2020年春夏SSユニクロUのセットアップを徹底解説

ユニクロUでも定番となっているテーラードジャケットとワイドフィットテーパードパンツのセットアップです。サラリと羽織るだけでサマになるのセットアップ。日常使いしてみて気がついたメリットを紹介します。

ジャケットについて

テーラードジャケットから見ていきましょう。まずシルエットはフォーマルなものとは違って、腰回りが絞られていないボックスシルエットでリラックス感を演出しています。

とはいえ、大きすぎず小さすぎないサイズ感です。筆者は170cm、58kgでMサイズと迷いましたがSサイズを購入。ここは好みがありそうです。

Sサイズで着丈70cm、肩幅44.5cm、身幅54cm、袖丈58.5cmです。また、Mサイズは着丈72cm、肩幅45.5cm、身幅56cm、袖丈60cmです。肩パットも柔らかく、ナチュラルな印象。軽いため着ていて肩がこりません。

ジャケットで高級感が左右されるのはラペル(襟)です。後述するツイル素材は、ハリもあり厚みがあるため高級感があります。ラペルの幅は標準的で違和感なく着用でき、ラペルホールもあります。ステッチを見せているのでここでもカジュアル感が演出されています。

フォーマルなジャケットとの一番の相違点はサイドポケットでしょうか。フラップがなく、外からつけたワークジャケットなどに見られるディテールで、ここでもカジュアルなアイテムとして使えるよう構成されています。実用性もバッチリで、スマホがスッポリと入ります。

スラックスについて

続いてスラックスについて見ていきます。ワイドフィットテーパードパンツと名前にもあるとおり、腰回りがワイドで裾に向かうにつれ徐々に細くなっています。

ウエストはゴムが入っておりSサイズで68~76cm、ヒップ103.5cm、わたり幅34.5cm、股上29cm、股下69cmです。股上が深く腰回りや太ももにゆとりがあり、動きやすいデザインです。これはオンスタイルのスーツとは異なる点のひとつですね。

これまでのユニクロUテーパードパンツにはベルトループがないものもありましたが、スラックスにはついています。また、ウエストの調整はゴムだけでなく、ドローコードを用いることも可能です。

ポケットはオーソドックスな5ポケット。ハンカチやスマートフォンも入りますし、ポケットに入れた物の形が生地に響きません。

裾の縫製もキレイです。裾幅18.5cmと少しゆるいですが、テーパードシルエットのおかげで足が長くキレイに見えるのが嬉しいです。

素材について

素材はポリエステル100%ですが、いかにも化学繊維といった様相は全くなく、ジャケットはツイル素材で厚みがあり高級感が出ています。触ると分かりますが、とても1万円を下回るアイテムだとは思えません。

ジャケットの裏地は摩擦が起こりやすいため、滑りをよくするものです。キュプラ等の高級素材を用いるものもありますが、裏地も表地と同じくポリエステル100%です。とはいえ、静電気は感じませんし、日常使いで滑りを感じないといったデメリットはありません。

ジャケットのボタンも高級感を左右します。プラスチックではありますが、まるで天然貝のようなイミテーション。つい1~2年前のユニクロUでも安っぽいプラスチックボタンを採用していたので、ユニクロの進化がうかがえます。

パンツは立ったり座ったりとストレスがかかるものですが、ハリのある生地のおかげか全くシワになりません。擦れにも強く、毛玉もできにくい素材です。また、センタープレスがしっかりしていて、長く使っても消えることがありません。

お手入れについては、ユニクロHPではドライクリーニングが推奨されています。試しにスラックスをネットに入れて家庭用洗濯機で洗濯してみましたが、全く問題ありませんでした。

汗をかきやすい夏もガンガン履きたいと思います。カラーは08ダークグレイ、09ブラック、69ネイビーの三種類で、価格はジャケットが7990円(+税)、パンツが3990円(+税)です。

籠屋@CU2moro

この記事を書いた人

籠屋@CU2moro

身長169.8㎝ 55kg 靴26.0cm

平日はスーツ、土日祝のために私服を買い漁るのが至福な日々。 「お金をかけずにオシャレを楽しむ」がモットー、家からユニクロまで徒歩5分が自慢。

Twitter