2019年秋冬ユニクロUの「ブロックテックオーバーサイズコート」はトレンド×機能性でマストバイ!

ユニクロ品質と価格でトレンドを楽しめるユニクロU。今回は2019年の秋冬コレクションの中から機能性とトレンド性がハイレベルでマッチしているアイテム「ブロックテックオーバーサイズコート」を紹介。パッと着てサマになるマストバイなアイテムに仕上がっています。

素材と生地感

素材構成はポリエステル67%、毛33%。こちらは単なるポリエステルと毛の混紡素材というわけではなく、「ブロックテック」機能を有した生地となっています。ブロックテックとはユニクロオリジナルの名称ですが、防水・防風・透湿機能を有した素材。

外側からの風や水は防ぐけれども内側の湿気は逃がしてくれる、高機能素材です。「屋外は寒いけれども建物などに入ると暖房が効いていて暑い」などという時に汗で蒸れてしまうことを防いでくれる、寒暖差の激しい現代のライフスタイルにマッチした素材といえます。

ブロックテック素材のアイテムはいくつも出ており、いままでユニクロUでもブロックテック素材のコートは出ていました。ただし、今回の一番の特徴は、毛の混紡素材となっていることです。

これまでのブロックテックコートは、正直、ぱっと見の化繊感がどうしてもありました。しかし、本アイテムは33%の毛が混紡され、またツイル素材とすることで、その点が解消されています。

(初期のユニクロUのブロックテックコート/見た目はかなり頑張っていたがシャカシャカ感があった)

見た目だけではく、触り心地も化繊感はなく、言わなければ化繊混紡とわからないでしょう。以前、ブロックテックではない綿素材・ツイル生地のユニクロUのコートがありましたが、見た目は遜色ないレベルとなっています。

デザインとシルエット

デザインはベーシックなステンカラーコートですが、丈感が長め。オーバーサイズと名称にある通り、肩の落ちたラグランスリーブデザインに膝下までくるサイズ感となっており、トレンドライクな仕上がりとなっています。

ボタンは比翼仕立てとなっており、両サイドにサイドスリットのポケット。基本に忠実なステンカラーコートですが、ツイル素材のため、表に織りの凹凸があり、着ていると陰影から自然と表情が生まれます。

ボタンも水牛調のデザイン性あるものが採用されており、細かいところまで手を抜かれていないのがうかがえます。

防寒性については、生地の厚みはそこそこというところですが、ブロックテック機能を有していますので、秋冬兼用でいけるでしょう。ただ真冬にこれ一枚では厳しいかと思うのでインナーで調節するといいと思います。

サイズ感とカラー展開

カラー展開は、ブラック、ブラウン、ブルーの三色展開。奇抜な色はありませんが、どれも良い色合いです。ツイル素材のため、黒でものっぺりした印象にはなりません。サイズ感は基本的にオーバーサイズなつくりとなっています。

筆者は通常のユニクロ、GUだとMサイズがちょうどくらい。こちらもMサイズでちょうどいい感じでしたが、リラックスしたサイズ感を味わいたいため、ワンサイズ上げてLサイズとしました。通常のサイズ感か、好みでワンサイズ上げてもいいでしょう。

ちなみに表地はほぼウールなツイル素材となっていますが、裏地は防水・防風のためのシームテープが貼られています。袖口を大きくまくると、このシームテープが見えてしまうので、サイズアップする際は袖丈にご注意を。

定価は1万7900円(+税)。現在、値下がりし9900円(+税)と破格になっているので、店頭で見かけたらぜひチェックしてみてください。

Nazy

この記事を書いた人

Nazy

身長170cm 体重65kg 靴26-26.5cm(コンバース・オールスターは26.5cm)

アラサーからアラフォーになりつつある、シンプル&ベーシック好き。 「地味過ぎず」「行き過ぎない」でどう差別化するのかを楽しく模索中。 人見知りの人好き。根はインドア。ファッションを好きになり、ちょっとアクティブになれたことに感謝している。