ただ、試してみたいけど締め付けがどうしてもダメだと言う方もいるでしょう。着圧による筋肉のサポートを目的としているため、キツいのが正解なのですが「履くのが辛い、しんどい」と思うくらいならばサイズUPしてみてもいいでしょう。

基本的にはウエストに合わせてサイズを選んでみましょう。正直に言って着圧の関係上かなりキツいです。男性はあまりハイウエストで履くことはないでしょうが、あまり上まで上げると痩せ形の筆者でも腹まわりが苦しく感じるため、腰と骨盤の位置で履いています。ウエストサイズはヌード寸法、XSで66~72㎝、Sで68~76㎝、Mで76~84㎝、Lで84~92㎝、XLで92~100㎝、XXLで100~108㎝、3XLで108~116㎝、4XLで116~124㎝。

股下も長すぎず短すぎず、ちょうどいい長さに設定されています。裾が少し余ったとしても生地がたるんでだぶだぶになることは無いでしょう。XSで59.5㎝、Sで61.5㎝、Mで63.5㎝、L・XLで65.5㎝、XXL・3XLで66㎝、4XLで66.5㎝。

筆者はかなり細脚ですが、太もも、ふくらはぎに掛けてもしっかりと着圧を感じます。通販サイトのサイズチャートに表記はありませんが、筆者の実寸でSサイズの裾幅は9.5㎝、太腿幅は17㎝、となっています。

このスポーツユーティリティーウェアシリーズは「日常からスポーツまで境目なく使える機能性とデザイン性を備えた服」とされています。本来想定されるスポーツでの着用以外にも、立ち仕事など日常で身体を動かす場合にも活躍してくれる「エアリズムUVカットパフォーマンスサポートタイツ」。ファッションにも取り入れることができ、これで価格が1590円(+税)。コストパフォーマンスも高い優れものです。気になる方は是非チェックしてみて下さい。

ユニクロ/エアリズムUVカットパフォーマンスサポートタイツ

ユニクロおすすめメンズアイテムまとめはこちら↓

【177選】ユニクロおすすめメンズアイテムを買ってレビュー【2020】

2020.01.28

「ユニクロを使ったおすすめコーディネート集!」はこちらから↓

【76選】ユニクロを使ったおすすめコーディネート集!【メンズ】

2018.07.16
TAKUMA

この記事を書いた人

TAKUMA

身長167㎝ 体重51kg 靴25.5㎝

オシャレになって見た目も中身も磨きたいアラサー男子。人に見られることに臆さず自信を持って、胸を張って生きて欲しい願いを込めます。細身のシンプルなコーディネートが好き。さあ「脱地味」しよう。