元エルメスのディレクターであるクリストフ・ルメール氏がデザインチームを率いている「ユニクロU」、2018年の秋冬のコレクションが9月14日に発売開始されました。今回の記事ではこの中から「ベースボールキャップ+」をご紹介します。
オーソドックスで使いやすいキャップ
本記事トップの写真の通りこのアイテムは極めてオーソドックスなベースボールキャップです。
(左側:本アイテム、右側:ノーブランドのキャップ)
筆者が所有している他のベースボールキャップと比較した写真です。右側のものは若干幅が細く見えるものの、これはツバの湾曲状態によるもので、着用して頭になじませると、外形の形はほぼ同じです。

頭部は6つのパーツを縫い合わせて構成されているオーソドックスな6パネル構造です。1パーツに穴がひとつあり、合計6個の穴があります。頭頂部の天ボタンという突起物がない構造です。

キャップのツバは湾曲しています。湾曲しているキャップとしては湾曲が弱めです。湾曲は好みに応じて変形させることができます。ただし、完全にフラットにすることは難しいため、フラットなツバが好きな方は、このキャップは避けたほうがよいでしょう。

ツバの裏側、キャップの内側は、表側と同じ色(本品はネイビー)になっています。ツバの表と裏が同色で切り返しがないため、デザイン要素が少なくシンプルなデザインと言えます。頭にかぶる部分の前2面が型くずれしないように補強されているキャップもありますが、このアイテムはこのような補強はなく、すべての面が柔らかい構造です。
これまでに説明してきたとおり、本アイテムは特にこれと言った特徴がない極めてオーソドックスなベースボールキャップです。1990円(+税)というリーズナブルな価格設定ということもあり、キャップをかぶってみようかなと考えている初心者の方に特におすすめです。また、筆者はネイビーのキャップを持っておらず、かねてより探していたため、このアイテムを購入しました。このように2個めのアイテムとしてもおすすめします。
カラー展開とベルト部の色
カラーはブラックとネイビーの2色展開です。筆者はネイビーを購入しました。

カラー展開で一つ残念なことは、ブラック、ネイビーともにベルト部分が黒だということです。ブラックは本体・ベルト部ともに同じ色ですが、ネイビーは本体とベルト部で色が異なります。色の切替えはデザイン要素となってしまうため、シンプルなキャップが欲しい場合はできるだけベルトも同色のものを入手したほうがいいです。
筆者はネイビーのキャップを探していて、ネイビーとベルト部の黒で色差が小さいことから、このデザインでも良しと考えて購入しました。
サイズ感・素材・洗濯について

サイズはONE SIZEで「~59cm」と表記されています。キャップの後頭部部分がフックの形状になっており、この写真の左側のベルト部分がゴムです。サイズの調整はゴムの収縮で行う構造であり、長さを調整する機構はありません。ゴム部分は、通常2cm程度で引っぱることで最大5cm程度まで3cm伸びます。なお右側のベルトは収縮しません。頭の周りが57cm程度の筆者の着用感は、若干ゆとりがあるもので、着用時にゴムは伸びていません。

素材は綿100%です。コットン素材らしく自然で柔らかい質感です。ツヤ感はありません。洗濯は手洗いのみ可能です。洗濯不可表記のキャップもありますので、手洗いできるのはうれしいところです。本アイテムはオーソドックスなベースボールキャップであり、キャップをかぶってみようかなと考えている初心者の方に特におすすめです。価格は1990円(+税)です。
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