ユニクロとクリストフ・ルメール率いるデザイナーチームのコレクション「Uniqlo U 」。素材選びや縫製からデザインに至るまで、手間を惜しまず一からすべて創り上げ完成度の高いラインを実現。
クリストフルメール氏監修のハイセンス・ハイクオリティのアイテムが、ユニクロ価格で買えると高い関心を集めるこのコレクション。今回のコレクションではどのような進化を遂げたのか。
本記事では、実際に購入したアイテムを一挙レビューいたします。
目次
- ユニクロ「オーバーサイズモックネックT」1990円(+税)
- ユニクロ「コットンツイルワイドアンクルパンツ」3990円(+税)
- ユニクロ「オックスフォードシャツ」2990円(+税)
- ユニクロ「クルーネックT(半袖)+E」1500円(+税)
- ユニクロ「ショルダーバッグ」1990円(+税)
- ユニクロ「ワイドフィットジーンズ+E」3990円(+税)
- ユニクロ「ワイドフィットカラージーンズ+E」3990円(+税)
- ユニクロ「ノーカラーシャツ」2990円(+税)
- ユニクロ「スウェットプルパーカ(長袖)」3990円(+税)
- ユニクロ「サテンイージーパンツ+E」3990円(+税)
- ユニクロ 「ウールブレンドジャケット+E」9990円(+税)
- ユニクロ「ヘビーフランネルオーバーサイズシャツ」3990円(+税)
- ユニクロ「ウールブレンドワイドパンツ」5990円(+税)
- ユニクロ「メリノブレンドモックネックセーター」2990円(+税)
- ユニクロ「ダブルフェイスラップコート+E」レディース1万4900円(+税)
- ユニクロ「ブロックテックモッズコート+E」12900円(+税)
- ユニクロ「ヒートテックニットキャップ+E」1500円(+税)
- ユニクロ「バックパック」3990円(+税)
- ユニクロ「ソフトラムクルーネックセーター(長袖)」3990円(+税)
- ユニクロ「クルーネックT(長袖)」1990円(+税)
- ユニクロ「サテンブラウス(長袖)」2990円(+税)
- ユニクロ 「ヒートテックデオドラントソックス」990円(+税)
- ユニクロ 「メリノブレンドハイネックセーター(長袖)+E」3990円(+税)
- ユニクロ「ウールブレンドチェスターコート+E」1万2900円(+税)
- ユニクロ 「ブロックテックコート+E」9,990円(+税)
ユニクロ「オーバーサイズモックネックT」1990円(+税)

クリストフ・ルメールとのコラボシリーズ「ユニクロU」2017年AWのロングTシャツです。一番の魅力は、絶妙のシルエット。全体的には商品名の通り、今トレンドの「オーバーサイズ」。
Lサイズだと肩幅が55cm、身幅が57cmとかなりゆったりした作りで、体型がとても出にくくなっています。「細い」「太い」いずれの体型難を抱える人にもオススメです。首元はモックネックで、窮屈にならない程度に締まりがあり、袖の先端はリブになっています。
スウェットのように締め付けは強くありませんが、特に肩周りがゆったりしている分、先端が締まることで、対比的に美しいシルエットを実現しています。裾は厚めの生地ですが、リブではありません。着丈は69.5cm。身長178cmの筆者の腰がちょうど隠れる程度です。
素材は本体が綿100%、首元と袖先のリブ部分が綿79%、ポリエステル21%となっています。ヘビーウェイトの生地はツヤ感こそないものの、程よく落ち感があり、シワがつきにくくなっています。表地はなめらかでさわり心地がよく、裏地は若干の起毛感がありますね。
このTシャツ5色展開。「00 WHITE」「03 GREY」「09 BLACK」の3色は、ベーシックな色遣いではありますが、シルエットがステキなので、決して凡庸な印象にはなりません。一方で、黒の混じった「28 DARK ORANGE」の上品な大人っぽさも魅力的です。お財布と収納スペースに余裕のある方は、多色買いをオススメします。
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ユニクロ「コットンツイルワイドアンクルパンツ」3990円(+税)

ユニクロU2017秋冬コレクションの第一弾は良品が多いですが、特にボトムスの出来がかなり良いです。中でもオススメなのが、この「コットンツイルワイドアンクルパンツ」。
まずはシルエットですが、ウエスト周りはゆったりしていながら、裾に向かうにつれて細くなっていくテーパードシルエット。このおかげで、ワイドパンツながら非常にはきこなしやすくなっているのがポイントです。
コットンツイル生地ですが、ツヤと落ち感があり、綺麗なシルエット作りに貢献してくれています。しっかりとハリがありますが、シワが出にくい生地感ですね。
綿100%なので、もちろん家庭での洗濯も可能。スラックスのようにはけるボトムスですが、お手入れに気を使う必要はありません。
サイズ感はちょっと難しいので注意が必要です。ワイドパンツなのでウエスト周りなどはゆったりしているのですが、にしてもサイズ感が大きい。普段ボトムスはMサイズの私で、下から二番目の「76cm」サイズでジャストでした。
価格は3990円(+税)。是非チェックしてみてください 。
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ユニクロ「オックスフォードシャツ」2990円(+税)

「ユニクロU」2017年秋冬アイテムとしてリリースされたオックスフォードシャツは、デザインはきれいめですが、シルエットはリラックスした作りに仕上がっています。肩幅はMサイズで46.5cm、袖丈は61cm。アームホールはゆったりした作り。
また、着丈は76cmとかなり長めで、身長178cmの著者で、スラックスのポケットが全て隠れる程度です。襟がやや大きく、 また前身頃も長いため「ニットの下に着て襟と裾だけを出す」または「タックインしてジャケットやブルゾンのインナーとする」のがこのシャツの活かし方と言えそうです。
素材は綿100%。一般的なオックスフォードシャツがザラついたような生地感なのに対して、このシャツの生地は、若干毛羽立ったような柔らかな触感です。洗濯に際しては「ネット使用」推奨。
また、乾燥機の使用はNGです。シワがつきやすい生地なので、アイロンは必須。150℃までの中温が推奨されています。
このシャツはユニクロ表記で「35 BROWN」「01 OFF WHITE」「57 OLIVE」「69 NAVY」の4色展開。迷った際には「インナーとして使用する」前提で、どのアウターと合わせるかを考えると、答えが見えるのではないでしょうか。
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ユニクロ「クルーネックT(半袖)+E」1500円(+税)

015年秋冬からコラボが始まり、もはやおなじみとなりつつあるクリストフ·ルメール氏とユニクロの共同ラインであるユニクロUで本発売に先駆けて先行発売された半袖のクルーネックTシャツです。
秋冬シーズンになぜ半袖のTシャツって思われるかもしれませんが使い方次第でマストバイなアイテムになります。一番注目すべきなのは、豊富なカラー展開。
白や黒などのベーシックなカラーに加えて、発色のいいクリーム色やオレンジ色が展開されており、最近トレンドにもなりつつあるネオンカラーといういわゆる蛍光色が展開されているのです。
Tシャツのデザイン自体は普通なのですが、首元のバインダーと呼ばれる部分の幅が通常よりも広くとられているので、ネオンカラーを選んでクルーネックのニットの下に着ると首元からひょこっと顔をだして地味なスタイルにアクセントを加えてくれます。
素材はコットン100%でしっかりとした素材なのですが、あまりがさがさしておらず着心地も悪くはないです。ニットの下に着ても着ぶくれしません。
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ユニクロ「ショルダーバッグ」1990円(+税)

「ユニクロU」2017年の春夏に続いて展開している「ショルダーバッグ」。ボディバッグのように、体に斜めがけして使うものです。収納ポケットは2つついており、左右からファスナーで互い違いにオープンするようになっています。
ファスナーの取っ手の部分は円形の金具になっており、つまみやすいという機能的な利点もさることながら、デザイン的にもひと際存在感を放っています。また、やや大ぶりのエレメントがアクセントに。そしてその2本のエレメントの間のビニールはショルダーとつながっており、その質感がまたバッグ表面のデザインに貢献しています。
金具以外の表面の素材はすべてナイロン。とはいえ、ショルダー部分もペラペラではなくしっかりしています。内側にポリエステルの中わたが入っており、フカフカしています。汚れにくい点でも機能的と言えますが、もし汚れた際の対処法は「ふき取る」のみ、です。
収納力はほとんどありません。外出時に財布とスマートフォンだけを入れて、手ぶらで出かける時にちょうどいいサイズ、とお考えください。
色はブラック、オリーブ、オレンジ、ネイビーの4色展開。どの色もよいですが、脱地味を図るトレンド感で選ぶならオレンジがオススメ。コーディネートに際してはサコッシュ的に使うとトレンド感が出ます。
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ユニクロ「ワイドフィットジーンズ+E」3990円(+税)

一言で言うならばテーパードシルエットのワイドパンツ。ウエスト周りなどはゆったりしていますが、裾付近はしっかり細く作られています。裾に向かうにつれて自然にスッと細くなっていく、綺麗なシルエットです。
デニムに定評のあるユニクロなだけあり、今回のデニムも価格からは想像できないほどしっかりした生地感。生地は14.5ozで、デニム生地としてはごく一般的な厚さ。素材は綿100%で、ポリウレタンは混紡されておりません。
サイズ感については、大きめなので注意が必要です。今回のユニクロUのボトムスはどれもウエストに余裕がありますね。175cm65kgで普段パンツはMサイズを穿くこと多い私だと、最小サイズ「29インチ」サイズでジャストでした。
シルエットと生地感共に優れたアイテムですが、この他にも「デザイン」や「ディテール」といった面でもこだわりが見られるアイテムです。記事ではその辺りについても詳しくレビューしています。
価格は3990円(+税)。気になる方は是非チェックしてみてください。
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ユニクロ「ワイドフィットカラージーンズ+E」3990円(+税)

ユニクロUの2017年秋冬コレクションのワイドフィットカラージーンズです。
ウエストや太もも周りはゆったりですが裾の方はやや細身になり、スキニージーンズなどが履けない筋肉質な人でも余裕で履けます。裾に向かってやや細みになるテーパードシルエットなので、ルーズな印象は受けにくいです。
購入したサイズは84cmです。実寸でウエストが84cm。もも周りが33.5cm、裾の方は18.5cm、股下が68cmです。サイズがきつくて気にいるボトムスをなかなか見つけられない人にはぜひ履いてみてほしいです。
購入したカラーはNAVYです。実際の色はやや明るいネイビーで、黒に見間違えるようなダークネイビーではりません。ユニクロUの同じ日に発売されている、光沢感のあるコットンツイルワイドアンクルパンツやBLACKのワイドフィットジーンズと比べるとカジュアルな色味です。
色味的にカジュアルな印象があるので、単体では使いにくいアイテムです。おすすめしたい人は手元にある冬物がダークな印象のものが多く、その印象を和らげたい人にはぜひ一度見てほしいジーンズになります。3990円(+税)
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ユニクロ「ノーカラーシャツ」2990円(+税)

ノーカラータイプの上品なカジュアルシャツです。前身頃、後ろ身頃、袖、裾には、それぞれ幾何学模様を想起させる裁断があり、独特の印象を醸し出しています。また、基本的には比翼仕立てながら、一番上のボタンだけは見えるようになっています。
シルエットは、基本的には体のラインが見えない作りです。XLサイズで身幅54cm(筆者実測)。アームホールはかなりゆったりしています。
裄丈は81cmですが、肩幅は29cmしかないため、袖自体は少し短く感じられるかも知れませんが、身幅の大きさもあり、袖は手の甲にかかるくらいの長さになります。身丈は70cm。身長178cmの筆者のポケットの上部が隠れる程度です。素材は綿100%。肉厚でやや重く、ツヤと落ち感があります。
なお、着こなしに際しては首回りの寂しさのカバーが不可欠。白のタートルネックは好相性です。
また、裾幅の広さを踏まえると、5つある前ボタンの、下2つか3つを開けてみるのも一手です。裾に向かって前身頃が自然と広がるため、白のタートルネックと合わせた時に、その白が自然と見えて、黒シャツの重さが多分に軽減されます。この着こなしを前提とするなら、サイズはXXLがよりオススメ。
このシャツのXLまたはXXLは通販のみの対応なので、送料を含めると3715円(税込)となる点、ご注意ください。
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ユニクロ「スウェットプルパーカ(長袖)」3990円(+税)

ユニクロではメンズレディース問わず様々なパーカーが展開されています。そんな中で今最も選ぶべきパーカーはこちら、ユニクロU スウェットプルパーカ(長袖)3990円(+税)。
まずフードが異様に立つことが特徴です。ユニクロのパーカーはどれもフードの作りがよく、立ち上がりやすいのですが、こちらは群を抜いています。八頭身という言葉が表す通り頭が小さいことはスタイルをよく見せるうえで重要です。
顔周りに厚手生地のフードがあることで対比により小顔効果が生まれスタイルが良く見えるのです。またかなり生地が厚いので体型が出にくいです。とは言え動きやすさは立体的なシルエットによって確保されており、二段構えのスタイルアップ効果があります。
サイズは167㎝、51㎏の筆者でLサイズを選択しています。もともと立体的な作りで身幅に余裕はあるのですが1サイズupしており、落ち感を増しています。着丈が長くなり、腰位置が隠れることで更にスタイルが良く見えます。
裏地は起毛しており、発売時期である現在、日中は少々暑いくらいです。ブラック・ホワイトは定番色で使い勝手がよく万人におすすめできます。コーデが難しくなりますが、オレンジはトレンドカラーであり冬の脱地味コーデに活躍が期待できます。
パーカーなのですでに持っている方は無理にすすめませんが、確実に世界一のコスパ、作りのパーカーです。
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ユニクロ「サテンイージーパンツ+E」3990円(+税)

ルメールとのコラボであるユニクロUの中からメンズも使用できるサテンイージーパンツ+E(レディース、3990円+税、ネイビー)をご紹介します。本アイテムは腰部分がゆったりし裾に向けてテーパードしているゆったり感のあるイージーパンツです。
生地はサテン織りのレーヨン素材を使用していて、そのツヤ感は強烈です。また着用すると上から下までストンとした落ち感があり、また歩くとその動きに合わせてできたドレープが動くことで、とても優雅な動きをします。
そのツヤ感ドレープ感は遠目にもわかるレベルのものです。レディスアイテムであるためサイズを選択するときには、実際に数サイズを試着して比較することをオススメします。
本アイテムがレディース用であることを見抜かれたことは今のところありませんので、その点に関してはあまり心配しなくてよいでしょう。メンズでこれだけのツヤ感、落ち感のあるアイテムはお目にかかったことがありませんので、興味を持たれた方は試着してみてください。
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ユニクロ 「ウールブレンドジャケット+E」9990円(+税)

ボックスシルエット、太めのラペル、そしてパッチポケットと、ほどよくリラックスしたゆるめのジャケット。素材は、ウールにポリエステルを混紡し平織りにすることで、ユニクロが提唱する「ライフウェア」を見事に体現したジャケットに仕上がっています。
ただし、サイズ選びには注意が必要。身長174センチ体重66キロの筆者の場合、Sサイズがいわゆる「ジャスト・サイズ」。肩幅がちょうどよく収まり、羽織るとIラインのシルエットが作れました。
続いてLサイズ。ビックシルエットになりトレンドを押さえた印象をつくることが可能ですが、Yラインをつくれるほど大きいわけではなく、少し中途半端に。結果的には、Mサイズを購入しました。
Mサイズは肩や身幅に多少余裕があるものの、ジャケット本来のよさが存分に出ていて、一目で「美しい」と思えるシルエットに。「このサイズがオススメ!」ではなく、「どう使いたいか」によってサイズを選ぶといいでしょう。
9990円(+税)はユニクロにしては高いのですが、対で発売されているパンツと合わせて気軽にセットアップが楽しめるのでオススメです
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ユニクロ「ヘビーフランネルオーバーサイズシャツ」3990円(+税)

インナーとしてだけでなく、10月のライトアウターとしても活躍してくれそうなネルシャツです。一番の特徴は、名前の通り“オーバーサイズ”である点。ゆったりしたトレンド感のあるシルエットです。
そしてサイズ感だけでなくデザイン的にも、アウターとして使うことを想定された作りになっています。
身幅はかなりリラックス感があり、アームホールも太め。袖丈は数字だけを見ると一見短そうですが、それは袖の始点がそもそも肩より下だからで、実際に腕を下した時に袖口が親指の付け根くらいまで来ます。
首回りは不思議とフィット感があり、一番上のボタンだけを開けて着ても首元が広がらず、だらしない印象になりません。着丈はユニクロの一般的なシャツと比べても随分と短め。裾には前後それぞれ6cmのサイドスリットがついています。
重みのある生地感と相まって、裾がストンと下に落ちるような見え方になります。生地は起毛感少なめで肉厚のコットン。かなり暖かいです。また、このシャツには左胸と内側の両サイドにポケットがあります。
東京都内であれば、10月の間は1枚でアウターとして十分使えそうです。その他、謎のデザインも含め、なかなかに興味深いアイテムです。
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ユニクロ「ウールブレンドワイドパンツ」5990円(+税)

ユニクロ初のウール配合のワイドパンツ。裾の縫い目がミシン縫いで、脇が「巻き縫い」という硬い素材になっています。裾直しの際にまつり縫いを頼んで解決できます。
これまでのユニクロのワイドパンツはチノ・デニム・ポリエステル素材のものしかなく使いにくいものがほとんどでしたが、ウールが使われていることで、これまでカジュアル寄りだったワイドパンツよりも格段に使いやすいです。
ウエストをジャストサイズで選ぶと少し緩いだけの「学生の腰パン」になってしまうので、サイズは大きいもの(ウエスト85cmなど)がオススメ。小柄な方でも裾のお直しをすれば問題なくはけます。
ウエストゴム・紐がないため、シルエットはベルトを使わなければ調整できないのが難点。値段の高いワイドパンツと比べると落ち感・ストレッチ性など質は落ちますが、それでも使えることに変わりありません。
徐々に世の中に浸透してきたワイドパンツを5990円(+税)という安めの価格帯で買えます。この機会にぜひ挑戦してみてほしいアイテムです。
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ユニクロ「メリノブレンドモックネックセーター」2990円(+税)

全体的にゆったりしたシルエットが特徴的なユニクロU2017年秋冬のコレクション。その中でもこのニットは、細部にまでこだわりを感じさせるデザインと、ハイクオリティな生地を高コスパで展開するユニクロの魅力が見事に融合しています。
まずデザインについて。モックネックの首回りは、ネック部分が締め付けない程度に肌にフィットし、首元をピシッとした印象に見せます。一方、袖と裾については一般的なニットと異なりリブになっておらず、その分袖も裾も短め。裾はサイドスリットが入っており、カットソーのような仕様です。
シルエットは程よいゆったり感。アームホールは細く、きれいめな印象です。さらにリラックス感を強調したい方には、通販限定のXLまたはXXLサイズをオススメします。実際XXLサイズは人気で、発売からわずか1日足らずで完売した色も出ています。
生地はユニクロが世界に誇る「エクストラメリノファインウール」のテイストを反映したハイゲージ。大人っぽさを感じさせます。ただし化繊混紡のため、毛玉ができやすい点においては注意が必要です。
色は4色展開。いずれも生地感の良さと相まって、実に素晴らしい発色です。「OFF WHITE」と「BLACK」はベーシックな色ではありますが、デザインゆえに凡庸な印象はありません。一方で、単体で見た時に、「DARK GREEN」「BLUE」の色味がとても魅力的です。是非手に取って、その美しさを実感していただきたいところです。
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ユニクロ「ダブルフェイスラップコート+E」レディース1万4900円(+税)

2017秋冬のユニクロUコレクションのレディース向けダブルフェイスラップコート+E レディース Lサイズ、黒、1万4900円(+税)です。ラップコートはコートの前面をとめるボタン、ファスナーなどがなくベルトで締めるものをいいます。
このアイテムも前面をとめるのはベルトを使用します。ボタンが2つ付いていますが、このボタンのとめ方によって前身頃の生地の自由度が変化し、さまざまな表情を楽しむことができます。ボタンをとめず、ベルトを締めないパターンが前身頃の生地が最も自由に動く着用パターンです。
前面の生地のドレープ感や裾がなびく状態でエレガントな生地の動きが楽しめます。ボタンを2つともとめてベルトを締めると各パートの生地の自由度が最も低い状態になります。この状態では生地のドレープ感や動きは楽しめませんが、コートの形状通りにキッチリ感がある着こなしができます。
この着用パターンがいくつも変化するという特徴は、定番のステンカラーコートやチェスターコートにはない、ラップコート特有のものです。メンズが着用できるラップコートの良品は貴重ですので、ぜひユニクロUの本アイテムを手にとってみてください。
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ユニクロ「ブロックテックモッズコート+E」12900円(+税)

先日発売されたユニクロU2017秋冬コレクション第二弾。そのアウターの中でも特にオススメなのが「ブロックテックモッズコート」です。
シルエットはビッグシルエットで、ゆったりしています。丸みを帯びつつ、裾に向かうにつれて広がっていく、バルーンシルエット。トレンド感もあって面白いですが、「サイズ」選びが難しいので注意が必要です。普段アウターはMサイズでジャストな私で、Sサイズでもかなりのオーバーサイズ。
生地は綿100%のコットンツイルで、ハリがあり、シルエットが崩れません。あまりザラザラしておらず、滑らかで艶がある生地感。「ブロックテック」なので、機能面も優秀。撥水性もしっかりあります。
カラーバリエーションも魅力的で、「黒」や「グレー」などといった大人っぽい印象のカラーも展開されています。定番の「カーキ」も、よくあるミリタリー調の色味ではなく、ダークトーンでシックな色味でした、
サイズ感には注意が必要ですが、かなり完成度が高いアイテムに仕上がっています。ぜひチェックしてみてください。
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ユニクロ「ヒートテックニットキャップ+E」1500円(+税)

2017秋冬のユニクロU からヒートテックニットキャップ+Eをご紹介します。ここ最近ネオンカラーを取り込むことがトレンドの一つになってきています。2017秋冬のユニクロUでもネオンカラーが取り入れられていて、このニットキャップにはオレンジと黄色というネオンカラーのアイテムが展開されています。今回はネオンカラーの中からオレンジ色のニットキャップのご紹介です。
ニットキャップの下部のロールアップ部分はリブになっています。またロールアップ部分が長く2回ロールアップするようになっています。この2回のロールアップの巻の幅を変えることで、キャップ自体の深さが変化し、深くかぶったり浅くかぶったりいろいろな被り方に対応可能です。
コーディネートにオレンジのニットキャップを取り入れる場合には悪目立ちしないように、他のアイテムはモノトーンやダークカラーで落ち着いた色味にして、キャップとその他数点の小物のみ小さい面積で活用しましょう。これで、脱地味化ができ、他者とは差別化したおしゃれを楽しむことができます。1500円(+税)
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ユニクロ「バックパック」3990円(+税)

ユニクロU2017年秋冬のバックパックです。公式ウェブサイトの画像では、端正であるがゆえに無機質な印象のあるバッグですが、実際は表情があって親近感のある質感。それでいて機能的です。
表地はナイロン。撥水性は期待できませんが、洋服との日常的な摩擦には強いです。そして全体にポリエステルの中綿が入っており、底面と背面は比較的厚め。ただ「比較的厚め」と言っても絶対的には薄手なので、クッション性は少々頼りないです。一方で、ショルダーストラップは頼りがいのある厚さです。
サイズは縦43×横33×幅19cmと小ぶりではなく大容量です。フタの部分のファスナーと取っ手は生地と同色で、利便性の高いダブルジップ。フタをフルオープンすることができるため、モノが出し入れしやすくなっています。
バッグの内側には縦18×横20cmのポケット。そして背中側、左手にペットボトルホルダーならぬ縦30×横10cmの“ペットボトルポケット”がついています。
色は「09 BLACK」「24 ORANGE」「57 OLIVE」「69 NAVY」の4色展開。いずれもナイロンの生地特性とマッチした鮮やかな発色。写真は「69 NAVY」です。3990円(+税)
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ユニクロ「ソフトラムクルーネックセーター(長袖)」3990円(+税)

ニットにも良品が多かった、2017秋冬ユニクロU第二弾。その中でも、他とはまた少し違った魅力があるのが、今回ご紹介する「ソフトラムクルーネックセーター」です。
ユニクロ定番の「ラムウール」素材のニットですが、シルエットや生地の色味などが工夫されており、通常ラインには見られないアイテムに仕上がっています。
シルエットはトレンド感あるオーバーサイズで、身幅と袖がかなり太めに作られているのが特徴的。肩もドロップショルダーになっており、ゆったりした雰囲気です。サイズ選びは少し難しいですが、詳しくは記事で解説しています。
さらに、特筆すべきは「色」について。無地のカラーをベースに、その上にいくつかのカラフルな色が浮いているような、幻想的なカラーリングになっています。
生地はラムウールが100%使用されています。肌ざわりがあまり良いとは言えないのが少し残念。お手入れについては、家庭での洗濯も可能です。
価格は3990円(+税)になります。気になった方は是非、チェックしてみてください。
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ユニクロ「クルーネックT(長袖)」1990円(+税)

2017年秋冬のユニクロUは総じてゆったりしたシルエットが特徴的ですが、このロングTシャツもまた同様です。肩の部分はドロップショルダーになっており、身幅もたっぷり。体型が見えにくくなっているので、細身体型の方、または中年太りの方にこそ強くオススメしたいアイテムです。
ディテールについて簡単に。首回りは商品名の通り「クルーネック」ですが、一般的なクルーネックよりもすっきりしています。裾にサイドスリットはないものの、身幅がゆったりしている分、腹回り次第ではありますが、基本的にストンと落ちて腰のラインが隠れる仕様です。袖口にはロングTシャツにしては珍しくリブがついています。締め付けが弱めのリブではありますが、手を下ろした時に親指の付け根あたりで袖が留まるので、だらしない印象になりません。
生地はヘビーウェイトの100%コットン。商品としては「肉厚」を謳っていますが、実感としては薄手。ラフな触感ではあるものの、意外に着心地は良いです。なお、ヘビーウェイトのコットンと言えども、洗濯に際してはネット使用推奨です。
色は6色展開。生地にツヤ感がないため、どの色も落ち着いた印象です。今期のユニクロUのトップスはリラックスシルエットが多いため、XXLサイズが真っ先に欠品する傾向にあります。実際、BLACKとPURPLEは10月12日時点で既に完売。気になる色は早めに押えておく方がよさそうです
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ユニクロ「サテンブラウス(長袖)」2990円(+税)

今回は今季先日発売されたユニクロユーのサテンブラウス(レディース)をレビューします。
生地はレーヨン100%のサテン織り。上品なつやと光沢感、滑らかな肌触りで安っぽさはまったくありません。とても美しい生地です。ですが残念なのはボタンがプラスチックなところ。同色で目立ちませんが、気になる方は付け替えてみるのもおすすめです。
肩幅や着丈はゆったりとした作りなので首周りを合わせましょう。
そしてポイントはキュートな袖。ギャザーが入っていて、ボタンを付けたまま捲くるとパフスリーブのようなシルエットが楽しめます。
注意すべきは洗濯時。手洗い推奨ですが、洗濯機を使う場合は必ずネットに入れてアイロンを。
カラーはオフホワイト・ベージュ・オリーブ・ネイビーの4色展開。色味がある方が光沢感がよりわかりやすいです。
お値段2990円+税。この質感でこの値段なら十分「買い」な一品です。新たなシャツのバリエーションを増やしてみませんか?
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ユニクロ 「ヒートテックデオドラントソックス」990円(+税)

ユニクロUから発売された「ヒートテックデオドラントソックス」です。
真冬の防寒に使えるようにハイソックスになっていて、ひざ下まで温かいです。保温はもちろん、ユニクロのヒートテックは発熱機能もあるので、つま先の冷えにも対応できます。
また抗菌。消臭機能も備えているので、飲み会で座敷に上がったときにも嫌なニオイが気になりません。
色は白・黒・オレンジ・黄色の4つ。無難に白や黒を選ぶのも良いですが、冬のダークトーンが多めのコーデに、オレンジや黄色のネオンカラーを足してあげるのも面白いと思います。
2足で990円ですから、コスパ的にも優れています。意外と目立つ足元に、脱地味の意味も込めて、ぜひ使ってみてください。
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ユニクロ 「メリノブレンドハイネックセーター(長袖)+E」3990円(+税)

ユニクロUの2017年秋冬コレクションのメリノブレンドハイネックセーター(長袖)+Eです。
首の半分程度まであるハイネックが特徴で首元が寂しくならず、丸首やタートルネックといったニットはよくあると思いますが、メンズでハイネックのニットはあまりないので差別化がしやすいです。
ミドルゲージで表面に凹凸があり、生地の厚みも十分にあります。素材はポリエステルが50%、毛45%、ナイロン5%です。
購入したサイズはLで174cmの私でちょうどよく丈は67cm。お尻が半分ほど隠れるサイズなので、体型を綺麗に見せやすいです一方で、すそのリブは普通のニットと同様にあり、動いていると着丈が上がってくるところが少し気になりました。
色はブラウンを選択しています。赤の色見が強いブラウンなので秋に使うのにちょうど良い色見です。
秋口はトップス1枚使っても良いですし、冬にはコートのインナーに使えるニットです。3990円(+税)
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ユニクロ「ウールブレンドチェスターコート+E」1万2900円(+税)

2017年秋冬でも展開されたユニクロユーのチェスターコート。通常のチェスターコートとは違い、カジュアル感を適度に織り交ぜた大変着まわしやすいアイテムになっています。
まずはポケットにテーラードジャケットなどにみられるような、雨蓋となるフラップポケットがついておりません。さらにかなりビッグサイズで展開されており、シルエットもゆったりしているので着心地も圧迫感がなく快適です。
公式ページに書いてあるような防寒性はあまり無いものの、サイズにゆとりがあるのでインナーに着込んでしまえば問題ありません。このサイズ感のおかげでインナーの選択肢が広く、様々な着こなしを楽しむことができます。
丈も通常より長めで、普段のサイズ間で着用すると膝を覆う程度になります。いつもよりワンサイズ下げてもまだゆとりがあるぐらいでしょう。
首元の襟の内側にボタンがついていたり、ドロップショルダーになっていたりと色々とデザイン性のある面白いチェスターコートです。1万2900円(+税)
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ユニクロ 「ブロックテックコート+E」9,990円(+税)

ユニクロが誇る高機能素材『ブロックテック 』のコート。防風・透湿・撥水性の高さが特徴で2016年秋冬モデルと比べて機能性が増しています。特に撥水性の高さはかなり上がっています。
デザインがトレンチコートからステンカラーになり、より使いやすい形に。襟のボリュームが出ることで小顔効果に繋がります。オススメの色はブラウン。実物はピンクベージュで珍しい色合いです。
ただし、より大きいサイズになったことで小柄な方だと膝下丈になってしまいます。透湿性を上げる要因の脇の穴が目立ちやすく、背面の穴は人から指摘される可能性もあります。ポケットの収納スペースが狭くなっているのも不便です。
とはいえ9990円(+税)と安く、レインコートとしての機能性がかなり高いアイテム。
小柄な方にはオーバーサイズなので着こなしが難しいですが、工夫をすれば身長が低くても着れます。『ユニクロからの挑戦状』だと考えて、自分流の着こなしを模索してほしいアイテムです。
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